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ところが人の噂も七十五日、飽きっぽい日本人は臓器移植云々というニュースに、現在では見向きもしなくなった。 それを良いことに、かどうかは分からないが〔社団法人〕日本臓器移植ネットワーク会長の小紫芳夫が移植ネットを私物化し、完璧な恐怖政治を敷いているというのだ。 人の生命に与る機関が、一人の独裁主義者によって不公正・不公平・不透明な方向へ導かれるような事は決してあってはならない。 ということで、今月号から本紙連載決定!とくとご覧あれ。 |
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渡る世間はカネとコネ | ||
そもそもこの移植ネットの前身は、会長である小紫が2人の娘を腎臓病で亡くした事を契機に私財を投じて発足させた「腎臓移植普及会」であった。もちろんこの段階では、全国各地にある民間の腎臓バンクの一つに過ぎなかった。 ここで「普及会」が何故唯一の臓器斡旋団体に成り得たのかについてだが、やはり小紫の集金力や人脈がその大きな理由のようだ。 もともと、この移植ネットの会長から小紫を外した方がいいという意見は内部にもあったのだが、補助金だけでは運営が厳しいのも事実で、結局は小紫の集金力に頼らざるを得ず現在に至っている。 |
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小紫よ、公金はお前の金か? | ||
そんな中山代議士の嘆きを知ってか知らずか、小紫は移植ネットを完全に私物化している。 この森常勤理事も父の掲げる「公私混同」精神を忠実に受け継ぎ、移植ネットの「小紫商店化」に精力を注いでいる。 ネットワークとは聞こえが良いが、職員は皆「疑心暗鬼」にかられ、お互いに監視し合って、少しでも現体制に異論を唱えようものなら即座に密告されて首が飛ぶという、北朝鮮さながらの恐怖政治が敷かれているというから驚きである。 ところで前述の馬主連についてだが、全国には10箇所の馬主協会があり、JRA(中央競馬会)から年間70億円以上の「競争協力金」が交付されている。 |
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当紙糾弾で会長職追放 | ||
誰も怒らないので、当紙は徹底的に怒っている。既に公開質問状を小紫芳夫や森達郎、その他移植ネットや馬主連の関係者に送付済みである。 脳死を「ヒトの死」と定義付ける臓器移植には、依然として医学的見地から、或いは宗教的な立場から異論が絶えない。また、移植法施行後第一例目となった高知県でのケースでは心臓移植のレシピエントを選び間違え、優先順位二位の患者に連絡が行く等、移植ネットによる信じられないミスも起こっている。 |
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