入学シーズンに相次ぐ日大悪しき慣わし裏入学の投書

(敬天新聞5月号)

日大の忖度

京都府立病院の暴力団組長虚偽診断書作成問題で、担当医師他三名が逮捕された。京都府警の大手柄である。

この診断書虚偽作成で逮捕者が出たということになれば、日本大学の田中英壽理事長は、血圧が相当上がってるのではないか?表社会では、虚偽の診断書作成は犯罪であるのは間違いないが、裏社会ではこういう依頼を引き受けてくれる人物のことを、「義理に固い人」とか「信頼できる人」とか言って、重宝するのである。

法律的には当然違反であるのは間違いないが、こういう裏社会に貢献する人は意外と多いのである。男の本能として、強さに憧れる姿勢があるので、仕方がない一面もある。一つこういう前例が出れば、次から次に虚偽診断書の事例が出る可能性はある。

当紙がこれまで追及してきた、日大田中理事長と取巻き執行部による数々の不条理に関しては、ホームページで過去記事を御覧頂きたい。

その取巻き執行部の内田、井ノ口連合が、入学について不正をやっているようだ?みたいな簡素な手書きの投書が当紙に届いた。投書には「それには文理学部が絡んでいるのでは?」と書いてあった。

しかし、「?」では流石に当紙もそのまま掲載できないよ。

まあ恐らくこれは、アメリカンフットボールの部員を「スポーツ選手推薦枠」で入れるにあたって、自分たちの都合で入れている、という意味だろう。それは昔からのスポーツ部の習慣である。

本当はスポーツ推薦枠で入学できるほどの高校時代の実績はないのだが、細工して、あるように作り直すのである。当然入学するには何人かの手を経るわけだから、一人で出来るわけはないのであるが、実力者の推薦となれば、見て見ない振りをするのが「忖度」である。

嘗て、私自身(当紙社主)が直接関わってきた日大の暗部であるから、やり方は良くわかる。学部長も、事務局長も押印はする。ただ、私が関わっていたのは三十年も前のことだから、今も続いているとは思えないけど、能力が足りない学生を受け入れるのであるから、目的は裏金である。

文科省や請われてない第三者委員会が介入すれば、その違反性は直ぐにわかろうが、学内から調べるのは無理なのである。うちに投書がくるぐらいだから、いろんな機関に投書は行ってる可能性はあろうが、証拠書類も出にくいので、担当機関が本気で調査に入らないと無理なのである。

そんな記事を書き溜めていたら、またまた日大の「裏入学の投書」が届いたので掲載することにした。この投書で情報の信憑性が高まったのである。


悪しき慣わし

やはり、三十年前に私も関係していた裏入学と同じカラクリである。教職員でなければわからない話である。

当時は内田も篠竹監督のやり方を「これではいい選手を集められない(選手枠の中に、選手としては能力のない者を金を貰って入れる。また学部長に枠を増やさせるために、袖の下を渡す)」と嘆いていたが、手法を受け継いでいたんだなー。まだやっているんだー?文科省もいい加減特別監査すればいいのに、今回も動かんのだろうなー。

こういうのはマスコミが動かなければ風は吹かないのであるが、マスコミにだけは、国からの助成金の中から、理事長機密費の中から、学生が納める経費の中から、事業費収入の中から、寄付の中から、亀ちゃん(亀井静香)特別危機管理防衛隊(詳細は過去記事ブログを御覧下さい)を使ってばら撒かれているから、なかなか風は吹かない。

こういう時頼りになるのが、朝日新聞系や共産党機関紙系であるが、その関係者の教職員も今のところ、田中理事長大物暴力団組長交友録がトラウマとなっているのか、動きが見られない。


暴力沙汰

また、日大に関しては暴力沙汰を告発する投書も届いている。こちらもまた、日大にとっては悪しき慣わしといえよう。

まあ、昔の体育会系では教育の一環として当たり前のように「しごき」という名の下に殴る蹴るの暴行が行われていたのだから、相撲部の雄であった田中理事長に限らず、その名残りで今も尚、職員が生徒はもとより、部下をボコボコにすることは多いにありえることだろう。

しかし、現代では愛のムチでも、度を過ぎれば立派な傷害事件として立件される犯罪行為だ。この投書によると、週刊文春(二〇一七年四月十三日号)に、やり投げのオリンピック選手だった村上幸史コーチが女子学生と不倫し、裁判沙汰に成っていると報じられた問題で、内田正人(人事部長兼体育局長)が、その監督不行き届きの責任として、陸上部の井部誠一助監督を本部体育局長室に呼び出し、ボコボコにしたというものだ。なんでも現場は「血の海」になったそうである(話し盛ってない?)。

それなら傷害事件として、警察に通報すればいいんじゃない?井部助監督は告訴するべきだろう。

だいたい内田という男は、裏就職で事業部に就職し、今では三軒茶屋キャンパス教学サポート課勤務で豊山高校アメリカンフットボールの監督にまで栄転している井上奨が、アメフト部の学生時代にホモビデオに出演していたことを週刊誌フライデー(二〇十三年九月六日号)で大きく報じられた際、監督責任を問われるべき立場にありながら、問題を闇に葬り何の責任も取らなかった人物だ。

そんな内田が井部誠一助監督を殴る資格はないだろう。もし殴るなら不倫をした本人を殴るなり首にすればいいだろうけど、村上コーチは日大のスター選手だから、それができなかったのか?だとすれば、とんでもない打算である。

これら相次ぐ日大の不祥事は、いったいどうすれば解決できるのだろうか。日大のカネと弁護士と政治力に平伏し、大手マスコミは取り上げようとしないし、文科省も動かない。警察も見て見ない振りというし、困ったねー。やはり教職員が危機感を持って立ち上がり、本気で怒るしかないね。日大は一〇〇%私営の田中商店ではないのだから。続く。



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