休戦表明

 我々が提案していました「真相究明調査委員会」がいよいよ学内に出来ることに決定致しました。メンバー等については公表されておりませんが、外部からも適任者が選ばれたそうです。ここは先ず学校側の取り組みを信じ、大きな前進の一歩と受け止め改革に立ち上がった様子を見守りましょう。

 質問は今まで通り、厳しく追及します。勿論、回答に対して納得いかないものであれば何度でも質問し、再調査をお願いします。この際ですから、今まで噂に上がっていた不正と思われることや、説明責任のある疑問など、私の方に遠慮なく連絡して下さい。全て調査委員会で調べて頂きます。

「真相究明調査委員会」が形だけで終わるようなことがあってはなりません。不正をした者、加担した者は必ず暴かねばなりません。それから私が疑惑の一番目に挙げていた原田優に対して、学校側は世田谷署に名誉毀損で刑事告訴したそうです。この件に関しても原田は金を受け取る時、業者に必ず仕事を出しますという「確約書」を出していて、その中に理事長名と押印があるといいますから、もし原田の独断であるなら私文書偽造にあたります。この辺も徹底的に調査して、強く告訴して欲しいものです。

 我々は国士舘を愛し、何十年先まで残す為に、悪の芽、不正の連鎖、悪しき慣習は正さねばならない、と思って立ち上がったわけでありますが、「右翼が学内に入ってくる」とか「金が目的で横槍を入れている」とか「事実無根」だとか誰かが作り出した風評にも負けず戦い続けてきました。非暴力宣言をしたにも拘らず、陸上部コーチが学生を殴り大怪我をさせた事件で、西山体育学部長が責任を取って辞任したが、そのことは一切教職員にも公表されなかった。事件再発を防ぐ意味でも公表は不可欠な筈だ。だが実際は人から人へと秘かに伝わっていく。恐いのは隠している分、情報が間違った方へと一人歩きしていくことだ。

 執行を預かっている者は自分達の保身と権益にだけ目が眩み、何を公表し、何に守秘義務があるかを間違ってはいけない。だがこの騒動の結末の責任は誰かが取らなければいけないだろう。原田が立場を利用し、暴力団と組んで、学内で業者から金を集めて懐に入れた。それを見抜けなかった、或いは放置した責任は誰が取るのだ。日建設計が提出したとされる偽書類は誰が偽造したのか。何れにしても誰かが責任を取らねばならないだろう。今、日本人は責任を取る、という自覚を長く何処かに忘れてきたような気がする。

 この度学校側が我々の意向を一部受け入れ、改革に前向きな姿勢を示してくれましたから、我々もそれに応え、一時休戦という形を取って様子を見たいと思います。
 質問に対しての調査委員会の回答は全て皆さんに報告します。

白 倉 康 夫

当紙社主が調査委員会へ提出した調査願い

野口和男氏が調査委員会へ提出した調査願い