ハレンチ接待で成りあがる!東証一部上場企業の執行役員

(敬天新聞 令和2年6月号 2面)


写真の構図

「事実は小説より奇なり」という言葉がある。小説は事実を元に書いたり、膨らましたり、連想したりして書くのであろうが、時にはそれを超える事実がある、という意味を言うのだろう。

そこまでオーバーな話でもないが、本来なら敵対してるライバル会社な筈なのに、接待漬けにされた上に、毎回金まで貰って、私的に楽しんでいる大手企業の執行役員がいるという情報が寄せられている。

この不正を指摘してから、もう半年以上も過ぎたが、未だに執行役員のままだというから、問題意識を持って頂くために証拠写真を掲載することにした。

ご覧の通り本紙面に掲載するには憚られる破廉恥な写真である。これを最初に話を耳にしたときは、大手企業の執行役員に対して、地元の下請け業者の代表が、役員を接待漬けにして事業を独占しようと考えた末の行為であると解釈していた。

ところが何と、この二人はライバル会社の関係で、片やその地域の事業の強化の為に本社から送られた支店長。迎え撃つはライバル会社の地元事業者という構図だったのである。

地元事業者と言っても、地元の名士で幾つもの公的な役職を持っていて、愛人三人を囲い産ませた四人の子供たちに、現金で五億円づつ生前贈与しているという大物だそうである。

長年築き上げた実績を壊されるわけにはいかない。そこでライバル会社の支店長を籠絡することにしたのだろう。その籠絡された方が、自ら裸になって女性を弄(もてあそ)び、もう一枚目では、何故か社員カードを首に掛けたまま弄(もてあそ)ばれ、凛々しい姿を、堂々と撮影させているのである。もう長く恒例として続いている行事だそうで、群馬銀行の支店長も参加したこともあるそうで、地元では知る人ぞ知る会合だったらしい。

因みにこの乱痴気パーティーが終わった後、執行役員には三十万円のお小遣いが渡され、その日泊まるホテルには必ず一晩の相手をする女性が用意されていたのだそうである。



驚愕の事実

接待しているのは、ちびまる子ちゃんのCMでお馴染みのミツウロコグループホールディングスの傘下、ミツウロコヴェッセルの下請け事業者「有限会社渡辺沖次郎商店」の渡辺誠社長である(写真の白スーツ)。

渡辺社長は群馬LPガス協同組合理事長、前橋ガス事業組合理事長を務めるインフラ事業関連の大物である。売り上げは年商数十億円だという群馬県の名士である。

一方、嬉々として接待されているのは日本瓦斯梶£ハ称ニチガスの執行役員で営業本部北関東支店長を務める滝瀬淳一氏である。二社はガスや電気を供給する、日本でも有数の優秀な会社である。

特に、いわずと知れた大手エネルギー事業者のニチガスは、主要株主が公的年金の運用を行っている政府系の独立行政法人GPIFなどから年金・投資信託の運用を委託されている日本の金庫番たる信託銀行である。ニチガスの執行役員足る者は、例え酒宴の席であっても職務上の関係者の面前で、破廉恥な振る舞いは差し控えるべきである。

この写真を弊紙が先行してブログに掲載したところ、地元では結構な騒ぎに成っていたらしく、このネタを元に恐喝事件も起こって、逮捕された者もいたらしい。

だが何故か不起訴になって釈放されているそうだ。実際に金を取っていたらしいが、弊紙がこの写真を掲載する以前の話らしく、弊紙と結びつけたかったようだが、その逮捕者は弊紙とは全く無関係で、知らない人物である。

しかし渡辺誠氏は地元では名士でありながら、一方で暴力団との癒着も有名だそうで、良識ある群馬県警の警察官からは「いい加減にしとけよ」と、注意もされていたそうである。

弊紙には、その暴力団との癒着を裏付ける写真も届いている。もちろんニチガスの滝瀬執行役員も渡辺誠氏の計らいで係わっているとの情報も得ている。

近頃は、一般社会における暴力団との交際は、食事会に参加しただけで罪を問われるほど厳しさを増している。暴力団との交際が発覚すれば、企業のみならず個人においても金融機関から取引を停止されるなど、社会的制裁を受けてしまう。ましてトラブルの揉み消しを依頼したり、利用したりすれば反社だの密接交際者であると宣告される御時世である。

弊紙は、これらを踏まえミツウロコ代理店の渡辺氏とニチガスの滝瀬執行役員に取材を兼ねて質問状を送ったところ、代理人弁護士を通じて、事実に合致しないとしたうえで「犯罪を構成するものではない」とか「本件は公共性に係る問題ではない」と回答してきた。

しかしニチガスに至っては、自社のホームぺージに公表しているコンプライアンス指針で、反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方として、「反社会的勢力との一切の関係を持たず、断固たる姿勢で臨む」とか「役員及び従業員等にそれぞれの立場でコンプライアンスを自らの問題としてとらえ業務運営に当たるよう、指導しています」と宣言している。

ともすれば、「赤城の山も今宵限りか」とは江戸時代の侠客である国定忠治の名台詞だが、滝瀬執行役員がこの台詞を添えて辞表を出す日も近いのだろうか?


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