ばんせい証券、野村エステート・ファイナンス、 全国保証らのスーパーアグリ株券詐欺ついに・・・

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【野村エステート・ファイナンスを解散させたい全国保証の思惑】

 野村エステート・ファイナンスを全国保証が解散せざるをえない理由は、ひとえに野村エステート・ファイナンスという媒体を使って色々やりすぎて収拾がつかなくなってしまったからだ。商品先物取引会社ばんせい証券がもってきた、スーパーアグリF1チームへの15億円・質権設定融資の他にも、親会社全国保証から押し付けられた厄介ごとが山積みであるそうだ。

 スーパーアグリF1チームへの15億円融資が引き金とはいえ、野村エステート・ファイナンスにはトラブルが多すぎた。というより、信用保証業務の民間最大手のくせして全国保証には闇の部分が多過ぎるのである。野村エステート・ファイナンスは今月末をもって解散となるが、同じ全国保証傘下企業の商品先物取引会社ばんせい証券が告訴され逮捕者が出るうんぬんは、本紙五月号「ばんせい証券告訴される」でも記載したとおりだ。

 ばんせい証券詐欺未遂事件においても親会社の全国保証に火の粉が降りかかるのは必至だ。それも近々。

 さらに、5月末で野村エステート・ファイナンスが解散になり、上手いこといけば「不祥事などは全て隠匿したまま―赤字の不良債権だらけの会社であるのに多額の株主配当なんか受け取ってさよなら」しようと思っていたのだろうが、それもここへ来て難しくなっているのを全国保証は分っているのだろうか。

 中央官庁主導で誕生した半ば公的なイメージまであるような全国保証であるが―その硬そうなイメージと信用保証業務の民間最大手としての信用という隠れ蓑の影で、クズ同様の金融会社や商品先物取引会社まで数々の買収を繰り返し―適当に化粧直ししてIPOさせぼろ儲けしようと企んだり―子会社化した企業間(野村エステート・ファイナンス⇔ばんせい証券)での債権飛ばしを黙認したり・・・主導ということかも知れないが―――とにかく悪徳企業が生き延びるのを、本紙としても許しておく訳にはいかない。

 野村エステートファイナンスが解散清算終了しようと、・・・その前にばんせい証券が詐欺未遂で警察沙汰になり大騒ぎになろうと糾弾はこの先も続けていく所存である。

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