そら見たことか

 アポイントメントセールス業者(株)ブイアイピー(株)サンミッシェル南青山両社社長=山本和憲)のビジネスの違法性について、本紙上で過去7回に亘って追及して来たが、ここへ来て漸く東京都が行政処分を行った。その処分とは「指示及び勧告」で、内容は都のホームページ(上)にある通りだ。

 都の表現を借りると「(株)サンミッシェル南青山は、アクセサリープレゼントに応募した若者たちを誘い、深夜まで執拗に勧誘を続け100万円前後のダイヤやパールなどの宝飾品を強引に契約させるなどの不適正な取引行為を繰り返していた事業者」ということになり、その事業者の代表が山本和憲ということになる。

 今から約2年半前の平成12年12月、本紙は(株)サンミッシェル南青山に対して公開質問状を送付した。
 質問状の内容は、同社の勧誘時及び契約時の行為に不適正な言動が見受けられるが、代表者の山本和憲は如何に認識しているのか、といったものだった。
 結果この質問状に対する回答は寄せられなかったばかりか、血迷った山本和憲は「ありもしない不適正な勧誘・契約方法をネタに敬天から脅された」と裁判所に泣き付く始末。
 この時の質問状の内容と今回の都の指摘内容は殆んど同じである。ならば山本は「ありもしない不適正な勧誘・契約方法をネタに東京都から脅された」と今回も裁判所に泣き付くのだろうか?

 否、それは出来まい。即ち「ありもしない云々をネタに敬天に脅された」という裁判所への訴えそのものが虚偽の事実に基づくものであったということを、図らずも御自ら証明なさったのである。
 全くオメデタイ御人だ。

 
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