青山メインランド西原社長と摩訶不思議だらけの恐喝事件

(敬天新聞 令和3年4月号 3面)


性癖で大炎上

首都圏を中心にマンション投資やマンション経営で名を馳せている株式会社青山メインランド(本社・東京都千代田区内神田)の西原良三社長が、タレントの卵を強制性交未遂したというネット記事の削除依頼をしたことに絡んで、西原社長を恐喝したとして、それぞれ別のグループ三組が逮捕された事件で、一組(二人)は実刑になり刑務所行きとなったが、他の二組は無罪になったそうである。

元々この記事の出どころはアクセスジャーナル(山岡俊介氏)で、実名報道していたのを松浦正親という者が総会屋として有名な竹ノ内昌虎氏に頼んだところ、実名がイニシャルに変更されたことで、その謝礼として西原社長が金を払ったという話だったようである。ところが、あっちからも、こっちからも、強制性交未遂の話で金を要求されたものだから、西原社長が被害届を出したという話であったが、事件は何だかおかしな展開と成っている。

これには、事実と違うことが創作されて、自分が助かりたい為に嘘ばかり言った者が居たようである。

証言というのは二人でも見解に相違が出るぐらいだから、そこを捜査当局に責められたり、賺されたりして、自分だけ首尾よく逃げた者がいたらしい。とにかく事件化したい当局の思う壺である。

そもそも、ある芸能事務所の社長が所属する女性タレントを引き抜かれて損害を被ったとして、別事務所社長を訴えていた裁判で、移籍した女性タレントが「西原社長への枕営業を強要された為に前の事務所で仕事を続けるのは困難だった」と法廷で証言したことから、西原社長の「枕営業疑惑」は明かされた。

西原社長も、こんなに大きな話になるとは思いもせず、アクセスジャーナルが取り上げた実名報道がイニシャルに変わったところで、糠喜びし過ぎたのではないだろうか? 西原社長のオーナー会社には女優の「橋本まなみ」が所属する芸能事務所アービングもあり、芸能界とのつながりも深い。西原社長の女性タレント好きは、今に始まったことではないというから、今回たまたま著名な山岡俊介氏に書かれたかもしれないが、いずれ何処かで書かれる運命だったのだろう。

西原社長も、本来は被害届を出すようなタイプではないらしいが、現在は実業家として押しも押されもせぬ地位に居るらしいから、保身のために恥を凌いで仕方なく「被害届を出した」と言うのが、真意のようである。

しかし自ら招いた性癖の顛末だから、自業自得といえばそれまでだけど、問題は大きくなる一方である。現に自分が普段から「女性タレントの卵」を紹介させていたという男を刑務所に行かせてしまったらしいし、自分の実の妹の彼氏というのも今回捕まった側に居るということで、家族間でもギクシャクしているそうだ。

無罪判決が下された裁判では、無料通信アプリLINEでの二人(被告側)と社長のやりとりなどから、社長の証言には不自然な点があり、信用性が低いと指摘されている。「社長から記事を消してほしいと依頼された男性らが、断り切れず現金を受け取った可能性を否定できない」と裁判官は述べている。今回は運良く被害者になっているけれど、これを期に女性関係を控えたら如何だろうか?


青山メインランドの西原良三社長


相次ぐ無罪

それにしても三組が逮捕され二組が無罪になったというこの事件は複雑怪奇で本当にわかりにくい。誰が嘘を言っているのか、警察の勇み足だったのか、まだまだ謎だらけである。

被害者と被告の言い分が異なるというのは、別に不思議ではない。誰もが自分に有利なように調書を取るというのは、当たり前である。慣れない者は警察や検事に調書を作られてしまう場合もあるが、慣れ過ぎてる者は、自分に都合よく騙る者もいる。調書と言うのは、真実を語るべきものであるが、現実には騙し合いみたいなところもある。最近の事件では、鳴り物入りで逮捕されたにも拘わらず、不起訴だとか、処分保留で釈放される事例が非常に多い。中には拳銃が出たとか、覚せい剤の現物が出たとかいうことで逮捕されたにもかかわらず、不起訴で釈放される事例もある。十年前なら考えられなかったことである。

西原社長の強制性交未遂による恐喝事件で考えられることは、功を焦って逮捕手続きに瑕疵があったとか、逮捕構成要件の中のどこかで、小さなピースが足りなかったとか、ほんのちょっとした警察側のミスなのであろうが、それが資本主義社会では推定無罪の原則から許されないのであろう。


西原良三社長を囲む会にて


カリスマ社長

ところで弊紙には西原社長に纏わる投書が相次いで届いている。中には西原社長はカリスマ社長であるという投書もあった。と言っても悪い方のカリスマだ。投書にはIR汚職事件で秋元司議員に依頼されたとして証人買収で逮捕された「佐藤文彦も、青山メインランド出身です」と書かれていた。佐藤文彦といえば陸上自衛隊名簿の流出やデート商法の松尾某が全盛の頃、スルガ銀行にも食い込んで提携ローンをローンパックしていた男である。

一緒にやっていた新山隆史も青山メインランド出身であるそうだ。また青山メインランドは成長期に武闘派ヤクザで有名な後藤組とズブズブだったそうだ。その当時の青山メインランドは、不動産屋なのかフロント企業なのか、或いは組事務所なのか見分けがつかない程だったと書いてある。 その後、西原社長は政界、芸能界、スポーツ界などの人脈が広がったことで、後藤組とは疎遠になったということだ。ヤクザを利用して成長した社長の典型的なパターンである。

そういえば助成金詐欺で捕まった塩田大介も青山メインランド出身だったっけ? 赤坂辺りのヤクザ事務所に出入りして毎日麻雀してたと聞いていたから、てっきり懇意にしてたのは住吉関係とばかり思っていたら、後藤組関係だったんだね?

それでも今では投資マンション業界でトップクラスというから、大したものである。その成長に絶対に欠かせないのが「提携ローン」であるそうだ。投資マンションは提携ローンがなければ全く成り立たないそうである。ところが普通の銀行は、ワンルームマンションを融資対象と見ていないそうである。

そこで投資マンション業界の神と言われているのが「ジャックス」なのだそうである。このジャックスこそが、青山メインランド成長の原動力であるという。

 ジャックスと提携できる会社は、成長を約束されたことの証しであるそうだ。 ジャックスはバブル崩壊後も投資マンション業界でローン提携をしている老舗。「ジャックスはローン審査が緩く、低所得者でもローンが何件も組めることで、何件も嵌めれる。金消契約行為は全部不動産屋に任せ、融資実行前に電話で本人確認するだけなので手間と時間が省ける」というのが業界の噂らしい。

そのジャックスが何故青山メインランドの西原社長を支え続けているのか? 今回の警察沙汰で他の金融機関は引き始めてるという噂もあるが、ジャックスだけは取引続行なのだそうである。その理由は、西原社長の芸能事務所アービングに在籍している「白石朋也」というタレントの父親がジャックスの投資マンション部門の重役だったからだそうである。

何れにしても西原社長は今回は深く反省して女遊びを控えた方がいいだろう。そうしないと青山メインランドの命の綱であるジャックスから本当に切られることになるかもよ。

幸い弊紙がジャックスに質問状を送ったところ、特別な関係で繋がっているのではないという感じの返答が丁重にありました。まーわからんけどね。デート商法やシュアハウス、かぼちゃの馬車に不正な金を出すだけ出していたスルガ銀行の例もあるからね。

ところで恐喝容疑で無罪になった二組は、これから青山メインランド西原良三社長に対して、損害賠償訴訟でも起こすのかな? まだまだ当分この話は目が離せないね。つづく。


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