貸した金返せ!と提訴された片岡一雄佐世保市漁協組合長

(敬天新聞 令和3年7月号 1面)


片岡氏の横暴

現在、長崎地裁で行われている佐世保市漁業協同組合長の片岡一雄氏に対する「貸した金500万円返せ請求訴訟」(令和3年(ワ)第29号)が面白い。

佐世保漁協の片岡氏といえば、今から5年ほど前、弊紙の街宣部が遥々遠征して糾弾した男である。

佐世保市漁協組合のドン片岡一雄氏と奇抜な名刺


片岡氏は、漁協の組合長という立場を利用した素行の悪さが目に余り、佐世保港の周辺における公共工事に携わるものなら知らない人はいないといわれている。

片岡氏はその昔、第一次大平正芳内閣(昭和58年)で郵政大臣を務めた国会議員の白浜仁吉の秘書だったそうで、「昔とった杵柄」なのか、地元では剛腕な人物として恐れられ、幅を利かせているそうである。

 

特に、佐世保の港湾周辺における公共工事に至っては顕著であり、自分の意向通りに事が進まないと、様々な嫌がらせをして工事の邪魔をするそうだ。

弊紙が遠征してまで糾弾するに至ったのは、佐世保市が「国防の町」といわれるほど米軍や自衛隊の関連施設が多く存在し、佐世保港が「国際海上輸送網又は国内海上輸送網の拠点となる港湾」であり、「その他の国の利害に重大な関係を有する港湾」であることから、我が国の「重要港湾」と位置付けられているからだ。

故に防衛省(九州防衛局)が発注する公共工事があるのだが、片岡氏は、その入札で意に沿わない業者が落札すると、その業者に「俺に挨拶がないとは何事だ!」とか「挨拶代をもってこい!」と恫喝し、不当な請求をすることから、佐世保市で仕事をする業者の間では「片岡のオヤジに『みかじめ料』を収めないと仕事が出来ない」とまで言われていると聞いたから糾弾したのである。

国防に直結する防衛省が発注する工事に対し、私腹を肥やすために妨害するとは、まさに国益を害する国賊行為ではなかろうか。

その佐世保漁協組合長の片岡一雄氏に対し、現在「貸した金返せ請求訴訟」が行われているというのである。



ええ恰好しい男

今回の「貸した金返せ請求訴訟」は、片岡氏とは旧知の関係で、後ろ盾に成っている長崎県では有名な暴力団組長の由良孝司氏が仲介しての話である。

金を受け渡す時には片岡氏、由良組長、貸した金返せの原告である長崎県で著名なネット情報誌「JCNET」を主宰する中山洋次社長、この金を出したA氏の4人が同席している。

ことの発端は、片岡氏が由良組長に借金を申し込んだそうであるが、由良組長が手持ちがなかったのか、A氏に借金を申し入れたらしい。A氏にすれば、500万円もの大金を由良組長に直接貸すのは不安だったのか中山社長を間に入れての貸金にしたようである。

片岡氏のその用途であるが、片岡氏は佐世保漁協の組合長でもあるが、県北の漁協組合長会の会長でもある。

そこで県北の各漁協組合の組合長ら十数名で、組合長会として米国に漁業研修会という名目の海外旅行に行くことになって、親分風を吹かす為に、一人あたり50万円の小遣いを渡したかったらしい。その甲斐あって親分としての面子を保つことが出来たそうだ。

その金を借りる条件として、A氏には公共工事の資材納入を受注させるという約束もしたそうである。ところがその後、仕事もくれないし金も返してくれないのだそうである。

そこでJCNETの中山社長が、500万円をA氏に返済したうえで、片岡氏に「こらーっ、貸した金ば返さんかー。アンポンタンの片岡め。わーがばっかり、よかかっこするな。相変わらず腹ン中ン、よそわしかやっちゃなー」と怒り長崎地裁に提訴するに至ったのである。

その第4回口頭弁論が、6月21日に行われた。50万円の小遣いを貰った一人である平戸島の志志伎漁協の後藤正喜組合長が証人として申請されているそうだ。この件では、どこかの場面で佐世保市の朝永則男市長も登場するという。

興味のある方は是非、JCNETが配信するネット報道で詳細を知るか、長崎地裁に足を運んで頂きたい。

それにしても自分がええ恰好するために借りた金ぐらい、色でも付けて払うのが筋だろう。佐世保市漁協組合長の名が泣くよ。高級外車を乗り回すわりにはケチな男だね〜。



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