(敬天新聞 令和3年6月号 3面)
裏座談会とは |
弊紙のホームページで、毎週一回月曜日に記事を更新しております「週刊記者クラブ楽屋裏座談会」をこの紙面にてご紹介させていただきます。
インターネットの記事は余り見ていないという方も、是非とも毎日更新している「敬天ブログ」と併せて、ご覧いただく機会に成れば幸いです。
この座談会コーナーでは、各方面で活躍されております先鋭のジャーナリストや情報通の方々に集まって頂き、座談会形式で好きなように語って頂いてます。
何かの理由でお蔵入りになった話等を好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えて平成26年1月にスタートし、今月で配信第240回を迎えます。
週刊ですので、当紙面の編集時点で、直近の記事を一つ掲載させて頂きます。新鮮で多彩な記事はホームページでご覧ください。
座談会の参加メンバーは以下の通りです。
・A氏(全国紙記者)
・B氏(週刊誌記者)
・C氏(民放TV記者)
・D氏(フリー記者)
・E氏(風俗誌記者)
・W氏(証券会社OB)
【第237回 令和3年5月17日号より】
(前236回の続き)
――嫌かどうかは読者が判断することです。この際です、思い切って話してくださいよ。
「ヘタに喋ったことがバレると、狭い『競馬サークル』で村八分になっちゃうよ(汗)――元々、競馬というのは血統を自慢する貴族の遊びだ。その貴族が自分の血統を馬に託した『代理戦争』みたいなもの。だから競馬場へ行くにも、まるで社交場並みの正装だし、馬券だって、今も販売しているのは単勝だけじゃないですか」――なるほど、競走馬の血統を重んじるのは、そうした理由だからですね。
「貴族の『代理戦争』が、今や単勝どころか、3連単などという馬券まで販売してるんですから、完全にバクチ。競走馬はバクチのための駒にすぎないのよ(苦笑)」――「競馬はロマン」などというのは噴飯ものですね(笑)
「馬は見た目も可愛いし、ロマンを語るにはうってつけの動物だから、一般大衆の共感を得やすいんだろうな。その気持ちは分かるが、しかし血統自慢をする場所が、今や完全に大ギャンブル場だもんな(笑)」――変われば変わるものですね。
「一般の馬券購入者にとっては当然、ギャンブルだが、レースの賞金が高額になったことで、馬主にとってもギャンブルになっちゃったんだよ」――馬主のギャンブル?
「昔は、ダービー馬を持つことが馬主にとって『名誉』と考えられていたのだが、今では賞金を稼ぐ馬を持つことが馬主の最大の『目的』だ」――名誉よりもカネ。拝金主義に凝り固まった競馬ですね(笑)
「馬が聞いたら『俺たちを走らせて金儲けかよ』って怒るよ、きっと」――なるほど、そう考えれば競走馬がそれぞれ、ひとつの「株式会社」であり、競走馬の購入額が、株式会社に対する「出資金」というわけだ。とすると走れども走れども勝てない馬は、売り上げが伸びないポンコツ会社なんだ。「上手な誘導尋問で、みんな喋っちゃいそうな雰囲気でヤバイな(笑)」
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B氏「相変わらずのコロナ騒動で日が暮れる毎日にわたしも疲労困憊。もうクタクタです(笑)」
A氏「まったくだ。――こうした国家的な非常事態にあって最近、『大東亜戦争当時の世相に似ている』ということを耳にするが、さもありなん。国家というのは、時代が変わっても同じなんだな」
D氏「ホント、そっくりですね。――『屠れ米英 われらの敵だ』(大政翼賛会)、『1億 今ぞ敵は米英だ』(写真週報)、『往け 米英にとどめ刺すまで』(情報局)酒と米英 平和の敵だ』(日本国民禁酒同盟)なんて、米英を『コロナ』に、往けを『射て』に替えればピッタリです」
C氏「『権利は捨てても 義務は捨てるな』(用力社)、『非常時乗り切る 協力一致』(愛知県)、『醒めよ国民 今は非常時』(久留米市)、『不断の努力に 非常時なし』(山口県)、『一億日本 心の動員』(東京標語研究会)、『国に縋るな 国を負え』(報知新聞社)、『燃ゆる団結 長期の固め』(名古屋新聞社)なども的を射とるな」
E氏「『空襲だ!水だ!マスクだ!スウヰッチだ』(東部防衛司令部)も『コロナには 自粛だ マスクだ ワクチンだ』にすればピタリと収まります」
B氏「『今は非常時 酒はやめ時』(朝日新聞社),『飲んでて何が 非常時だ』(日本国民禁酒同盟)、『大和魂も 酒で濁る』(日本国民禁酒同盟)、『酒呑みは?瑞穂の国の 寄生虫』(同」、『戦場より危ない酒場(同)、『飾らぬわたし 飲まないあなた』(日本カレンダー株式会社)は、そのまま使えますよ(笑)」
D氏「酒については、『飲んでて何が非常時だ』(日本国民禁酒同盟)、『赤い顔から赤字出る』(同)、『酒屋太れば妻子は痩せる』(同」、『増える酒量に減る寿命』(同)、『一杯二杯三杯失敗』(同)というのもありますよ)
A氏「『権利は捨てても義務は捨てるな』(用力社)、『聖戦へ 民一億の体当たり』(同)、『聖戦だ 己殺して国生かせ』(同)、『我が家から 敵が討てるぞ経済戦』(大日本婦人会)なども、聖戦をコロナ収束、我が家をワクチン、敵をウイルスに替えれば、ガースー首相の言葉そのもの。――ホンマに日本人に限らず、人間ちゅうのは『懲りない生き物』やな(苦笑)」
C氏「極めつけは『進め一億火の玉だ』(大政翼賛会)――今のような非常事態下にあって気ィつけないかんのは、コロナ禍のドサクサ紛れに、平時ならできない憲法改正などの気運が高まることだ」
B氏「今回のコロナウイルスは、いくら言って聞かせても分からないバカな人間を矯正するために、天の神様が遣わした『閻魔様』かもしれませんね」・・・
『紀州・ドンファン怪死事件』(2018年)に続いて、近々にも『京都・王将社長射殺事件』(2013年)に動きがあるとの噂。この事件は殺害手段が特異なこともあってマスコミでも甲論乙駁、犯人探しに躍起だったが、今や迷宮入り事件? 扱いだっただけに、もし噂通りの展開になれば、ワイドショーを賑わせることになるのは必至であろう。――本日は、これにて!
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