メガソーラー収益をASK駒井裕が上納 旭電業のコンプライアンスは大丈夫?

(敬天新聞 平成31年2月号 2面)


重大な懸案

東日本大震災の東京電力福島原発事故を踏まえ、火力や原子力に代わる再生可能エネルギーとして、国が強く推進してきた太陽光発電の導入であったが、広大な土地の確保に山林を切り開くなどするため環境破壊を誘発している。

環境を守る名目であったはずの太陽光発電が自然破壊を生じさせているため、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)の建設を巡り業者と地元住民間でのトラブルが全国で大きな問題と成っている。一月十四日には、環境破壊を懸念する各地の住民団体が東京都内で集会を開き、国に法規制の強化などを求める要請書を提出した。

これらを踏まえ、環境省はメガソーラーについて、法律に基づく環境影響評価(アセスメント)の対象とする方針を固めた。平成二十四年七月に国の政策で始まった再生可能エネルギーによる電力を電力会社が長期間、決まった価格で買い取る制度(FIT制度)も見直され、銭儲けをもくろみ、事業に参入していた者にとっては、見込み違いとなってしまったことだろう。

多額の資金を投じて和歌山県西牟婁郡すさみ町と岡山県久米郡美咲町のメガソーラーを手掛けてきた旭電業株式会社(本社・東京都世田谷区=代表取締役松岡徹)も決して他人事ではないだろう。もっとも、そんな政府の方針転換のことよりも、提携していた株式会社ASK(滋賀県大津市桜野町=代表取締役駒井裕・旧姓今井)が暴力団と繋がり、資金源となっていたことの方が、よっぽど重大な懸案なのかもしれないが(詳細は弊紙過去記事)。


環境省が問題視。何かと課題が多いメガソーラー


警察の狙い

嘗て、駒井裕氏の生活が困窮していた時代に、知人の頼みでやむを得ず面倒をみていたという言わば駒井氏の恩人であり、誰よりも駒井氏の性根を知る京都の人権団体「崇仁・協議会」の川村眞吾郎会長から、新たな情報が入ってきた。

駒井氏が太陽光発電で得た金の総額を暴力団に過少申告していた件で、駒井氏の地上げ仲間で「覚醒剤はおやつ感覚」とフェイスブックで公言している松田某(元暴力団組員で現在は駒井氏と共にK会の企業舎弟らしい)にも暴力団から疑いがかかり、松田某が暴力団から上納金の不足を請求されたそうだ。

そこで松田某は「駒井さんが、高額の金を手にしているのに、組織に入れた金では上納が足らないと組で問題になっていますよ」と不足分の支払いを駒井氏に迫ったという。これは松田某と駒井氏二人が、企業舎弟として上納している広域指定暴力団への上納金を、追加しなければならないということだ。

元暴力団員の端くれとはいえ、駒井氏は暴力団への上納の重みを認識しているようだ。松田某から上納をケチった事を指摘され、組の上層部が怒っていると感じた駒井氏は、慌てて金を用意して支払ったという。

駒井氏が一貫して変われないのは盗癖、横領癖の様だ。サラリーマン時代から横領→解雇の繰り返しで無職になり、暴力団員の弟を頼って暴力団員になり、その暴力団でも盃を貰った兄貴分の金を横領した事は周知の事実である。その後、崇仁・協議会の川村会長に拾われ、更に巨額な横領を働いて現在がある。その習性はどうやら不変らしい。

今回の横領は暴力団側からすれば、あるべき上納金の横領ということになるのだろう。そして今般の内輪揉めは、弊紙が駒井氏の悪事を白日の下に晒した事の副産物で、暴力団側は駒井氏に大恥をかかされた形になったのである。

駒井氏が泡銭をK会に上納する際の橋渡し役は、元奈良県生駒市議会議員であったS氏親子と、松田某の役割であった。

「あの駒井だけは(敬天の)ブログで書かれた通りのセコい奴だ」と、駒井氏の仲間である松田某ですら呆れて怒っていたそうである。

K会に近い松田某は、「駒井さんが太陽光事業で、旭電業から得た金額はバレてますよ。K会への上納金として、先ずは最低でも三億円は必要ですよ!」そう要求したという。

この金額の根拠は、駒井氏の会社ASKの京都銀行西大津支店にある口座に二十三億円の預金があるからだという。旭電業が振り込んだ二十三億円の他にも、他の銀行に駒井本人や家族名義の預金が約七億〜八億円あり、総額で約三十億円の預金が確認されているそうだ。その一〇%である三億円が暴力団の看板料、すなわち上納金として妥当な額であると松田某は考えたようだ。

又、その約七億円〜八億円のうち、三億五千万円は、元雇用主である川村会長から横領した金で、更に約一億円が入院した川村会長をダシに「命の危機で手術費用が必要だ」と言って、川村会長の関係者と知人から詐取した金。残りの二億五千万円〜三億五千万円は、オレオレ詐欺で得た金との警察情報も川村会長には入っているそうだ。

しかし、駒井氏の彼女の証言によると、駒井氏が散財した金は、高級マンション、高級車、毎月の海外旅行など、その総額は三十億円どころではないということだ。

松田某が最低三億円という要求額を提示した数日後、駒井氏は松田某に五千万円だけ渡し、「今は目立つんで! このカネで上(K会幹部)にとりあえず勘弁してもらって欲しいんですわ! お世話になってますんで、あと二億五千万円は急ぎ持ってきますんで!」と言ったそうである。

しかしその後、駒井氏は松田某の電話に一切出なくなったそうだ。そのため、松田某は激怒し、駒井氏との兄弟関係は現在崩壊しているそうである。


元生駒市議S氏と駒井裕氏(右)


目的は上納

いずれにせよ、旭電業から駒井氏に支払われた金の中から、K会に五千万円が確実に上納され(松田某が着服してなければ)、警察当局がそれを把握するのも時間の問題であろう。当局は暴力団、企業の双方に捜査の手を伸ばすことだろう。勿論、パイプ役・核心人物は駒井氏で間違いない。駒井氏と松田某がK会の企業舎弟であることも事実である。

松田某はK会傘下組織(東京都)の組員だったのだが、覚醒剤使用・所持で逮捕され、覚醒剤厳禁であるという組織の規律違反で「破門、絶縁」処分を受けたそうだ。

しかし、出所後もK会の兄弟分に上納して、K会の名前を使いながら、スーツに身を包み、小指が無く、刺青だらけでありながら東京の会社数社の役員をしているそうだから大したものである。

太陽光発電事業を、駒井氏に勧めたのも実は松田某であるそうだ。特に、現在地上げ中である岡山県美咲町は事業開始に当たって、松田某がかなりの役割を担ったという。つまり、最初から彼らの事業のコンセプトは「暴力団への上納の原資開拓」だったのであると川村会長は断じている。

旭電業はいつからこの「コンセプト」に加担し了解していたのであろうか? 旭電業の企業コンプライアンスはどうなっているのかな?

更に新たな情報として、「オレオレ詐欺師の出し子」で逮捕歴があるという徳村某という人物の会社を駒井氏が事務所として利用し、徳村某と共に特殊○○を企てているとの情報もあるので、次回までに実態を暴くことにしよう。続く。

 (弊紙ブログで連載中)


旭電業・松岡徹社長


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