政治団体名義で住所録を閲覧
次は健康食品で儲けようかなぁ。
(山本和憲)

 (株)VIPもやっと危機意識を持ち始めたのか、最近のうろたえ様は尋常ではない(今さら慌てても遅いんだけどね)。当紙に対して4度目の仮処分を裁判所に申請したのだ。
 とは言っても、当紙は今まで司法が下した仮処分決定の内容を遵守してきたのだから、何度も申請する必要は無いのだが、今頃になって危機意識を持ち始めたVIPにしてみれば、自らが重ねた悪事の数々を棚に上げてでも、とにかく裁判所に泣き付くぐらいしか術が無いのだろう。
 前記のとおり、当紙は、日本国内に於いて活動する以上、日本国の法規を遵守する事は当然であるから、司法が下した決定は甘受することを基本姿勢としている。
 だが『顧みて他を言う』(答えに窮した時に左右の者を見回し、関係のない他のことを言って誤魔化す)が如き訴訟の乱用・悪用を繰返すVIPのような連中には、毅然とした態度で臨むことにしている。
 VIPがどんなに奇麗事を並べたところで、奴らの営業行為が訪問販売法及び東京都消費生活条例施行規則に抵触していることは同業他社(業界人)なら誰もが認めているところで、公権力を伴なう正式な捜査や調査が入れば、必ずやその実態が明らかになるであろう。
 判断力が鈍った老人を対象にしたり、反応があると思った客には強引に脅しすかしを入れたり、それでも駄目なら何時間も監禁状態にして相手を疲れさせてOKさせる。二束三文のくずダイヤを原価の数十倍で売りつける。そんなやり方が訪問販売の代表的手口である。
 若者に電話でアポイントを取る際の貴重なデータとなる名簿は、役所で入手されることもある。奴らは架空の政治団体を名乗り、或いは政治団体の名義を借りて「20代の青年の意識調査をしますので名簿を見せてください」と役所に出向いては、住所録から住所氏名等を引っ張り出すのだ。

 VIPやサンミッシェル南青山では、当紙が苦言を呈してからは昔ほどの阿漕な行為は減ったと聞く。しかし身内からの情報では、両社の代表=山本和憲くんも、今のところまだまだ意気軒昂(強がりも含む)というから、喜ばしい。
 良い事だよ、山本くん。人生は健康が一番だよ。若い時は健康も水も平和もタダと思いがちだけど、命に限りがあることを悟る歳になってくると、健康の有難さが骨身に染みるよね。
 おもしろいことに、時々こうして山本くんへの叱咤激励と反省を求める記事を書くことによって、業界全体への警鐘にも繋がっているのだ。身に覚えのある悪徳業者にとっては、当紙の追及を単なる対岸の火事とも言っていられないのだろう。
 何はともあれこの業界、本当に悪党が多すぎる。

 
 オーツーアイ企画飯塚正治の大罪
次は何で儲けようかなぁ。
(飯塚正治)

 さて、オーツーアイの倒産数ヶ月前の事実上のオーナーだった飯塚正治が、いよいよ馬脚を表した。自分が依頼した弁護士にまで嘘をつくのだから、依頼された弁護士もたまらない。もし弁護士主導でこのような回答がなされていたならこれは懲戒ものである。それでは飯塚の嘘を暴いてご覧に入れよう。

 確かに飯塚は当時オーツーアイの表向き経営者ではない。部下の奥寺正明がその代表取締役(表向き)を務めており、飯塚はJTA(ジャパン・トラスト・アソシエーション)の代表取締役だ。
 飯塚は倒産する2ヶ月前から、オーツーアイで釣り上げたオーダー(入会者)を第四事業部長の落合直人に命じて、傘下販社であるパワーステーションコミッティを通してVIPに流していた。その売り上げが約1億円という事である。
 倒産前の自分の所のローンで契約すると現金化にならなかったり、仮に上手く契約にまで漕ぎ着けても1〜2ヶ月後の倒産であれば契約者が騒ぎ出し、契約無効になる可能性は高い。
 しかも一歩間違えば詐欺になったりする事は、少なくとも本人は分かっていたのである。要するに釣った魚を逃したくなかった、売り上げを隠したかったのである。

 当然、協力したVIPの山本和憲もこの事は承知していた筈だ。何の理由もないのに、自分の所の売り上げを、誰がライバルである他社に預けるだろうか。知らなかったでは通らないだろう。
 知らなかったと言うならば、わざわざ販売代理店を1枚かませて取り引きをしなくても、直接オーツーアイとVIPが取り引きをすれば済む事である。VIPに迷惑を掛けないように、カラクリが見えないようにとの配慮から、飯塚の腹心である落合直人を通じてオーダーを流したのである。もちろんVIP山本和憲へのマージンも相当な額になった筈である。
 ―しかし弁護士の先生には本当のことを言った方が良いよ―

 オーツーアイのオーダーと共に落合直人をVIPの販社ラ・パラダイムの責任者にして、20名の部下を一緒にVIPに送り込んだのである。
 葭原義治氏はオーツーアイから独立した。しかし葭原達に対する給与、賞与、営業報酬、積み立ての金等の支払が滞った。だから葭原達に訴えられた。
 その訴えられた書面の中で、飯塚正治が社長でなければ何故、彼等に対する支払い義務が生じるのだ。何故、元オーツーアイの販社でJOY事業部代表の葭原義治に確認書を出したり、オーツーアイ企画の連帯保証人になったりする必要があるのか。何故、オーツーアイの社員である葭原はその請求先を飯塚正治にするのか。
 それは飯塚正治が真のオーツーアイの経営者であることを元社員はみんな知っているからである。その証人なら何人でも出そう。

 このような不正を経て裁判所を欺き、自己破産決定を勝ち取っても、いつかはきっとバレる。犯した罪が1つ増えるだけだ。
 貴様らのような卑劣な人間は、業界では生き残れない。何故なら、我々がその不正を絶対見逃さないからである。
VIPからアコムが去った。やがてアプラスも去るだろう。
 どんなに強がりを言っても大義の前ではひとたまりもあるまい。調子に乗っている時は目の前の欲望に満たされ錯覚するが、全てを無くしてはじめて人は反省するものである。
つづく

顧客を騙し、社員を裏切り、裁判所まで欺いて、自分達だけは悠々自適!?
 
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