ど壺に嵌る旭電業鰍フ太陽光ASK駒井とズブズブな関係者

(敬天新聞 令和元年10月号 三面)


すさみ町議会で疑惑を否定する岩田勉町長(左)と上田順太議員


駒井の毒牙

旭電業梶i松岡徹社長=本社・世田谷区)と子会社である旭メガソーラーすさみ発電鰍ェ、鰍`SK(駒井裕社長=滋賀県大津市)と手を取り合い進めている和歌山県西牟婁郡すさみ町での大規模な太陽光発電事業(メガソーラー)で、ASK駒井裕氏のドス黒い計略にすさみ町の町長や町議会議員も毒されている事実が捲れてきた。

和歌山県の高級料亭の接待費が五〇万円、すさみ町の岩田勉町長に二○○万円、町議会議員の上田順太氏には一〇〇万円、元奈良県生駒市議会議長の酒井隆氏に一〇〇万円、酒井隆氏の友人で、太陽光設置の土地所有者U氏に五〇万円をそれぞれASKの駒井裕が渡した。その贈賄に使った裏ガネの原資は旭電業から出ていて、その額は二千万円。贈賄に使った金は五〇〇万円ですから、一千五〇〇万円は、駒井裕が着服した」(駒井氏の元仕事仲間F社長の証言)

和歌山県すさみ町の太陽光事業は、もともと通常運転できた可能性があったらしい。それが悪計に転落する分岐点は、元生駒市議の酒井隆氏に行き着く。酒井氏は市会議員になる前は、昔ながらの極道で義理人情は大切にしていた人物だったそうである。酒井氏は、駒井氏の元雇用主であった崇仁・協議会の川村眞吾郎会長と交流のあった人物である。

川村会長が重い病気で入院していた最中に、駒井氏は酒井氏から「川村会長は環境事業に詳しいから、相談しようと思ってたんやけど、和歌山県すさみ町に、わしの友達の土地があるんや。町の議員とズブズブの関係やし、町長も握れるんや。ま、カネ次第やけどな。カネも田舎町やから、そないにぎょうさん(それほど高額)は、せんでええしな。何か環境事業で使えまへんかな? ほんま、すさみ町やったら何とでもなるで!」という話を聞いた。

駒井氏は丁度その頃、友人(元暴力団仲間)である松田某から「駒井さん、もっと太陽光事業やりましょうよ!」と誘われていた。既に病床に伏していた川村会長の会社等から横領した金で、滋賀県大津市で土地を購入し、太陽光事業を松田某と進めていた事もあり、酒井氏の話と合わせて「和歌山県すさみ町で、太陽光事業をやろう」という方針を決めたのだ、と生死をさまよう闘病中に駒井氏がとった行動を、駒井氏の元仲間であるA社長が打ち明ける。

そして、すんなり話が進んだ大きな理由は「駒井裕、酒井隆親子、松田某は、六代目山口組系の企業舎弟であり、言わば兄弟分であったからだ」と川村会長は言う。

川村会長が病床に伏すこと無く健在であったならば、すさみ町がここまで汚されることはなかった筈である。川村会長は、京都の人権団体「崇仁・協議会」の代表として有名であるが、二つの会社の社長、二つの組合の理事長の肩書きに加えて、滑ツ境工学コンサルタントという公共事業における廃棄物処理のコンサルティングで業界トップの業績を誇る会社の顧問でもあった。つまり環境事業に精通していたのである。

もし川村会長が手掛けていたならば、先ず町役場の担当者と入念に相談し、住民説明会に力を入れていた筈である。知識も仕事の実績も無く、町の事など無関心で、金儲けが最優先の駒井氏によって、すさみ町は毒されたのである。


旭電業鰹シ岡徹社長


人脈を悪用

駒井氏は、かつて川村会長が主催していた『琵琶湖21日会』という異業種交流会で、出席した自民党衆議院議員の上野賢一郎氏や、幼なじみの滋賀県大津市会議員である竹内照夫氏に「メガソーラーを出来る会社を紹介して欲しい」と相談し、『琵琶湖21日会』で知己になった鞄倹シ電気(現鞄倹シE&E)森田宇一社長を紹介された。

この東西電気の森田社長は、長年に亘り自民党後援会に入っており、電気事業者として旭電業を駒井氏に紹介した。旭電業側から担当に抜擢された執行役員の片岡俊治氏は、森田社長や衆議院議員の上野賢一郎氏を信じたからか、肝心要の駒井氏に対する身体検査を怠り、コンプライアンスに抵触する契約を結んでしまったのである。

本来、旭電業は鉄塔が主な事業で、太陽光事業を本格的にスタートしたのは、松岡徹社長がへッドハンティングした太陽光発電に詳しい片岡俊治氏が入社してからだ。政府買電価格の大幅な減額から、片岡氏は松岡社長から直々に「買電価格が減額される前に、何としても、出来る限り多くのメガソーラーを稼働させろ。経費は心配するな」と厳命されていたという。

全権を任された片岡氏は、政府買電価格の引き下げと、時間的な制約に焦燥を感じるなか、運悪く元暴力団員で負の勲章だらけの駒井氏に出会ってしまったのである。

弊紙の連載により旭電業は、ようやくコンプライアンスに抵触する事の重大さに気付いたのか、駒井氏に対して執行役員である片岡氏を遠ざけ、代りに新しい担当者を用意したそうである。

とはいえ駒井氏は、 「片岡はオレの担当から外されよったわ! あのアホでは役不足やったからなぁ。今度は片岡の上司が担当になったんや。片岡より上やで! 片岡の上司を使えば、何でも言うこと通るわ!」と吠えているそうで、「やはり旭電業の弱みを握ってるのでしょうか?」と駒井氏の仕事仲間も首を傾げているという。


拡がるリスク

駒井氏が喜んで吹聴している『片岡の上司』というのは、山本隆紀専務のことらしい。山本専務なら、その経験や人格から駒井氏の「かわし役、なだめ役」が出来ると見込んでいるようだ。そして何より山本専務起用の一番の理由は、未だ駒井氏との関係を旭電業として切れないうえ、すさみ町の住民が騒ぎ始め、和歌山県内にある別のメガソーラーにも影響が出てきているからだ。

例えば、本来ならば直ぐにでも着工しないといけない和歌山県内の『海南市と和歌山市西庄』が失敗に終わってしまうリスクが出てきた。新たなエネルギーの普及支援を掲げる情報紙『新エネルギー新聞』には海南市のメガソーラーが八月着工という記事が掲載されたことがあったが、実は未だに出来ずにいるらしい。旭電業のメガソーラー稼働予定地として、ここにも「すさみ町と同じ問題」があるのだろうか。

旭電業には、太陽光発電の設置地域において、各々「旭メガソーラー」と名の付く会社が三十もあり、本社・岡山県(一か所のみ隠岐)として登記されているそうだ。

この際、監督官庁および警察当局は、旭電業の全国にある太陽光発電事業について、調査を行うべきではないだろうか。続く。


滋賀県大津市議会の実力者?
竹内照夫議員

駒井裕が鰍`SKの顧問だと吹聴する
自民党衆議院議員・上野賢一郎先生


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