世界文化遺産・富士山の麓を汚す伊東商店のPCB汚染疑惑・続報

(敬天新聞6月号)

PCBで行政の指導歴あり

当紙で何度か報じてきた、富士山の麓の忍野村で産業廃棄物処理を生業としている伊東商店(伊東重光社長・山梨県南都留郡忍野村)が、毒性の強いPCBを敷地内で廃棄していた問題で、その後について情報が入って来た。

何度か行政に進捗状況を尋ねていたが、行政からは規定通り、連絡はなかった。

行政は不正な事実の通報は受け付けるが、その後の調査報告は通報者と言えども、知らせないのが原則なのである。これは決まりだから仕方がない。

しかし、何度も「調査の徹底」をお願いすれば、きちんと調べてるのである。昔と違って、特に悪質な不法行為は厳しく取り締まるのだ。

実は伊東商店は、平成十四年頃にPCB違法廃棄が発覚し、一度、大変な問題に成りかけたことがあるそうだ。言うなれば、そういう事実を知らなかった我々は二番煎じ糾弾と言うことになる。


回答できない理由

しかし、我々の質問状に対し、回答をして来なかったということは、問題が発覚したとされる平成十四年頃、改善する振りをして、実際には改善策を実行しなかったのではないのか。行政を抱き込み不問にする裏取引でもあったかな?。

もし、この時、PCB不法投棄を指摘されて改善策を万全に講じていれば、自信を持って堂々と、「その件は行政指導に従い、既に解決済みですよ」という回答ができたはずである。

尤も、PCBの土壌改良には一〇〇億の金がかかるらしいから、そう簡単に改良できるものでもないのである。内部告発の犯人捜しを優先するばかりに、取り返しのつかない状況に陥っているという話も漏れ伝わってくる。と言うのは、事情説明をするよう、県からも市からも呼び出しを受けてるそうである。時代を読み違えているのだろう。

今は朝鮮総連の議長宅がガサ入れを受け、違法があればその息子でさえも逮捕される時代である。富士山の麓は、いずれの場所も、美味しい水が自慢である。

水脈は地下で繋がっているから、一か所でPCBの猛毒が出たら、大ダメージを受けるだろう。行政が本気になって取り締まるのは当然である。

地元の暴力団に顔が利くからとか、司法警察官を知っているからとか、総連、民団に繋がっているからとか、そういう時代ではなくなっていることを一日も早く認知すべきである。


伊東商店施設

施設内

施設内の産業廃棄物


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