東京ドリーム学園と手打ち!?詐欺師が来たりて法螺を吹く

(敬天新聞10月号)

学校経営で暴利

支援金制度を悪用し、生徒の就学支援金を詐取しているという疑惑が昨年より報じられてきたウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)をめぐる就学支援金不正受給事件で、同校を運営する株式会社ウィッツの元監査役で親会社である東理ホールディングスの元教育事業部長がようやく東京地検特捜部に逮捕された。

傘下の四谷LETSキャンパスで、通信制課程の生徒ら十数人の支援金を申請する際、受給資格がなかったり就学実態が無いにも拘らず虚偽の申請書を作成し、就学支援金をだまし取っていたという。

高等学校における就学支援金は、家庭の教育費負担を軽くするために国が授業料を支援する制度であり、年収によって就学支援金の金額は異なるが、生徒一人あたり年間最大三十万円が支給される。

高等教育を隠れ蓑に、支援金を掠め取るだけの目的で生徒役をハントしていた悪質極まりない男である。こんな本分を逸脱し、銭儲けありきで、生徒の将来が蔑ろにされている学校は、一刻も速く摘発し改善するか潰すべきである。小泉政権下で規制緩和(株式会社立学校)が進んだ学校経営であるが、全国の学校を隈なく精査すれば、この事件に限らず、恐らく似たり寄ったりの例が数多く潜在しているのではないか。


当紙が手打ち?

本分を逸脱しているという意味においては、当紙が長らく追及してきた豊島区巣鴨にある学校法人東京ドリーム学園(ISB=専門学校インターナショナルスクールオブビジネス)もまた例外ではないだろう。

実権を握る貝原秀輝理事長は学校運営とは名ばかりで、生徒や真面目に従事する教職員を余所に、学園の貯蓄に対し公私混同も甚だしい支出を繰り返し行ってきた。もはや噂や疑惑の範疇ではないことは、先月号(九月号一面)で掲載した内部資料を見れば一目瞭然である。

そのドリーム学園の悪事が全く衰えを見せないらしい。そんなことを窺わせる情報(投書)が当紙に寄せられている。何でも職員の前で、自分たちの後ろに、如何に大きな暴力団が控えているかを強調して言いきかせ、教職員を脅しているというから、もう末期症状であろう。

不正に関係の無い職員の皆さんは、動ずることなく自身の持ち場で凛として、任された仕事を遂行すべきである。ドリーム学園が、学校の体を成してないというのは、もう何年も前から指摘されたことで、犯罪者に食い散らかされてる現実は、何度も資料付きで報じてきた。

当時は、弁護士も含めた協力者が何人もいたので、表沙汰に成りづらかったが、金の切れ目は縁の切れ目で、だいぶその不正もわかり易くなってきた。

貝原秀輝が、売買が思うように進まないため、痺れを切らして理事長に返り咲いて、五月からの三か月だけで、学内に有った二億円が消えて無くなり馬脚を現わした。というのが、先月号までの話である。

その後、別件事案をいくつも抱え持つ手前、毎日更新している当社ホームページのブログ記事でドリーム学園ネタをご無沙汰していたら、その後の記事が出てなかったことを良いことに、貝原の配下たちが言いたい放題言っているそうである。なので今月号も新聞の顔である第一面で記事にする事にした。

寄せられた情報によると、田中建志前理事長を退任させ、理事長に舞い戻った貝原が引き入れた佐藤仁本部長と遠山賢一事務局長が、教職員を前にして、以下のように吠えたそうである。

一、八月の当紙ブログに「投稿記事」が載ったことを受けて、直ぐに巣鴨警察へ営業妨害及び名誉棄損で被害届を出した。

二、巣鴨警察の受理印が押された告発状を持って、両氏が敬天新聞に乗り込み白倉氏と面談した。

三、元々、白倉氏と佐藤氏は面識があり、金銭をある程度支払うことで今後当校に関与しないことを約束させた。

四、敬天新聞が誰から依頼されたかも聞いたので、こちらは弁護士を入れて提訴する準備に入っている。その際、白倉氏から依頼者についても一筆もらっている。

五、佐藤氏いわく、敬天新聞は新橋界隈でのさばってるだけのエセ右翼であるから、貝原氏のバックとは比較にならない。街宣車はヤクザからのリースだから、簡単にドリーム学園には出せない。それに貝原氏のバックが抑えているから心配ない。その証拠にその後、敬天新聞から記事は出ていない。出ても申し訳程度のものしか出ないように話がついている。

・・以上が主たる投稿。

この他にも「内部告発しても、東京都・文科省とも既に話はついているので、スパイの人は時間の無駄だから退職した方がいいですよ」と、九月の二週目の朝礼で集まった教職員を前に話したそうである。

投書には「事実と異なると信じて連絡させて頂きました。我々は皆、動揺し落胆しましたが、貝原氏、佐藤氏のハッタリであると信じています。どうか我々の声を聞いて下さい。あんな寄生虫たちの話など聞かないで下さい。今いる学生が不憫でなりません。できれば学校を閉鎖することに尽力いただきますように、宜しくお願いします。職員一同。」とあった。


当紙の見解

これら発言に対する当紙の見解は、貝原一味の職員への虚言暴言に「びっくりぽん」の一言である。先月号でドリーム学園の記事は掲載したばかりである。それに当紙社主は勿論のこと社員も、貝原をはじめ佐藤や遠山という男に全く面識が無い。

それにドリーム学園の記事は二年近く書き続けているが、途中明らかに自薦と思われる詐欺師らしき者が尋ねて来たことはあっても、その者たちにはハッキリと追及の手も緩めることは無いと断っている(過去に記事にしている)。その後、誰からもこの件で話を持ちかけられたことは無い。佐藤と遠山が、敬天新聞社に乗り込んで、社主(白倉)と面談し金銭を払うことで合意したとか、和解書を書いたとか、本当に言っているとしたらバカとしか言いようがない。職員を騙す自作自演じゃないのか?。ぜひ書類があるならコピーを送って頂きたい。

そしたら当紙が被害届を出して真偽を明らかにしよう。まあペテン師はこのくらいの演出は平気でやるでしょう。稀代の詐欺師山本一郎なんて強盗まで演出するからね。

また、貝原のバックが誰なのか知らないけれど(昔は工藤会の名を良く使っていたとは聞いた)、そのような所から連絡が入ったこともない。街宣車を出さないのは、基本的に学校とか病院での街宣は禁止なので、法律を遵守しているだけである。

この記事が、佐藤のいう申し訳程度の記事に当たるのかどうかは見解の相違だろうが、また書かれた時の予防線を張ったのだろう。情報提供者や教職員の方も、言った言わないの水掛け論にならないように、しっかり会話を録音して証拠を送って頂きたい。佐藤たちも自分で「貝原氏のバックは大物暴力団」であるかのようなことを言って、自分たちもその仲間であることを認める発言をしているわけだから、警視庁、文科省、東京都に積極的に相談すべきである。この言動一つ取っても、学校経営に携われないことは明らかだ。当紙は、あくまでも第三者的に貝原たちの悪事を追及することしかできない。だから当事者が勇気を持って立ち上がることが一番大切である。

悪党と対峙するときは、挫けない心と凛とした対応が大切であるということを貝原に不満を募らせている皆さんに明言致します。こうしている間にも、九月十二日付で遠山が校長兼理事に就任し二年ほど前に二十五万円であった給与が七、八十万円ほどに増額したそうですよ。

東京都と豊島区が調査に乗り出したという話もあるが、東京地検特捜部の皆さん、次は東京ドリーム学園を。

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