平畑眞一という男いったい何者なのか | ||
情報産業労働組合連合会(以下『労連』=千代田区神田駿河台3-6全電通労働会館5階・津田淳二郎委員長)が、組合員の積み立てた年金共済保険料を無断解約したのは平成5年のことだった。 そもそも、組合員に無断で保険料を解約し、事もあろうに先物取引なんぞという博打に注ぎ込んだのだから、言い訳の余地は無い。 先ず、発端は東邦生命の元取締役=平畑眞一だ。何を隠そう、労連に先物取引の儲け話を持ち込んだ張本人である。 恐らくこの時点で、元理事長は『得』こそすれど、『損』をするようなことはないと高をくくっていたに違いない。万が一のことがあっても平畑が全責任を負うのだから、300億円の元本は全く心配ない、と考えていたのだ。 |
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博打で擦ったカネの穴埋めに労組のスト資金を差し出す | ||
そこで労連は身内であるNTT労組に泣き付き、東京労働金庫にストライキ資金を担保として差し出して245億円の融資を受け、東邦生命に返金。このスト資金は、組合員がストライキに入った際、その間カットされる組合員の給与を補償するためのものである。 この先物取引を行った会社、前出の民間信用調査機関が「問題無し」とお墨付きを与えた会社は一体どこなのか。 ここで幾つかの疑問点が生じてくる。 この推測が正しければ、平畑はなぜ300億円を保証することができたのか。まさか彼のポケットマネーではないだろうし、東邦生命がそれを保証する筈も無い。先物取引で必ず儲かるという前提がそこにはあったのだ。 |
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中島の存在と、ペーパー会社「オキスク」が意味する物とは? | ||
逆に、元本の保証が無かったとしても問題は残る。 さて、このような被害に遭っているのは、実は労連だけではない。全日本自治団体労働組合(以下『自治労』)も同様だ。 そういえば、この自治労に東ゼネを紹介したのも平畑だというから、この男、典型的な〇〇師だ。現在では東ゼネの子会社であるティージーアセットマネジメント社長に就任している。上客(別名=カモ)を紹介し、多大なる利益を齎した事に対する東ゼネ飯田社長流のお返しって事だろう。 |
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