ばんせい証券、野村エステート・ファイナンス、

全国保証らのスーパーアグリ株券詐欺ついに・・・

(1/5)

【スーパーアグリF1チーム質権設定融資から1年】

 信用保証業務の民間最大手・全国保証(石川英治代表)の傘下企業となった商品先物取引会社ばんせい証券が、案件として全国保証傘下の兄弟企業・野村エステート・ファイナンスに「スーパーアグリF1チーム質権設定融資」ばなしをもちこみ野村エステート・ファイナンスが十五億円を鈴木亜久里氏の連帯保証付で融資したのは、昨年、平成十九年二月十四日のバレンタインデーだった。

 あれから一年。亜久里氏の返済が立ち行かず、野村エステートファイナンスがスーパーアグリF1チームの借金のカタにした「スーパーアグリの七割の経営権利」をばんせい証券の輩が四方八方を回って他人を騙し押し付けようとした。

 合言葉は「『スーパーアグリ株券』を担保に1ヶ月間だけ金貸して下さい、1ヵ月後に倍にして返します」だった。

 「スーパーアグリF1チームの投資債権を担保に金融庁の査察がばんせい証券か全国保証に入る時期(がそろそろだから)≠Pヶ月間だけ15億円貸してください。1ヵ月後に倍の30億円にして返します」

というのがばんせい証券の言い分だった。

 しかし、スーパーアグリの一件が、通常融資債権ではなく、投資債権と言い張るなら、ばんせい証券はスーパーアグリF1チームを儲けさせる方向に持って行かねばならないハズだったが、亜久里氏が頭を真っ白にして(・・・元々か?)悩み、方々を駆けずり回っていたのをみていたクセに何の手助けもしなかったところから言って、今や、これは投資家が行う「投資債権」ではなく金貸しが持っている「融資債権」だったことが公然と証明されたわけだ。

 投資債権なら、投資対象物たるスーパーアグリF1チームの価値が下がらないように協力する筈だ。せめてスポンサーの事で困っているならチームの新車『SA08』号の車体横に「信頼・安心・ばんせい証券」といったスポンサーロゴでも貼り付けてやらないといけなかっただろう。(これは亜久里氏が商品先物会社の広告なんてみっともないからと断っただろうが)

 ばんせい証券も野村エステートファイナンスも単なる金融屋としての気持ち「スーパーアグリ株券はただの質草・担保」としか思っていないから、亜久里氏を救うことよりも、この不良債権化しようとしているスーパーアグリF1チーム株券を事情を知らない誰かに押し付けることばかり考えていた。

トップページに戻る


発行:敬天新聞社
〒335-0013
埼玉県戸田市喜沢壱丁目二十八番の四十三
TEL 048−229−0007
FAX 048−242−5858

敬天ブログ

敬天新聞社ホームページ