エイベックス松浦社長の脅迫事件は如何に

2008/11/07

 音楽業界大手、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長利益供与と監禁、脅迫事件(まだ逮捕されていないので事件とは言わないかも知れないが)についての続報。音楽業界は小室哲也の詐欺事件で大騒ぎだが、これとてブラックメディアの世界では前々から語られていた話。大手紙も今知ったような顔をしているが、本当は知っていた。人権問題やプライバシーに配慮して取り上げなかっただけ。

 Xデーだけが問題だった。それはともかく、Xデーが来た時、それ以上に批判の矢が向けられそうなのが、松浦勝人社長の問題である。関係者の話を総合すると今回、監禁脅迫した株主に質問の対価として金を払ったにも拘らず、再度質問状を持って出席した事が許せなかったらしい。

 確かにその株主も一度金を貰ったら、同じ問題で、再度、金を取ろうとするのはよろしくない。ところが、実際にはその株主の質問に対して、裏で闇組織に莫大な金が流れたそうであるが、株主には数百万しか届かず、それが不満で再質問に繋がったらしい。
 終った、と思った話が蒸し返されれば誰でも面白くない。そこで松浦社長はI会三次団体組長に頼み、総勢八名で「食事をしよう」と騙して誘い出し、監禁、脅迫したらしいのだ。これらの全てを当局は掌握している模様だ。松浦社長はまだ若いせいか、一部上場の社会的責任や重み、というものを全く理解していないものと思われる。

 エイベックス広報室の対応もおかしい。「論評社の問題はお礼参りと考えています」というなら、それなりの対応を当局に取ればいいだろうし、「右翼からマリファナを吸っている等と事実無根の脅迫を受けた事がありますが、全て撥ね退けました」と週刊金曜日の質問には答えているようであるが、どのように撥ね退けたのだろう。右翼がこの件で逮捕されたという話は聴かないし、事実無根の街宣を右翼がしたのであれば、右翼は威力業務妨害、名誉毀損、脅迫等で逮捕される筈である。それが毅然とした態度というのではないか。

 また当局に相談、報告している、というが株主等は事情聴取を受けた気配もないというから、実際には毅然とした態度を取っていないのではないか。その根拠は株主が出した質問の中の幾つかの中で重要な部分が、事実無根でないから、という事になるのではないか。もう一つは裏社会でつとに知名度が高い安藤英雄なる人物の名が妙に出回っている。金の配り方に問題があるのだという。

 

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