山東昭子議員は知ってるの? 各誌が報じた浅井健二の狂気

(敬天新聞 令和3年3月号 1面)


S氏に届いた牛の生首・フライデー2001年9.28号より写真転載


牛の生首

上の写真は、「ギョッ牛の生首が大地主代理人に宅配された!」というタイトルでFRIDAY2001年9月28日号に掲載された「牛の生首」の写真である。

この記事は、JR三鷹駅北口の超一等地に三千坪もの広大な土地を所有する地主T氏が、乗っ取りグループから目をつけられていたことから、会社役員I氏に相談し、そのI氏が仕事仲間のS氏と共に対策に講じていたところ、I氏とS氏双方の自宅に嫌がらせで牛の生首が送られてきたことを報じていた。

I氏の言葉として、「誰が何の為に送って来たものかわっている。不動産トラブルにかかわっていることから、手を引かせようと、対立している関係者が仕組んだ」 「家族全員がショックで震えあがり、数日間食事が喉を通らなかった」とも書かれていた。

当時この記事では名前が全て伏せられていた。しかし近年、牛の生首を送った張本人であるという元・山口組直系天野組組長の天野洋志穂氏が、バリバリの武闘派で名を轟かせていた現役時代に浅井健二氏から多額の報酬を約束されて依頼されたことを明かし、ネットや各誌でそのことが報じられてきたのである。特に詳しく書かれているのは月刊タイムス2019年5月号に掲載された山岡俊介氏の記事である。

また、近ごろ出所してきた「狼侠」の著者・笠岡和雄氏にも、こっぴどく街宣車で叩かれた過去がある。


表と裏の顔

この浅井健二氏がその名を轟かせたのは「双海通商」のダミー会社を使って、魑魅魍魎蠢く難物件・六本木TSKビル(東声会の故町井久之氏が築いた)の整理に介入し、大儲けした地上げ屋としての顔である。この時も天野元組長が尽力したそうである。

一方、実兄が空手界では超有名な浅井哲彦氏(故人)であることから、その兄が築き上げた金脈と人脈を引継ぎ、警察人脈と政治家人脈を使い、今ではあの人気子役を次々と輩出しているタレント養成所テアトルアカデミーの実権を握るオーナーという顔で生きている。

またテアトルアカデミー本社と同じビルに入居する「日本空手松濤連盟」は、ベテランの村上誠一郎衆議院議員が会長に就き、同じく入居している公益財団法人「かけはし芸術文化振興財団」の理事長は山東昭子参院議長が務めている。

この本社ビルを取得するとき、テアトルアカデミーとかけはし芸術文化振興財団が設立した「M・E・S」という会社を使い取得したという浅井氏と山東議員の昵懇ぶりもタイムス記事には書かれていた。これまで浅井氏と山東議員の関係は、他誌などで何度も書かれてきたことだから、弊紙は周回遅れのような記事に過ぎないかもしれない。

しかし、それでも今回取り上げたのは、浅井氏がこれまで行ってきたことの、その内容が余りに鮮烈で、卑劣で、桁違いの印象を持ったからである。しかも現在、そのような過去が全くなかったかのように、多くの青少年や子供たち、或いは親御さんに、人気タレントの鈴木福くんや小林星蘭ちゃんのように成りたい育てたいという夢を抱かせ、その育成を担う日本一有名な子役タレント養成所に携わっているからである。


浅井健二氏


自民党は自浄せよ

自民党の重鎮として今や参議院議長まで務める山東議員とは特別な仲だともいわれている。山東議員は8期連続当選の兵で、今や自民党の顔と言ってもいい存在である。少なくとも女性議員のリーダーの一人であるのは間違いない。

暴力団との断絶には過去は問わないとも言われたが、やはり許容範囲はあると思う。浅井氏はライバル業者を潰す為に「天野洋志穂氏に依頼し、鮮血の滴る牛の生首を宅急便で送らせた」というのだから、狂気の沙汰である。

天野氏は約束の報酬を貰ってないと訴訟まで起こしているそうだ。一方浅井氏は、その件での報酬は十二分に天野氏には払っていると周囲に語っているそうである。

いくら過去の話であっても、この話の真実と是非を問わないではいられなかったから弊紙は敢えて今、世に問うのである。ちょっとしたことでも、コンプライアンスや良識を問われる時代である。この件を、このまま風化させて良いのだろうか? これだけ話が世に出回っているのだから、この際、山東昭子議員は自ら、浅井氏に真実を質してみたら如何か? それとも知ってたのかな?

このところ離党が相次ぐ不祥事続きの自民党だけに、是非ともこの件は蓮舫ちゃんや清美ちゃんや瑞穂ちゃんが、国会で騒ぎ立てる前に、自浄作用を見せて頂けますよう切に願って止みません。


村上誠一郎議員( 自民)

山東昭子参院議長( 自民)

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