続・旭電業鰍フメガソーラーと鰍`SK駒井裕社長の反社な話

(敬天新聞 平成30年11月号 2面)


反 響

メガソーラー(太陽光発電所)の事業に参入している旭電業梶i本店・東京都世田谷区=本社・岡山市=代表取締役松岡徹)と、その子会社である旭メガソーラーすさみ発電鰍ニ鰍`SK(滋賀県大津市桜野町=代表取締役駒井裕・旧姓今井)との事業契約を巡り、重大なコンプライアンス違反があることを先月号で報じたところ、大きな反響があった。

駒井氏の所業があからさまに成り、意外にも暴力団関係者も喜んでいるという話も耳にした。きっと恩人である崇仁・協議会の川村眞吾郎会長の名前を騙って悪さをしていたように、不義理を重ねていたのだろう。

また、反社会的な業者の事情と地元議員や町長の不適切な関係も見えてきた。疑惑の舞台と成っている和歌山県西牟婁郡すさみ町では、地元民が町有地の売却に関し、疑問を呈しているのに、町議会では町長と町議会議員の双方が、地元民の疑問に対し、罵る場面も見受けられ、異常な事態と成っている。広大な山林を伐採し、推し進めるメガソーラーを何が何でも進めようとする姿勢は、公益よりも私益に駆られた欲念を感じ得ずにはいられない。


何かと課題の多いメガソーラー


FIT見直し

そんな折、先月十三日、九州電力が太陽光事業者の発電所を一時停止させる「出力制御」を行ったというニュースが新聞各紙で報じられた。巷では「電力が余ったのなら蓄電するとか、電気料金を安くしろ!発電し過ぎちゃダメとはどういうことか?」という声があがった。

立地条件が適していることから九州地方で特に拡がりを見せたメガソーラーであるが、発電量が需要を上回ったため、電力の需要バランスが崩れて停電が起こるのを防ぐ処置であるという。

政府が再生可能エネルギーを将来の主電源とする方針を掲げて推進されてきたのに、ここにきて大きな課題が浮き彫りと成った。 また、主務官庁である経済産業省は、太陽光発電の「固定価格買取り制度(FIT)」を大幅に見直すことを発表した。

再生エネルギーによる電気は、電力会社が事業者から一定の価格で買い取り、その費用を家庭などの電気料金に上乗せして回収している。制度の導入当初に決めた割高な固定価格(最大二〇年間維持)のままでは国民負担が重すぎる。そこで買い取り価格を下げると共に国民負担を抑制していく方針である。既に認定を受けているのに意図的に発電を始めていない業者(転売や海外の安価な設備で利鞘を稼ぐ目的)に対しては、来年度中に稼働しないと当初の買い取り価格を減額する方針を示している。

今後は、環境を考えた利潤より、金儲けだけを求めて事業参入を計って来た者などは、淘汰されるて行くことだろう。そんなことを、知ってか知らでか、旭電業の松岡社長が気が気でない様子であるという。

旭電業の社内では、松岡社長が幹部社員たちに、「駒井裕が元暴力団員であろうが、ネットのブログ(弊紙)で騒がれようが、地元民が何を言おうが、全て無視して続行しろ、特に岡山県美咲町(略称)は社運がかかってるのは分かっているな」と声を荒らげることもあるという。そのため、社内はピリピリした空気に包まれているそうだ。

和歌山県すさみ町(略称)のメガソーラーも、旭電業がFIT導入当初の固定価格で大儲けすることを想定し、取り組んできた事業だ。事情がどうあれ、今更これを手放したくはないだろう。同じく旭電業が手掛けている岡山県久米郡美咲町のメガソーラーに至っては、すさみ町の利益どころではなく、その三倍の儲けを見込んでいるというから尚更だ。そのため、地元の住民が騒ごうが、駒井氏が元暴力団員だろうが、松岡社長は『見ざる聞かざる言わざる』で押し通すつもりなのだろう。

しかし、社運を賭けるというのなら、それこそ一刻も速く社員たちの為にも、コンプライアンスを厳守し、駒井氏との問題に対処すべきであるのだが・・・。


旭電業の本音

弊紙の記事が出て以降、松岡社長の焦燥はそれはそれは半端ではないという。これには、今更ASKの駒井氏を外して仕切り直しできない切羽詰まった事情があるという。

「現在、買電価格が四〇円で監督官庁へ申請が通って(受理されて)います。二年以内に買電を開始しないと期限切れとなって、買電価格が四〇円から十八円になります。

だから松岡社長が『社運を賭けてやれ!臭い物には蓋をしろ!』と血眼になって幹部に命令しているんです」(旭電業関係者)

つまり、旭電業のこの事業は、経産省が買電価格を引き下げる改正前に申請を受理されていて、この時点での買電価格であれば大きな利益が上がる。

しかし、現段階の買電価格は十八円。受理された時の買電価格四〇円と比べると半値以下になる。つまり申請から仕切り直した場合、利益は半値以下になってしまう。そのことへの焦りと恐怖が、更に松岡社長を追い詰めているのではないか。

弊紙が問題視している駒井氏との関係にしても、事業を清浄な形で仕切りなおせば、暴力団のフロント企業であるというASKと代表で元暴力団員の駒井氏を外すこともできる。しかし、その上で再申請して事業を新たに進めても、全く利益の出ない事業になってしまう。

「だから松岡社長は、会社存亡の危機と叫んでいるのでしょう。再申請で仕切り直せば会社は破綻するという事への恐怖だと理解しています」(太陽光発電の専門家)

松岡社長だけでは無い。和歌山県すさみ町、岡山県美咲町のメガソーラー推進派の中には、特別な事情(関係)があり、是が非でもこの事業を貫こうとし、品位をかなぐり捨ててしがみついる者もいるようだ。


旭電業の陥落

旭電業執行役員でソーラー発電事業部営業本部長の片岡俊治氏が、ASKの駒井氏と不適切な関係にあるらしいと先月号で報じたが、他にも駒井氏から賄賂を受け取っているなど、不適切な関係にある者が複数存在し、それが表面化することを恐れているという情報が、社員の話しとして寄せられている。

既に松岡社長は収賄の社員を掌握している様子だが、社内の不正を一掃するより、今は利益が優先で他は二の次三の次らしい。

「社長は何が何でも和歌山県すさみ町の太陽光事業を維持したい。さらに再生エネを四〇円で申請受理済みの岡山県美咲町の太陽光事業を進めろと幹部社員に命令している。社員の収賄や駒井裕ら暴力団関係者を使った強引な地上げや、元暴力団員、駒井裕が代表取締役であるASKと契約まで交わしているコンプラ違反などは見て見ぬふりです」(社員の話し)

SKと旭電業が交わした契約書の第十一条に書かれたコンプライアンス(法令遵守)に完全に抵触している。松岡社長=旭電業は、この契約違反をいつまで黙認するつもりだろうか。

駒井氏は、片岡執行役員を暴力団お得意の「酒、女、金」が絡む接待攻勢で畳みかけて落としたそうある。これを皮切りに、岡山県美咲町のメガソーラー予定地の地上げを自由に操るために社員・役員へと賄賂攻勢で影響力を強め、会社から高額の地上げ資金を払わせる関係を構築したという。

おまけに、社員から買電価格が下がる前に申請が受理されないと買電価格が半値以下になると聞き出すや、「しめた! ええ話を聞いたわ」と旭電業から金をむしり取る材料が増えたことに狂喜したという。

「期限付きの申請受理の情報が入った後、駒井は弊社の社員に『地主さんが、なかなか了承してくれまへんねん。旭電業さん、地上げ資金を上げてくれんと事業できまへんで』とネチネチ増額を強要しました」(社員の話)

社員が資金増額を渋ると「賄賂(金)や女のこと(接待)を世間に言うでえ」と駒井氏はささやいたという。(三面に続く)


ご満悦の駒井裕氏


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