日本サッカー界のスーパースター、三浦知良様はどこへ行ってもキングカズでありどうあってもカリスマ性は消えるものではないが、鈴木亜久里氏個人はともかくＦ１と無関係のスーパーアグリに価値は殆どなく、スーパーアグリが参戦するからと言って（重要なのは佐藤琢磨であり、その琢磨がいなくては）、そこらの草レーシング団体がメジャーになるわけでもない。つまり、Ｆ１から撤退したスーパーアグリにほぼ価値はなくなった。
これからスーパーアグリに対する債権回収合戦が始まる。スーパーアグリに債権を一番持っているのはＨＯＮＤＡである。立ち上げ当初から、スーパーアグリＦ１チームの面倒を見てきて１００億以上の債権があるんじゃないか、と言われている。一般的な金融機関その他だけではなく、ほんまもんの闇社会・暴力団マネーもスーパーアグリ債権の中に入っている。幾らスーパーアグリ株券に質権設定していようと商品先物会社のばんせい証券や死に体の野村エステート・ファイナンスの出る幕じゃない。
スーパーアグリＦ１チームへの１５億円・質権設定融資が致命傷となって、野村エステートファイナンスも倒産・解散することになった。
野村エステート・ファイナンスは2004年1月に東京都千代田区大手町2丁目1番1号大手町野村ビルにおいて不動産事業者向けの事業資金融資を目的として設立された。貸金業登録を同年３月に行い、４月より正式営業を開始した。
（つづく）
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