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野崎の無反応に焦った? 見え隠れする犯人の心裏 | |||
筆者の手元に5、6通の怪文書があるが、所詮怪文書ゆえ読者にお見せする程の値打ちの物はなく、卑怯者に加担させられるのが関の山、ということで当紙掲載は見送ってきましたが、銃弾入り脅迫文ともなれば明らかな犯罪であり、その中に当紙の名前も出てきますので、看過できずここにそのまま掲載致します。 初めに「秘書室」が出した手紙の中では、田中氏側近、暴力団や右翼が関係している、と匂わせ、わざわざ敬天新聞、国会タイムスと名指ししているが、この犯人は国会タイムスはダミーとして名前を出してるだけである。 確かに国会タイムスの五味氏も一時期或いは何度か日大を叩いたことはある。しかし当紙の攻め方と全くスタンスが違う。一般の人なら、「叩く」という意味で共同戦線を張ってるなと思うかもしれないが、銃弾を送るような犯人なら、相当根深く日大に関与し、興味を持ってる関係者であろうから、当紙と国会タイムスの立場も当然くわしく知ってる筈である。根深く日大に関与し、興味を持ってる者なら、敬天新聞はともかく国会タイムスをこの脅迫文の中には入れる必要はなく、わざとボカしているのである。 この犯人は田中氏側近、といいながら、敬天新聞とその周辺の犯行説を疑わせているが、最後の方で本音を思わせる執行部批判を行なっている。この文章から野崎常務の方に先に銃弾が送られ、何日後かに瀬在総長宅へ送られてきたことがわかる。 しかし警察への被害届けは瀬在総長宅へ銃弾が送付された後になっている。被害届を躊躇したのは、野崎の独断だろうか、総長の命令だったのだろうか。犯罪を知って届け出ないのもまた犯罪である。学生を指導する立場の者なら尚更である。 この銃弾入り脅迫文が関係者に出回ったのは、警察の発表以前である。野崎に送った銃弾で、すぐに反応があると思ったのに、全く変化がないので、しびれを切らした犯人は今度は総長宅へも送ったのだろう。そういう意味ではここでもまた、野崎の勇気の無さが第二の犯行を呼び込んだともいえる。 |
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内部事情と武道に精通 関係者の意を汲む者か | |||
「瀬在幸安殿」という本文においてはいかにも当紙を意識している文章がありありで、しかし瀬在総長に対して「士道にもとる」という表現はこの文章の特徴をよく表している。 瀬在氏はスポーツマンでもないし武道家でもない。その者に「士道にもとる」という言葉を使うということは犯人自身が武道に精通しているか、そういう生き方に共鳴する考えを持つ者ではないか。 また「瀬在夫人がカザルスホールを保存させたる為に口を利き」とあるが、嘘か本当か分からないが、このことを知ってる者はあまりいない。過去に一紙だけこのことを書いてるマスコミがあったが、それを読んだ者なのか、この事実を知ってる者から聞いた者なのか、少なくとも当紙はこの部分は全く知らない事実である。 それにこの事実を知ってる者、所謂学内関係者はまず白である。一般教職員には面白半分の興味はあっても、こんなことをするメリットはない。相手を倒せば自分が浮かぶ直接メリットがある立場の幹部教職員でも、ここまでの犯罪は犯さない。人生の半分以上を日本大学に捧げて尽くして勝ち取った今の名誉と地位と高給を、こんな馬鹿げたことで御破算にしない。と考えれば、「関係者の意を汲んだ者」と考えられるが、それも関係者というのは現役の教職員ではない者、ではないだろうか。 野崎常務や松田常務に対しては野崎、松田と呼び捨てにしてるのに対して、瀬在氏に対しては瀬在先生、夫人に対しても奥様と書いてるのもおもしろい。執行部に批判的なら総長に対しても夫人に対しても敬語は使わない。 この犯人は瀬在氏に過去に世話になったか、今後も敵に回したくないか、習性として頭があがらないか、何か事情があるのだろう。後半部で、田中英寿先生、田中優子夫人、臼田先生、に対して敬語を使っているのと全く意味あいが違っている。 |
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銃弾入り脅迫文が拍車 派閥抗争の実態露呈! | |||
この脅迫文は銃弾入りで野崎常務と瀬在総長宅に送っている。野崎常務と総長を脅しているのである。 今、学内は怪文書から判断すれば田中派対野崎派に割れてるらしい。野崎の後ろに瀬在総長が居て、陰に山内二夫がいるといわれている。しかし元々瀬在氏は田中監督の力で総長になったといわれている。2期目までは田中、野崎が執行部の両輪といわれていた。それがここに来て、何故対立する立場になったのか、野崎の下剋上が原因だろう。 今回の主婦の友事件から始まった一連の日大騒動はどの角度から斬っても野崎の勇み足に始まる不祥事であることは間違いない。そしてそれを許してきた、いや野崎を傀儡として動かしてきた瀬在総長自身に責任はあるだろう。いくら野崎がつけ上がったとは言ってもここまで独断で出来る訳がない。 犯人は野崎や瀬在総長を脅す事が目的だったのか、田中英寿氏に迷惑をかける事が目的だったのか、執行部全てに対して何かを決断させようとしたのか。 結果的に田中氏の後援会の名前を使い、田中氏に迷惑を掛けるなら、何故田中氏自身にも銃弾を送らなかったんだろう。迷惑を田中氏か田中氏の周辺にしたかったのだろうか。それとも犯人がいう、田中氏側近にいる有名暴力団や右翼の影に怖れをなしているのだろうか。 |
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主婦の友跡地に絡む疑惑 大事件への発展は不可避 | |||
当紙7月20日号で不自然な土地売買があったと報じた記事を思い出して頂きたい。一部抜粋しよう。 買い付け証明を出してるのに2億5,000万も安い大和に売った三菱信託の動きも不自然だが、その大和ハウスから「これが適正な値段だろう」と言って14億(12億だったかな?)で大学本部が買い取ろうとしている(買い取った?)というのだから驚き。この時も買収担当者は野崎君だったらしい。何故わざわざ、大学が損をするような行為をするのだろう』 今回新しく入った情報に基づいてこの記事を訂正すると、 また、その他に入ってきた新たな情報だが、何と大和ハウス側の担当者が丸山常務理事の娘婿だというのである。これが本当なら大変な話である。 言っておくが、主婦の友跡地問題は大事件に発展する。現にこの問題が素因と思われる脅迫文と銃弾が総長に送られている。尋常な状況ではないのだ。 犯罪は警察に任せるとして、何故これらの疑惑に理事会は動かないのか。若い教職員も陰でコソコソ話してないで、勇気を持って告発すべきじゃないのか。 昨年12月9日、衝撃的に日大総長宅へ銃弾が送られた事をマスコミに発表した大学本部が、年末年始の教職員への挨拶の中では、その事は一言も総長の口から出なかったらしい。普通なら「我が大学は卑劣な暴力には一切屈しない」ぐらいの決意表明があって当然ではないかとの声が圧倒的だったらしい。 昔の人はよく言ったものだ。馬鹿と根性なしは面倒見るなと。 |
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