旭電業鰍フメガソーラーと鰍`SK駒井裕が恐れる国税と口座凍結の日

(敬天新聞 平成30年12月号 3面)


不可解な投書主

弊紙で連載している和歌山県西牟婁郡すさみ町のメガソーラー(太陽光発電所)問題に絡み、様々な情報が寄せられている。

追及の発端は、メガソーラーの事業に参入している旭電業梶i本店・東京都世田谷区=本社・岡山市=代表取締役松岡徹)と、その子会社である旭メガソーラーすさみ発電鰍ェ、元暴力団員である鰍`SK(滋賀県大津市桜野町)の代表・駒井裕氏と、手を取り合い事業を進めていることが、重大なコンプライアンス違反であるということについてだった。

何故なら、その収益が駒井氏によって現役暴力団に上納されているという疑惑が生じているからだ。ところが、弊紙の記事が発端で、様々な思惑を持つ者が混在していることがわかってきた。

弊紙には 、すさみ町で町有地の売却に疑問を呈し活動している「すさみ町を語る会」を名乗る投書が届いている。その主要メンバーであるという和田氏と山本氏の個人名を明記した投書が幾度かあった。中には両氏の他、会のメンバーとして数名の名前と携帯電話番号、住所が記載されているものもあった。

しかし、驚いたことに両氏は「私達は一度も投書した事が無く、困惑しています」と話しているという。

弊紙はてっきり、会のメンバーによる投書かと思い、記載されていたメンバー数人に、情報提供を目的として新聞を送った。ところが受け取りを拒否して送り返してきた者がいたので、もしやと思っていたところである。

弊紙が不正追及する過程で、ASKの駒井氏をよく知る人物として、取材に協力してくれている崇仁・協議会の川村眞吾郎会長(駒井裕の元雇用主)が、秘書に命じて「すさみ町を語る会」の和田氏に問い合わせたことで、そのことが発覚したのである。

では、両氏の名前を使って一体、誰が「敬天新聞」に投書しているのだろうか? 匿名での通報、通信、投書は分かる。しかし仮にも実在する「すさみ町を語る会」の主要メンバーの個人情報を記し、現物の契約書まで添付して、事細かに弊紙の知らぬ事をも情報提供してきている。

これ程の資料を町民が入手するとは考えにくい。考えられるのは町長の周辺者、役所の職員、町議会関係者など、内部の情報を容易に手に入れることができる人物が投書の主だということだ。その動機は正義を貫き、腐敗した町政を浄化しようというだけであろうか? というのも、奇しくも来年は町長選挙が行われるタイミングである。

町長選を巡る足の引っ張りあいが水面下にあるのだろうか。現町長の岩田勉氏は、本件のメガソーラー用地として町有地を売り渡したことで、疑惑が生じている。町長を挿げ替えたい者達は絶好の好機と捉えているかもしれない。

果たして、他人に成りすましての投書は、現市長を圧倒し権力を手にしたい者の仕業なのだろうか? 或いは「すさみ町を語る会」をも陥穽にはめようという意図があるのだろうか? それとも「すさみ町を語る会」こそ、不正を見逃さない行政ウォッチャーであると知らしめたい支持者の計らいなのか? いずれにせよ、送られてくる証拠書類から見えてくるのは「不正そのもの」だということである。


旭電業の松岡徹社長


口座凍結

さて既報のとおり、元暴力団員であり、六代目山口組K会の企業舎弟であるASKの代表駒井裕名義の「京都銀行西大津支店」に、事業パートナーである旭電業から約二十三億円が振り込まれている口座がある。また貸し金庫も借りているそうだ。更に、駒井裕個人名と家族名義で、複数の銀行に約六億〜七億円もの金が預金されているという情報もある。旭電業は形振り構わず不正を承知で駒井氏との関係を継続していく腹積もりであろうか。

しかし、それには大きな問題とリスクがある。「駒井は暴力団に資金を流す片方で、地上げ等の傘下のパートナーへの支払いをせず、情報は駄々洩れの状態を作りました。搾取したカネ入ってくるカネを自分の懐でせき止めて使っているのですが、税金を払うことは全く度外視。愛人を連れ込んだり、暴力団組事務所として使う為、琵琶湖が一望出来る高級マンションを買ったり、高級車や高級時計をいくつも買ったりしています。暴力団への資金提供も、名前を利用した割にはケチって上納していますが、上納の事実を吹聴していますから、既に銀行も知っています。刑事事件前に口座の凍結もあるでしょう。或いは銀行の意思とは別に、税金の件で国税から口座の凍結をされることもあるでしょう」(駒井氏の元パートナー証言)

口座の凍結は駒井氏にとって死を意味するものだが、脱税を認識しながら看過した旭電業も駒井氏を甘くみたツケで消えることのない風評を負うことになると、この元パートナーは言う。

甘く見られたのは暴力団も同じである。さんざん後ろ楯の六代目山口組K会の幹部の名前を使い、紹介者を使い、ボロ儲けしたにも関わらず、K会には上納金をケチっていたことが露見したことで、駒井氏はK会を異常なほど恐れているという。しかし、命を脅かされることではなく、懐の金を失うことを、何よりも恐れているらしい。


すさみ町長・岩田勉氏


駒井の相談者

これまでの所業が公けに曝され、浮かれていた駒井氏も、ようやく事の重大さに気がついたようだ。

後ろ楯の暴力団には、上納をケチっていた事がバレて、逆鱗に触れる結果を招いている。更に警察当局・国税も動きかねない状況だ。そこで慌てて、滋賀県選出の自民党衆議院議員のU代議士に泣きついているそうだ。

U代議士は小泉チルドレンとして、初当選し、自民党が野党になった時には、滋賀県知事に立候補し落選。その後、衆議院議員に返り咲いた御仁である。駒井氏は、友人の滋賀県大津市会議員のT氏を介して、U代議士に色々相談しているようだ。

しかし、U代議士が暴力団関係者の相談に乗っていることが人に知れたら、週刊誌ネタになるのでは? とU代議士の後援会会員は心配しているそうだ。また、前出の駒井氏の元パートナーによれば、駒井氏と暴力団繋がりの、うどん屋チェーン「つるとんたん」を展開している潟Jトープレジャーグループ代表取締役・加藤友康氏にも相談に行ったそうである。

一方、駒井氏の事業パートナーである旭電業の松岡徹社長は、岡山県選出の自民党衆議院A代議士に相談に行っているとの情報を得た。事実であれば、自ら規定したコンプライアンスに違反した企業と、アウトローの元暴力団員が、立法府の国会議員に「お目こぼし」を懇願して贈賄する構図である。奇しくも旭電業本社は、備前の国で知られる岡山県にある。

小判の切り餅を饅頭の箱に入れて渡すと「備前屋おぬしもワルよのう」「お代官様にはかないませんよぉ」という定番の田舎の猿芝居が目に浮かぶ。

過去には、裸同然の駒井氏に手を差し伸べ雇用してくれた恩人である川村眞吾郎会長が、病床に伏せている隙を見て、多額の税金を川村会長の会社に付け回すことに成功した非道極まりない駒井氏だが、今回のメガソーラー事業は巨額なだけに、そうそう簡単には脱税の完遂は無理であろう。

日本の優秀な国税当局は、鰍`SK代表取締役・駒井裕氏の脱税を見破り、追徴、重加算税等、厳しく取り立てることだろう。

国税局が早いか、それとも暴対法に基づき、駒井氏と、その後ろ楯になっている暴力団を捜査する警察が早いか。駒井氏の悪運にも、ようやくピリオドが打たれそうである。


ご満悦の駒井裕氏


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