本紙に寄せられたEメール。
 少年少女から使用料を徴収?
少子高齢化という流れから考えても「その通り!」と言いたくなる正論だ。(本紙に寄せられたハガキ。他にも同様のハガキが14通寄せられた)
 南有馬の町民の中には当紙社主が町長をいじめてると解釈し心配している方もいらっしゃるそうだが、そうではない。町民が言いたいこと、言いにくいことを皆さんに代わって御意見申しあげてるだけで、当紙は弱い者いじめは決っしてしない。

 今回の騒動も折角南高一と言われる程の立派な武道館を建設したのなら何故『空調設備』という『現在の建物には常識』の設備を備えないのか、余りにも中途半端な決定が腑に落ちないから一石を投じたまでだ。
また結果的には無料で落ち着いたみたいだが、町の少年柔剣道、空手道クラブの毎日の子供達の練習に対しての『施設の使用料』を取ろう、と企てたというのだから驚きだ。ママさんクラブや各種同好会の集いで使用料を徴収するのだから、小・中学校の少年クラブとて同様、との意見らしいが、月に1、2回大人の趣味のサークルとして使用する人たちと小学・中学の義務教育を受けてる子供達、そしてその子供達に長年ボランティアで武道教育を通して指導している先生方、これらの何処から毎日の使用料を取ろうというのか、バカも休み休み言え、とこうなるところだったが、良識者の猛烈な反対でどうにか町の石頭を砕いて、事無きを得たそうだ。

 武道に全く理解の無い(興味のない)松尾町長だから、立派な武道館のこけら落しも安い予算(一説には3クラブ合わせて数十万円)で茶をにごし、町の施設にもかかわらず、町の主催としては一切何もしない、というのだからどう励ましていいものやら。社主は1年も前から大の仲良しの久間章生先生と同伴で出席することを楽しみにしてたのに、本当にガッカリである。
 松尾町長の頭の中は早くも図書館建設構想で一杯のようであるが、町民の方は図書館よりも『老人ホーム的な物』に興味がある人が多いようだ。
 例えば『老人が集まって話せる、遊べる、暮らせる』、そしてそこに健康を相談できる医者、様々な悩みを相談できるカウンセラー、色んな遊びを教えてくれる先生、そういう場所、施設の方を望んでる人の方が多いのである。
 この際反省と発展を踏まえて町民の皆さんが本当に欲しい物、必要な物は何か原点に返って素直に町民の声に耳を傾けて見てはどうだろうか。

 
 不透明なプロセス

 町から送って頂いた図書館建設に関するアンケートを読ませて頂いた。無作為に選んだ800名の町民へのアンケートを出して、返事があったのが40%、今の政治と同じで関心が薄いのがよくわかる。しかしアンケートを読めば理想の図書館の姿がよく見えてくる。ただ理想をいえばキリがないというのも実感である。

 図書館のアンケートを読んでて気づいたのは、建物よりも図書館費用と、その後にかかる維持、管理費である。新しく出る作品をどこまでカバーするのか知らないけど、年間出てくる新作だけでも何万冊だろう。口之津に県下で指折りの図書館があるのなら合併話も進んでいることだし、そこを更に充実させて、その支店みたいにした方が町としても楽だろうし、それだけの建設費、維持、管理費をかけて、県下有数の『老人ホーム的な物』を造ったらどうだろう。その方が町民の皆さんは喜ぶのではないだろうか。

 それともう1つ、町民の皆さんは、準備段階でのプロセスが不透明である、という不満がある。今回のことで言えば、図書館建設検討委員会がいつできて、担当はどうして選ばれたのか、何故議員は文教委員からではなく、建設委員から選ばれるのか、とかこういう説明がなされないから、町長の驕りではないか、議員は町民の意見の代弁者ではないのか、という声が出てくる。
 図書館と老人ホームを比べた場合、図書館には専門の図書委員も必要だろうし、莫大な維持、管理費がかかる。それに比べて、老人ホームでは10名以上の雇用も期待できるし、黒字化も期待できる。なにせ南有馬町には『真砂』という全国でも有数の『町営型温泉の黒字』という実績がある。

 松尾町長さん、がんばりなさい。町民は貴方の一挙手、一投足をしっかり見つめています。投げやりになってはダメ、合併後の新町長だって『全く目がない』とは言いきれない。『真砂』の実績がある。築山からの道をもう少し広げないと(観光バスが行き交うだけの広さに)、そのうち田んぼに落ちる車が出てくる可能性あり。要注意。

 
町が実施したアンケート結果の一部
 
 安藤議員悪評の本当の「訳」?
図書館建設検討委員会委員名簿
所 属
氏 名
備 考
南有馬町連合
婦人会
竹馬 安江
会長
南有馬町老人
クラブ連合会
鬼塚 芳郎
会長
南有馬中学校
教諭
窪田 則子
図書担当
読み聞かせ
グループ
宮嵜 禎子
 
   〃
西田由里子
 
活性化
グループ代表
中村 議市
歓皆の会
南有馬町
商工会青年部
中村 康昭
部長
南有馬町議会
議員
宮嵜 和孝
 
学識経験者
山本みゆき
県立有馬商業
高校実習助手
学識経験者
金子統太郎
 
委員中、唯一の議員が総務文教委員ではなく、建設経済委員の宮嵜氏なのは何故?
 安藤一樹議員は何故人気が無いんだろう。行く先々でよく言わない人が多い。筆者は直接会って話ししたことがないのでその政治思想や姿勢、人物像はよくわからないが、なにせ良く言わない人が多い。
  一番多いのが「威張ってる」「人を小バカにする」「相手を見下す」という意見。他に「手癖が悪い」という意見もあった。

 南有馬町町議会副議長という要職にある人に対して「手癖が悪い」もないだろうが、今の松尾組に就職する前というから相当昔の話だが、長崎相互銀行口之津支店を辞めさせられた時の動機が「使い込み」だったらしく、そのイメージが強いためか、いずれにしても多くの人の意見は「勘違い威張り屋」さんだという。

 前社長松尾康正氏が4期も町長を務めた実力者でその松尾組を不動の立場にした富永某という実力者がいたらしいが、その下で働いた、というのがどうも彼の錯覚の原因らしい。康正氏は引退し富永氏は若くして他界したらしい。そこでその実力は自分が受け継いだ、現社長は康正氏の息子ではあるが、実績は自分が上である、と。

 安藤君、うぬぼれもいい加減にせんといかんよ。自分の評価を自分で決めちゃいかん。康正氏の実力も富永氏の実力も他人が評価してる事であって認めてるものだよ。現松尾組の看板は康之社長であって君ではない。舟に船頭は2人いらない。
 康之社長は坊ちゃん出身だけに辛苦の経験がない為、義理人情に足りない所があるが、話せばわかるし人間味もある。君の存在と態度は松尾組にとっては大きなマイナスとなっている。他方ライバル会社は喜ぶだろう。
 この際、会社を去るか、態度を改めるか、君には二者択一が必要であろうと思われる。

 
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