国士舘を護るスタンスは変えず

2008/11/20

 我々が大学主催の北京オリンピック出場者祝勝会に招待されたことで、「何故右翼を呼ぶんだ?」と陰でブツブツ言ってる輩がいるらしい。何故、我々が行っていけないんだ?右翼であろうが、ヤクザであろうが、OBとして出入りする事をそうやって差別しようとするから余計にムキになって反抗する者も出てくるんだよ。それこそ何か違反をしたり、迷惑をかける行為をした時に毅然と注意をすればいいんだよ。面と向って何も言えないで、陰でコソコソああだこうだ言うのは止めなよ。

 我々は何か質問があれば、何処へでも出掛けて貴方方の質問や疑問に答えよう。我々が抗議中の時でも一人として勇気を持って我々の所へ尋ねて来た者がいたかね。或いは学内の不正や疑惑に対して堂々と手を上げて、執行部に意見を述べ戦った者がいたのかね。所詮は怪文書の部類の暴露しか出来ないではないか。名を名乗り、身体を張って戦うリスクを選んでこそ潔し、と言うべきであって保障された生活を保ちながら、しかも結論が出てしまってから物言う意見など、投票にも行かなかった者が政治を語るのと同じではないか。

 一寸先は闇というのは何も政治ばかりではない。執行部が我々と和解した事も勇気がいった事だろう。一歩間違えば命取りになる危険性さえある。右翼が世間からヤクザと同一して見られる事が多々ある。それは現右翼の半分以上が何らかの形で任侠と交わりを持っているのも事実だし、持ってない者でも領土返還問題、日教組壊滅、拉致被害者救出、売国奴政治家糾弾、不正疑惑企業粉砕等、常に戦う事を日常化している訳だから、一般の人に比べたら多少は血の気は多いだろうし、男を売るところに美学を持っているからに他ならない。それだけに交渉を間違えば、より困難な状況を産みかねないのだ。

 特に今回に関して言えば我々もOBとして皆さんと同じように国士館を愛してやまない。主義・主張や手法は違っても目的とするところは同じなだけに執行部は苦慮したのだ。それを終ってみれば、金が動いただの、利権を貰っただの。どんな終わり方をしても、必ず誹謗中傷は出るし、想像もしないような意見も出る。それらに一つ一つ反論する気はないが、仲裁者であった藤元先輩も、攻める側の代表であった私も何時でも何処へでも出て行って質問は受けますよ。

 私自身はこれからも執行部にはどんどんいい意見は進言するし、不正を見つけたら糾弾する姿勢は変えません。だから皆さんも怪文書にしないで教職員として節度ある言動を心掛けて下さい。私達OBは基本的には身を護る、母校を衛る、国守る、のスタンスですから。

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