←「同封した2枚の写真は〜」とあるが、そのうちの一枚はこちらである。
右は文書作成者の湯本氏、左が東洋大学田淵順一常務理事の実弟で元アメリカの実業家「サム田淵氏」。
アメリカでの実業の夢破れて、現在は日本に戻ってきている。
そこまでは勝手だが、湯本氏も言うように、商売で失敗して関係者に迷惑かけたままのこのこ帰ってきた人間を、いかに「権力者の常務理事の実弟」だとはいえ、アメリカでの失敗に目をつむったまま「客員教授」に迎えるとは東洋大学経営陣の神経、いかなるものか?
そしてこの倒産社長のサム田淵さん、今度は「岩手県紫波郡紫波町」を煽り立てて、東洋大学(客員)教授の肩書きをフルに使い、公的資金を使って、一度アメリカで失敗したビジネスを再興させようとしている。
アメリカの自称起業家(よくいる失敗モデル)には二通りいる。
何度失敗しても、これだと信じてがむしゃらに突き進むタイプ−これは身内にいると厄介だが、正直で馬鹿なだけだからいつかは日の目も見るだろう。
もう一つは事業の話自体ペテンで周囲を巻き込んで自分に金を還流させ贅沢し放題した後、後ろ足で砂をかけて逃げ去り、また別の与太話で善良な知人を巻き込んでペテン事業話で稼ぐタイプ−この手の奴は「恰幅よく、押し出しも強く、会えば自分から『やぁやぁ』とアメリカチックに握手を求めてきたりするアグレッシブ紳士」だから、多くの人はコロッと騙される。
サム田淵氏が後者でないことを祈るばかりだ。アメリカでの失敗ビジネスの負債がどこから出た金かは知らないが、日本の税金を使って賭けをすることは許されるものではない。
この点、もし失敗したらサム田淵氏に色々渡りをつけてやりレールを引いた田淵常務理事が「同罪」であるのは当然のこと。
しかし、話に乗せられた岩手県紫波郡紫波町の町長を始めとする役場、議員、その他関係者全ての人達も「人を見る目がなかった」だけでは許されない追及を受けると思いますよ。
大丈夫ですか、紫波町の皆さん。こちらはサム田淵氏がどんな感じの人間かは知らないが、見せ掛けの豪勢さやアメリカナイズされたような雰囲気ーやけに親しげな人間はね、経験上、危険信号ですよ、参考までに。
妙に頻繁に「自分は多忙だけど時間を作ってあげるから会おう」なんて恩着せがましく言ってきていたら要注意。会合を重ねても具体案と本人らの責任の所在はうやむやのまま、取り込もう取り込もうとするだけの時間。相手に考えさせないための手段です。金を引っ張っておいて自分は何もせず金主を走らせますからね、悪い人だとしたら。きっと大変ですよ、背中を押されて走り出し、こけたら紫波町の人達だけに負債が残ったみたいな事にならないようにね。
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