みずほ塚本会長と佐藤頭取辞任で終われない
大金を右から左に動かす及川元行員の所業!

(敬天新聞3月号)

会長・頭取の辞任

さて、当紙は長らくメガバンク「みずほ銀行」の不正を追求してきた。その甲斐もあってか、みずほ銀行の不正が白日の下に去らされ、昨年末には暴力団への不正融資問題が発端となって金融庁から二度目の業務改善命令を受けた。

また此の程、不祥事の責任を踏まえ、みずほFGグループ会長・塚本隆史氏の辞任に続き、みずほ銀行頭取・佐藤康博氏の辞任が発表されている。

しかし、金融庁から指導が入って頭取まで責任を取った話は、たかだか合計で約2億円を暴力団に融資した話らしいが、そんな金額は誰も信用していないだろう。辻褄を繕えて「それでよし」とし、臭い物に蓋をするのが大人の世界である。

しかし、会長が自殺した過去を持つ第一勧業銀行系の派閥を主として、それでは終結できない大きな問題を、みずほ銀行は抱えているのではないか。

みずほ銀行で暴力団への融資を担当していた審査第二部の及川幹雄元行員が、銀行の顧客(多額預金者)に対して、有利な投資話を持ち掛け勧誘し、多額の資金を集めていた件で、現在みずほ銀行と及川元行員は、みずほ銀行の特別な案件として大日本印刷が担保として保有するぎょうせいの株を買い戻すというスキームを画策し、元本保証と高配当を謳って騙したとして、被害者より提訴されている。

この件は、限られたジャーナルで既に報じられてきた。及川元行員の不正な金集めに対して、なぜ信用を毀損されたみずほ銀行は被害届を出さないのだろう。銀行が了解していた、もしくは他にも上司が絡んでいたというのだろうか?


ネットに流れた金銭消費賃貸契約書

当事者の佐藤昇氏

このみずほ銀行及川元行員の不正事件に関しては「週刊報道サイト」の佐藤昇氏が詳しい。何故なら当事者の一人だからである。当事者と言っては語弊があるかも知れないが、及川元行員に頼まれて、金に触った一人であることは本人が認めているから間違いないだろう。

今のところ当事者として名前の出ている者として発言しているのは佐藤昇氏だけである。他の者は当局からの逮捕を恐れ、「佐藤の発言は嘘ばかり。書類は偽造されたもの。佐藤は1月中に逮捕される」と言っていたが、今現在そのようなことはなく元気に「及川幹雄の不正追及とそこに群れた事件屋達」を執筆中である。

及川元行員が不正に集めた金は100億円と言われている。その金は一体何処にあるのか。及川元行員が辞めた今、みずほ銀行にあるのか、それとも及川元行員が隠しているのか。

この話には続きがあって、及川元行員の不正を嗅ぎ付けた事件屋、ブラックマスコミ、暴力団が及川元行員を脅し、恐喝を続けたのである。当紙もその中で名前を使われ、金を騙し取る材料に使われた。言わば準当事者である。

だから当紙の記事は新聞社としての部分と、準当事者としての部分が入り混じっているのである。

因みに当紙の名前を利用して金を引っ張った事件屋は大津洋三郎という二重戸籍の男である。専門は他人の財産乗っ取りと当局目眩ましだ(悪事の詳細は当社HPブログで連載中)。


及川元行員の金集

又、及川元行員が、ぎょうせいの株を買い戻すというスキームを画策し顧客を騙したという話の他にも、実在しない投資案件による二件のスキームを企て、多額の資金を集めていたという投書が寄せられていた。

誰かを貶める意図も考察し、慎重に調査を重ねているところだった。ところが2月に入って、この二件のスキームを纏めた図面が『みずほ銀行不正融資事件隠蔽された巨額投資詐欺の実態・及川幹雄と新井貴亮が画策した詐欺の全貌』とのタイトルで、何者かによってインターネット上に拡散された。

その投資のスキームとは、及川元行員が金集めのパートナーに、盟友である「新井貴亮」という人物を据え、新井が投資家から集めてきた金を一括して及川元行員に渡す際、不測の事態に備えて双方の間で借用書を交わし、及川元行員はその預かったお金を、投資の運用先の一つとして「橘三十三」という人物に流しているというものだ。

その裏付けとしてか、新井から及川元行員が6億4千900万円を借りた(平成24年4月25日)とする金銭消費貸借契約証書もネット上に公開されている。

当紙には新井から及川元行員が5億2千800万円を借りた(平成24年5月10日)とする別の同証書と、橘三十三が及川元行員から合計1億5千300円を預かった(平成23年4月、6月、12月)とする三枚の預り証が投書として寄せられている。

このスキームの中で、及川元行員が投資の配当を新井(投資家側)に戻すルートとして、ビューティーコンシャスの代表「金井志江」の名前が挙げられている。

ビューティーコンシャスは、エステサロン店舗「リフィート」を全国に展開していて、創業者は新井貴亮の別れた妻であることから、実質オーナーは新井貴亮であると言われている。

また、実在するオリックス社員の名前も記されている。スキームの真偽は定かではないが、及川元行員を中心とした巨額資金の受渡しを示す書面には各々の署名と捺印がある。

このスキームの真偽と金銭消費貸借契約証書が示す大金の真相を国税も当局も調査する価値あるんじゃないの?


危険なみずほ事案

みずほ銀行は、2億円に上る暴力団関係者への融資を知っていながら放置していた問題で、塚本会長・佐藤頭取が辞任するに至った。

しかし、それは氷山の一角であり、当方が問題にしているのは被害総額が100億円ともいわれているみずほ銀行と及川元行員による巨額詐欺事件と巨額資金の流出先である。

実際に、暴力団への利益供与や、当紙や週刊文春、国際新聞の追及記事を止める等の対策費として、及川元行員が用意した大金を、及川元行員から頼まれたという佐藤昇氏が事件屋達に渡したと証言している。

どれをとっても及川元行員が個人で右から左へ動かせる金額ではないと思うが、何もかもみずほ銀行は及川元行員が個人で犯した所業であると関与を否定するのか。

ならば、みずほ銀行が本店の部屋を使用して顧客を信用させ勧誘していた事実を踏まえ、及川元行員を訴え裁判に引きずり出し、全てを明らかにするべきだと思うのは当紙ばかりではあるまい。

佐藤昇氏は、自らも「週間報道サイト」を立ち上げ、みずほ銀行の不正を追及しつつも、死人が出るかもしれないと危惧している。

みずほ銀行の中にも、そんな事を危惧している者が居るのかな?その時、加害者被害者のどっちになるのか知らぬが、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の合併により誕生したみずほ銀行の中で、行名の由縁でもある日本の美称「瑞穂国」を汚す腐ったみかんは第一勧銀系にあるようだ。

みずほFGは、社外取締役が主導して経営を監視する「委員会設置会社」となるそうだが、有効に機能するかは疑わしい。


ネットに流れたスキーム

敬天ブログ敬天新聞社ホームページ敬天千里眼不正疑惑(評判・噂)告発