なんとなく顔の雰囲気が『馬』っぽいのは馬主だから?そういえば我々の再三に亘る抗議も「馬の耳に念仏」であった。しかし「天網恢恢疎にして漏らさず」近いうちきっと天誅が下るであろう。(上の写真は小紫会長の厚顔勇姿)

 言わずと知れたこの男、小紫芳夫。今回で当紙連載3回目である。
 臓器移植には依然として異論の強い我が国だが、当紙は臓器移植という医療行為そのものや移植ネットという組織の存在自体に異を唱えているのではない。小紫と息子の森達郎によって社団法人が私物化されているという現状を憂いているのであって、それ以上でも以下でもないのだ。
 当紙の抗議街宣に対して移植ネットは「街宣活動禁止仮処分命令」を東京地裁に申立てた。我が憲法は凶悪な殺人犯にも人権を認めている。社団法人を私物化した男にも裁判所に泣き付く権利ぐらいは認めてあげても良かろう。
 ところが訴えの主は当紙が糾弾している小紫ではなく、移植ネット代表理事の筧榮一氏であった。筧氏は過去に検事総長まで務めた官僚界の超エリートで様々な団体から箔を付ける為に役員に招聘される売れっ子であり、言わば「お飾り」的な存在の人なのだろう。つまり内情をあまり理解することなく、というより知らされずに名前だけ使われている若しくは参加させられている可能性が高い。

 いずれにしても移植ネットから不当解雇された元職員、そして小紫の独断専行に耐え切れずに辞めていった元コーディネーター達は「小紫と森が辞めない限り日本の臓器移植に発展は無い」と異口同音に語っている。
 昭和48年に小紫が設立した「腎臓移植普及会」の頃には“小紫商店”でも許された。しかし平成9年の臓器移植法施行以来、社団法人・日本臓器移植ネットワークとなった以上、もう「小紫商店」では許されない。何故と言ってそこには毎年約8億円もの国庫補助金が注がれ、1億円以上の寄付金が国民の善意によって各地から寄せられており、我が国で唯一「脳死判定を伴なう臓器の斡旋」が認められている団体だからである。
 そもそも医者でもなければ医学部卒でもない男に移植ネット会長職が相応しい筈が無い。私生活の面に於いてもその会長を務める資質も資格も無い男なのだ。
 移植ネットの現体制に異論を唱える職員を次々と斬り捨てる“恐怖政治”は、そんな不適任者が会長の座に居座り続ける為の手段なのである。北朝鮮を見ればよく分かる。
 であるからこそ当紙は、小紫に猛省を促がすと共に会長職を自ら辞するよう求めているのだ。既に週刊、月刊各誌でも似たようなことが言われている。当紙が報じた内容と他誌のそれとでは、細かいネタの違いはあれど大差はない。
 しかしそれでもこの男は自らの考えを一向に改めようとしないのである。

 
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