―これほどまでに人を馬鹿にした国家が嘗てあっただろうか―

 “ニセ夫”や“ニセ遺骨”を平気で差し出し、それに対して「ニセモノだ」と抗議すると逆に怒り出す。

 独裁者や独裁国家は何も北朝鮮だけではないが、数々の重大犯罪を平然と行い、それらに関する「嘘」を平然と述べ、最終的には他人のせいにして平然と“逆ギレ”を装うという点において、ここまで獰悪(どうあく)な存在を、本紙は寡聞にして他に知らない。

 そんな誠意の欠片も無い国家と国交正常化を図って、いったい我が国に何の利益があるというのだろうか。

 
 
この大嘘吐き!
 北朝鮮が「横田めぐみさんの遺骨」と称して差し出した代物が別人の骨であったことは既に報道によってご存知のとおりである。これだけでも信じ難い行為なのだが、それで終わるような国ではない。

 更に北朝鮮は、横田めぐみさんの「遺骨」を別人の骨とした我が国の鑑定結果について「特定の目的のために事前に綿密に企てられた政治的脚本に基づくものだ」とか、「日本が主張するように、夫が別人の遺骨を日本側に手渡したと想像してみよう。そうすることで彼は何を期待したのだろう」などと、恰も日本が悪者であるかのような戯言をほざいている。

 また六ヶ国協議に関して「このような極右勢力による共和国に対する計画的・挑発的な動きが続く限り、日本と共に協議に参加することを真剣に再検討しなければならない」などと狂言めいたことをヌカしてみたり、はたまた「共和国に対する経済制裁が発動されれば、我々はそれを我が国に対する“宣戦布告”と見なし、強力な物理的方法で即時対応するだろう」と、お得意の寝言を呟いたりもしている。

 まあ、昨日や今日知り合った仲でもないし、北朝鮮という国がどういう国なのかはだいたい分かっている(大嘘吐き)ので、我々日本人は一々真面目に反論する気すら起こらないが、敢えて言うなら「やれるもんならやってみろ」とでもコメントしておこうか。

 我が国が大東亜戦争以来60年間も戦っていないもんだから「だいぶ弱くなったろう」と思ってナメているのかどうか知らんが、やはりたまにはガツンと思い知らせてやるべきだ。

 “経済制裁”でも“鉄拳制裁”でも、ジャンジャンやったほうがいい。無論、それなりの「戦略」に則った上で、の話だが。

 
 今まで話し合いで何か解決したか

 安否不明の拉致被害者10人に関する物証などの精査結果について、細田官房長官は先月24日、記者会見を開き「『8人死亡、2人未入国』という北朝鮮側の説明を裏付けるものは皆無だった」と発表。
北朝鮮の対応によっては「厳しい対応を取らざるを得ない」との方針を発表した。
当然だ。

 北朝鮮は「横田さんは1994年4月に自殺した」と説明しているにも拘わらず、横田めぐみさんの「カルテ」と称した約400ページの文書には、1993年9月以降の診療記録が全く無い。しかも、横田さんの当時の年齢と異なっている部分が何箇所か存在していた。

 また、北朝鮮が事故死と説明している田口八重子さん、松木薫さんの交通事故記録に至っては死亡者の氏名の記述すらない。

 「誰だか知らないが、交通事故でどこかの誰かが死んだ」という記録なり書類なりを以って、いったいどう逆立ちすれば「田口八重子さんと松木薫さんが交通事故で亡くなったことの証拠」となり得るのか。冗談も休み休み言って欲しい。

 これだけ嘘に嘘を重ねられたら「厳しい対応を取らざるを得ない」(細田官房長官)のは当然だ。もはや経済制裁は避けられまい。

 日本国家と日本国民を再三にわたって苦しめ、愚弄し、尊厳を踏みにじり続ける“悪の枢軸”に、今年こそ天誅を!

 
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