新橋4丁目所有者白骨遺体事件でNTT都市開発に瑕疵はないのか?

(敬天新聞 平成30年12月号 1面)


蔓延る地面師

積水ハウスが被害者の地面師詐欺事件では、警察からの情報漏洩が元で、主犯二人が直前で逃げたと言われている。直前で情報漏えいをしていたというのであれば、金銭的対価があったと思うのが普通である。警察は面子などかなぐり捨てて、当事者を逮捕すべきである。

積水ハウス事件では、積水側にも瑕疵はあった。契約をする前に、何度も所有者は偽物であるという情報が積水側に入っていたというし、支払いを幾つにも分けて振り込んだり、直前で契約する会社名を変えたりとか、通常ではない交渉や契約があったにもかかわらず、寧ろ予定よりも振り込みを早めたりしているのである。どう考えても「引込み役」に近い存在がいるように思えてならない。

捜査当局は、加害者と被害者を勧善懲悪に分けたがるが、最近の犯罪は入り組んでいて、どちらが被害者か加害者かわからない場合もあるのである。

一年前だか二年前だか忘れたが、電通ワークス事件があった。あの時も名だたる地面師が介入していたが、最初から電通は被害者と見立てて捜査を組み立てたから、肝心の地面師まで無罪になってしまったのである。あれは電通ワークスも含めての循環取引をした事件だったのである。大手だから悪いことはしないという発想は間違いである。

NTT都市開発はNTTの電話屋さんを想像する。地上げ屋や地面師とはイメージが結びつかない。しかし、NTT都市開発の今回の地上げを担当した者は、「電話屋さん」ではない。倒産した藤和不動産から、再就職した男である。

その男と京栄商事の松田や蒲谷弁護士とタッグを組んで始めた地上げである。それも単なる地上げではない。最初の段階で所有者には成り済まし役がなっている。秋葉紘子が所有権を移している。高橋礼子さんから本当に下記資料番の三京が買ったのであれば、三京は高橋さんに相場の10億円近くを払っている筈である。成り済まし役も必要なかろう。

そして、三京からCKエージェントのCKエージェントから平和恒産平和恒産から中央都市管理中央都市管理から京栄商事京栄商事からNTT都市開発へと、少しづつ利益を乗せて売られた筈である。

何故か一度買い戻した会社さえあった。何より、積水ハウス事件でも逮捕されている「成り済まし婆さん手配師」の秋葉紘子が絡んでいるではないか? 何故これが事件にならないのか? NTT都市開発を被害者と考えないで捜査の見立てを考えるべきである。

積水ハウス事件が、イクタホールディングスの介在、小林興毅元代議士や栃木弁護士の信用が、契約に大きく貢献したのと同様に、新橋四丁目事件では、京栄商事の松田と二個一の行動を取っていた蒲谷弁護士の存在は大きかったはずである。 当時は法人弁護士事務所の代表もしていた。架空請求詐欺の口座を貸していたという話もある。会社は大手でも、中味は生身の人間である。毒饅頭を食べることもあるのである。

それこそ地面師も地上げ師も名うての曲者揃いなのである。偏見は持たずに捜査すべきである。


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