築地市場で高級フルーツ卸を営む社長にフィリピン買春旅行で出入国違反の疑惑

(敬天新聞10月号)


築地市場のハレンチ社長

日本の台所といわれる東京都中央卸売市場の一つ築地市場で、高級果物専門卸を生業としている社長にハレンチ疑惑が浮上した。

この社長が経営するフルーツ卸問屋は、高島屋や伊勢丹といった大手百貨店と取引のあるフルーツパーラーで有名な高級果物の老舗・新宿高野や銀座千疋屋の他、東京帝国ホテルや山崎製パンといった優良企業と取引実績があり、これらの店頭に並ぶ商品を賄っている。

そんな立派な取引をする社長さんも性欲は自制できず、外国人女性を買春する目的で、買春の斡旋や女をフィリピンパブに斡旋することを生業としているブローカーの設楽某を伴い、度々フィリピンに渡航しているという情報が寄せられた。

その社長とは、樺闍`の代表・神保勝雄(七十三)のことである。因みに神保勝雄は「神保圭佑」を名乗ることもある。


大金持ち込み身柄を拘束

神保は昨年の七月二十六日頃、ブローカーの設楽某とその部下と客を合わせた四人で、買春目的でフィリピンに渡航した際、無申告で大金を持ち込もうとして現地当局にお金を没収されたうえ、出入国違反で設楽某と共に身柄を拘束されてしまったという。

フィリピンは、一万ドルまでの外貨は無申告で持ち込めるが、それ以上の外貨を持ち込むには申告をしておかなければならないそうだ。

しかし、申告すれば金額に制限なく持ち込めるのだから、真っ当な者は手続きをするから何の問題も無いことだ。

しかし、神保はこの渡航で申告をしなかったので八十七万円(当時のレートで一万ドル)しか持ち込めないのに、一五五万円を持ち込もうとして六十八万円を没収されてしまった。

また設楽某は三一五万円を持ち込もうとして二三〇万円を没収され、共に身柄を拘束されてしまったのだ(申告できないワケ有りの金ということか?)。


病気を理由に一時帰国!

その結果、出入国違反で神保は出国が出来ない状況であったが、何とか逃げ帰ろうと現地の不良フィリピン人や元マニラ市議などに頼むなどの裏工作を試みたが金だけ巻き上げられてしまったそうである。

挙句の果て、神保は体調不良で現地の病院に入院してしまった。ところが悪知恵を働かせ、治療費は海外旅行保険で賄い、フィルピンに息子を呼び寄せ、治療の目的で帰国したいとフィリピン当局に嘆願し、「再びフィリピンに戻り、出入国違反の処理をする」という誓約書を提出して一時帰国が許され、日本に帰国したそうだ。

しかし、フィリピン当局との約束を反故にして、フィリピンに戻らず何食わぬ顔で生活をしているのだ。フィリピンでの違法状態は現在も続いている筈である。

そして、フィリピンで入院した際は身の回りの世話をしてくれたというブローカー設楽某は、現在も出国が許されずフィリピンに置き去りの状態であるという。


売春代金踏み倒し

大金を違法に持ち込もうとして拘束され、帰国に際しフィリピン当局と交わした約束を反故にしているというのも大問題だが、それにも増して腹立たしいのは、貧しいフィリピン女性の生活につけ込み、見せ金でゴルフ場のキャディーを騙したりして、フィリピン女性を抱いているという非難の声が現地にあるこということだ。

つまり、大金を見せて気を引きつけて、結婚や一生面倒を見てもらえることを連想させ、貧しい女性とSEXしておきながら、金の支払いを踏み倒して逃げるという卑劣極まりない所行を繰り返しているというからだ。

日本同様にフィリピンでも売春は違法である。しかし、現実問題として政治経済の乏しい国柄ゆえに貧しい生活を余儀なくされている女性や少女が、自分が生きていく為に、或は家族が最低限の生活を営む為に渡航者相手の売春が横行している。新型スマホ欲しさに日本の若い女が売春するのとは次元が違うことは周知の事実である。

そして、日本人に限らず企業人がビジネスでフィリピンやタイへ渡航した際、せっかく来たのだからと楽しい思いで作りに女を買う行為が珍しいことではない現実がある。売春は違法でいけないことかもしれない。

しかし好き好んで売春を始めた女性は先ずいないだろう。いるとしたら数を重ねて慣れてしまったに過ぎない女である。

だから、約束の金ぐらいキッチリ払えよエロ社長。もしくは気に入った女がいたなら一年や二年は家族の生活が潤うくらいの金をやれよ。

フィリピン女性にとって十万円は大金であっても、お前にとって百万円くらいは屁でもないだろう。

「タカノの見事なフルーツの盛り合わせ!」


日本の恥さらし

この程、当紙に寄せられた神保のような日本人の所行は、日本企業や経営者のモラルはもとより、諸外国に対して日本人の民度の低さを晒し、先進国で勤勉で誠実という日本の先人達が築いてきた国民性を大きく失墜させる断じて許せぬ非人道的・売国行為だ。

数年前、当紙の地元埼玉県では、日本テレビの報道が発端で、県議会の海外視察団がタイで買春をしていたという疑惑が持たれ世間を騒がせたことがある。

このように、金や権威をもった日本の企業や公職に携わる者が、海外で金にものをいわせて女のカラダを買い漁るようなことをするから、海外における支援活動や多額の援助を行っても、感謝も尊敬もされず、ありもしない歴史を問題にされたりして報われないのだ。

このような貧しさの故にやむなくカラダで稼ぐ女性に対し、見せ金で女性に体を提供させて約束の対価を踏み倒したりする行為は、世界にあらぬ誤認をさせ兼ねない由々しき問題である。

よって、この事実を白日の下に晒し、徹底糾弾することにした。当紙はこの事実を日本の警視庁ならびにフィリピン大使館に申し入れる予定である。近々フィリピン国家警察も動き出すことだろう。

また、神保たちが無申告で持ち込もうとした大金の出所を日本の国税当局は見逃すな!

つづく。

「フィリピンの夜の街を徘徊する女たち」


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