（敬天新聞 平成31年3月号 3面）
拡がる抗議 |
旭電業梶i松岡徹社長＝本社・世田谷区）と鰍`ＳＫ（駒井裕社長＝滋賀県大津市）が手掛ける和歌山県西牟婁郡すさみ町での大規模な太陽光発電事業。そこに潜在する行政を巻き込んだ不適切な関係と、駒井氏によって暴力団に収益の一部が上納されていた問題はこれまで報じてきた通りである。現在、すさみ町では住民が立ち上がり、数々の問題を追及している。
元暴力団員である駒井氏と、兄弟分の松田某が、太陽光発電の場所としてすさみ町とは別に目を付けたのが岡山県久米郡美咲町である。
松田某（覚醒剤使用でＹ組破門）が、知人を通じて知り合った東京の不動産業者「インターフローレンス」が所有していた美咲町の土地八十万坪を、駒井の会社ＡＳＫが購入した。駒井氏は、その内の六十万坪を地元の同意（開発に伴なう土地買収）に奔走した地元の製材会社である江与味製材の難波社長に、協力の御礼として譲渡する約束をしていた。
ところが土地の買収が完了した途端に、駒井氏は手のひらを返して「譲渡するなど言った事も無い」と開き直り、約束を反古にしたらしい。現在も旭電業は、その場所で太陽光パネルの設置を予定している。駒井氏は和歌山県すさみ町での太陽光発電事業で、旭電業から多額の資金を巻き上げた。その汚い潤沢な金を資金として、この岡山県美咲町での地上げを、暴力団まがいの手法で行っている。
しかし本来、旭電業から得た地上げ資金は、地上げにあたった業者らに分配されなければならない。
だが、思わぬ大金に目の眩んだのか、駒井氏は協力した業者らに一円も支払わないでいるらしい。
地上げには、手間と経費が掛かり、資金も巨額になる。当然、分配されて業者に行き渡る様に手配するのが駒井氏の役割であるが、お金への異常な執着から独占してしまい、古くからの仲間も片っ端から裏切っているようだ。
この駒井氏の金に対する執着は、幼い頃からの病的な習性だと周辺者は言う。国語能力はゼロだが、金勘定の計算は異様に早かったらしい。元雇用主の崇仁・協議会の川村眞吾郎会長が病に臥している間に、己の会社の税金を全て川村会長におっ被せる工作を施した。駒井氏の妻や裏口就職でメガバンクに就職した双子の娘たちも、受けた恩義の数々を忘れ悪事に加担したと、川村会長は憤る。
現在、駒井氏の悪事を川村会長に告発しているＡ社長もまた、駒井氏に義理を踏みにじられて、裏切られた一人である。地上げ現場の岡山県美咲町では、地上げに協力した者達が、このＡ社長に怒りの矛先がぶつけているそうだ。
「どうなってるんや？」と迫られたＡ社長は、駒井氏の裏切りで、正当な報酬が一円たりとも支払われない現実を伝えたという。岡山県美咲町の地元を纏め、地上げを手伝った人達が、太陽光パネル設置協力の対価として、支払いを請求するのは当然だ。だが、駒井氏は支払いを拒否し、手持ち資金を独占する算段のようである。現在、岡山県美咲町での太陽光パネル設置予定地の土地所有権者は、駒井氏が代表取締役である鰍`ＳＫと鞄倹ｼＥ＆Ｅ（森田宇一社長）の二社となっている。つまり、今後は何もせずに、旭電業から多額の土地賃料がこの二社に振り込まれるのである。
駒井氏は『支払わなくても法律に違反しない方法』を、滋賀県選出のＵ代議士からレクチャーを受けていると言って胡坐をかいている様だ。
だが、駒井氏に不満を持つ人達が抗議の為に団結しつつある。抗議のターゲットも、駒井氏は勿論のこと、ＡＳＫや旭電業に対しても、警察や国税に働きかけ悪行を指弾する。
また、ＡＳＫと駒井氏が預金口座を有する「京都銀行・西大津支店」を始め、全ての銀行にコンプライアンスの遵守を求める。取り纏め役は、駒井氏の性質を誰よりも知る川村眞吾郎会長である。
川村会長は、駒井氏の巨額な横領や潟Aスク（現ＡＳＫ）の納税を、川村会長が代表取締役である叶富士建設にすり替えるといった数々の裏切り行為と、駒井氏による非道なレイプの告発を含む抗議運動を準備中であるという。
元生駒市議S氏と駒井裕氏
非道の極み |
この「非道なレイプ」とは、駒井氏が暴力団員時代の兄貴分の一人であるＴ氏（故人）が、末期ガンの病床で、余命一ヶ月も無いという状態の中で、自らが駒井氏と共謀した悪事として、反省の念を込めて川村会長に語った話である。
Ｔ氏は川村会長に、こう証言したという。
最後に、ワシは極道として最低な事をしたと後悔してるのがレイプです。夜一人歩きの女をワゴン車で拉致して、駒ちゃん（駒井）と兄弟分のＫと三人で犯しました。最初は強盗だけのつもりだったんです。 でも、駒ちゃんが『犯しましょうや！ その予定でビデオカメラ持って来てまんねん！』と言い出して、駒ちゃんが泣き叫ぶ若い女の子を殴りつけて、無理矢理レイプした。駒ちゃんは、終始笑い顔で、目つきも異様で圧倒されてしもたんです。それを兄弟分が録画している時に、ワシは止められんかった。
その時の事を思うと、ワシは極道失格や思てます。エスカレートして、犯した女の子の身ぐるみ剥がして全裸にしたうえ『この動画が出回ってもええんか？ 家や学校（会社）の周りにバラ撒くぞ』と脅して黙らせた。その日だけじゃなく、ずっと、その女の子から金をせびり続けてましてん。もう金は出ない、それで見切ったと思たら、駒ちゃん、無情にも動画を裏ルートに売りましてん。躊躇も何もおまへんでした。ワシを殴っておくんなはれ！ ほんまに、すんません！」
これを聞いた川村会長は、号泣しながら詫びるＴ氏を前に、しばし呆然としたそうである。事実なら、これまたとんでもない話である。
駒井氏は数々の非道を繰り返し、散々お世話になった暴力団組織も裏切っているから、本気で守ってくれる暴力団も仲間も、もういないだろう。いるとしたら先月号で報じた元奈良県生駒市議会議員で、現在は暴力団の企業舎弟であるＳ氏親子くらいだろう。
駒井氏の兄弟分・松田某
駒井のしごと |
ところで先月号の末尾に少し触れた駒井氏のパートナーであり、駒井氏の活動拠点のひとつになっている事務所が、有限会社エステート（滋賀県大津市神領）である。社長である徳村善宏氏はオレオレ詐欺の出し子（金の受け取り役）で逮捕歴があるそうだ。
現在、駒井氏はここを拠点に徳村氏と「仕事」をやっているというが、いったい何の仕事かな？
太陽光事業で多額の賃料が、旭電業からＡＳＫに入ってくるにも拘らず、駒井氏は岡山県美咲町の地上げを人に任せて、徳村氏と二人でどんな「仕事」をしているのだろうか。
因みに江戸時代の隠語で「仕事」とは盗人の「しごと」＝「悪事」という意味もあるらしい。
天網恢恢疎にして漏らさず。いつまでも胡坐をかいてはいられまい。続く。
旭電業鰹ｼ岡徹社長とメガソーラー