(敬天新聞1月号)
▼本来資本主義社会では競争原理の中で商売は争われるのが常識であるが、偉い人も偉くない人も同じ「人」であるため、おおよそ人脈が幅を利かして成り立っている。
その人脈が敵味方入り乱れたり、公務員と民間だったり、政治と官僚であったり、時には取り締まる側と取り締まられる側だったりすると多いに問題であるのだが、意外と勘違いして、堂々と癒着している場合が多いのである。
目立たないけど多いのが、捜査刑事とそれを利用する犯罪者である。これは直接的ではないのだが、間に取り持つ人間がいる。警察OBである。一般の警察OBでは実際にはOBになって三年も経つとそんなに顔が効くとは思えないけど、そこを強調して「売り」にしているのである。それは構わない。
一部ではあるが、問題は犯罪者に加担しているような行動を取るOB、もしくは現役がいることだ。例えば当紙が誰かを追いかけていると「あの人間は警察に相当な人脈を持っているので深追いしない方がいいよ」と暗に脅しを入れてくる者がいる。
それが本当に心配して忠告してくれているのか、脅しなのかは長年の勘ですぐわかる。こちらも名前を名乗って記事を書いている以上、逃げるわけにも行かないしその責任はすべて受けて立っているわけだから、そういう注意なら必要はない。
そういう時私は「その男の人脈に入っている警察官の名前を教えてくれ。一緒に書くから」という。いくら人脈の中にいようが、犯罪者の手助けをするような警察官なら公表して辞めさせるべきだし、友人関係であっても「捜査権」を悪用乱用するような警察官なら、その資格は剥奪すべきである。
従って自分に不正がない場合は、そういう話は寧ろ受けて立つことにしている。勿論、日本主義国家安泰、日本国安心安全、体制側支援という立場から、強い司法警察を希望するわけだから、むやみに批判するものではない。
ただ時代がどんどん流れ、犯罪の多様さに警察の頭脳が追いついて行ってないのが心配である。いい例が特殊詐欺への対応である。
今の犯罪は全て「知能犯」である。旧態依然とした取調べでは対応できまい。例えば「金を貰った」ことを全て「金を取った」と解釈していたら、話が根底から変わってしまう。
全然貰うストリー性がなければ不自然かも知れないけど、貰う前後、いきさつ、理由を関係者から丁寧に聞けば事件になるものか、ならないものかはわかる筈である。そのくせ政治的な配慮も多いにあったのだろうが、巨人の原監督が1億円恐喝された事件は被害届が出なかったということで事件化されなかった。あれなんか本当はたっぷりと恐喝である。
結局巨人の都合で有耶無耶にしてしまった。また詳細を追いかけるマスコミもなかった。マスコミだけではないが、日本では横並び優等生行動が好まれるため、突出した動きをすると金づちでコツンコツンと打たれる習性がある。まーそれがある意味平等性を保っていて、いいのかもしれない。
パパラッチが生息するようになったら騒がしくて疲れるし、これ以上の多民族国家にはなりたくないからね。その為にも司法警察官には誇りと自覚を持って国の安全のために犯罪と戦って頂きたいのである。
▼私は在日犯罪や同和犯罪は一般犯罪以上に暴露することにしている。それは特定の人物の権益になっているからである。しかもそれらを利用する政治家までいる。だから在日犯罪、同和犯罪は実際は在日や同和という仲間の足を引っ張って、マイナスイメージを作っているだけなのである。
だからこそ、在日と在日犯罪、同和と同和犯罪を区別する必要があるのである。在日であろうが、同和であろうが、国民として市民として義務を果たせば、いいわけである。
税を払う。法律を守る。犯罪はしない。こうであれば誰も文句は言えまい。これでいいはずなのに、税は払わない、犯罪は平気、というような輩が今の在日と同和の中に存在するから白い目で見られて来たのが実態である。
私自身は同和に対する差別という感覚は全くない。在日に対しても同じである。似非同和行為をする者をこの同和野郎と言うことにしています。 また犯罪行為をする在日に対して国外追放を訴えるのです。橋下徹市長を、週刊朝日が叩いたことで一番よくなかったのは、出身地で同和野郎と言ったからです。
在日でも同和でも同じだが、税は払わない法律は守らないという者達がいるのだ。しかもそれらを助ける役人組織がいるのも事実なのだ。長崎県佐世保の税務署では今でもやっているかもしれないが、確定申告窓口が三つあるという。普通人、在日、同和窓口である。一般人でありながらこんな窓口を利用している者もいる。
みずほ銀行との癒着で有名な本間美邦のような税理士が窓口を担当し、たとえば元総理の税金をゼロにしたりしているのである。仮にそういう事件が摘発されても末端であって、この二十年で、雪が谷税務署、そしてネオギルドと、こういう奴らが摘発されても本丸まで行かないのが普通である。
同和の場合は旧社会党代議士の税理士の会社ティグレというのがあって、この会社が税務署関係処理をする。すなわち似非同和の背後は日本社会党だったのだ。在日利権も同じである。だから特定秘密保護法に反対するのだ。
これから劇的に似非同和と在日犯罪者のグループは苦しむだろう。何故ならこれらを助けてきた公務員が厳しく問われることになるからである。
そういう意味では敬天理念から言っても、特殊在日と似非同和の出身ではなく、その行為と背景を報道すべきであると思っている。それにしても、長崎は九州の中でも本当に特殊である。これくらい行政と県議会が腐敗している地域はない。
その元凶は何といっても金子源次郎(参議院議員)と谷川弥一(文部副大臣)の私欲利権と公私混同である。今年こそはこの二人の犯罪を暴かなければならない。二人の呪縛から解けた中村法道知事には長崎県民の為に心から頑張って戴きたいものである。
▼安倍総理大臣が靖国神社を参拝したことで、また中国と韓国が水を得た魚のような状態になった。韓国は北朝鮮の脅威と経済が落ち込んでることで元気がなかった。南スーダンでは銃弾が足りないというので、緊急を要することもあって、手続きを端折ってまで協力してあげたのに、「予備のために補給しただけだった」とか素直に感謝の気持ちも言えない国なのである。
個々にはそうでもないのだが、国として発言するとなると、このような発言でしか話を纏められなくなるのだ。特に国の体力が落ちてる時とか、内政が混乱している時には「外に敵を作る」手法で国内を引き締めようとする。もう辟易する。
中国も同じである。中国の場合はもっと露骨に金を要求してきた。何で歴代の政権は中国に「NO」と言えなかったのか不思議でしようがない。同じアジアの国々からはここまで批判はない。戦時中の苦しみは何処でも同じである。
日本も同じようにアメリカにやられた。立ち直れたのは国民性の違いである。日本はアメリカを中心にした連合国にやられたが、保障は求めなかった。アメリカは非を認める国ではないので、求めても「NO」の一言で終わったろう。
押し付けられた憲法さえ守り、今日まで歩んできた。戦争への道を選ばざるを得なかったことを検証することは大事だし、間違いがあれば反省も必要である。しかし、その時の日本のリーダーが決めた結論である。責任を取ってA級戦犯とされ処刑された。それを外国からとやかく言うのは内政干渉も甚だしかろう。
逆に日本は韓国や中国の内政には一切口をださない。尖閣問題のことを日本が口にすれば中国が「内政干渉である」ということがあるが、これは外交問題であって、こういうものを内政干渉とは言わない。
この場合はむしろ中国からの「言いがかり」とか「難癖」と言った表現が正しかろう。今回は中国や韓国だけでなく国連やアメリカからも批判が出ているということで殊更大袈裟に取り上げてるマスコミもあるが、国連総長は韓国人であるし、アメリカの意見がすべて正しいわけではない。
自国民が一人でも誘拐されれば、取り返しに行く勇気と行動力は敬服に値するが、全ての言動が日本と価値を同じくするものではない。例えば日本人から見たら全く受け入れられないような文化や風習を伝統継承している国々はいくらでもある。しかしその国々に対して日本は批判はしない。
それは一つの国の文化として歴史があり、尊敬の念を持って学ぼうとしているからである。日本人から批判や色んな意見が出るのは構わない。これはあくまでも国内問題であり人はそれぞれに違う考えを持っているからである。だから外国からの意見はあくまでも「参考」までにすればいい問題で判断は政府が行えばいいのである。
憲法違反(政教分離原則)という意見もあるが、国民の大勢には達していないし、またA級戦犯合祀だからという意見もあるが、日本では「死んでしまえばすべて仏になる」、「死んでしまえば水に流す」という日本人特有の死生観を説得するまでには至ってはいない。靖国神社というのはそれほど、日本人にとって特別な場所になっているのだ。
▼明けましておめでとうございます。本年も読者の皆様に取りまして明るく幸せな一年になりますように祈念申し上げます。
昨年は私の知らないところで、結構「敬天」の名前を使われました。本当に知り合いや友人なら勝手に名前を使ったりしません。立場を知っていれば迷惑がかかることも思慮します。
余り深い付き合いではない者に限って友好関係を強調したり、名前を利用したりするものです。困ったものです。しかし、そういう嘘はいずれバレますので、後日恥を掻くのは自分です。
他人の名前で他人を騙して金を稼ぐというのは愚の骨頂ですが、困ることはもう一つあって、当局に在らぬ 疑いや誤解をされてしまうことです。名前が出る度に「また敬天か」となる。その度にしょっ引かれて「よく調べたら違ったよ」では堪りません。
使う時はちゃんと断って、尚且つ所定の配当を払って下さい。さもなくば悪事を晒して「倍返し」です。
白倉康夫拝