長崎県で時代錯誤の問題噴出!恫喝で西海市の漁業組合を牛耳る男

(敬天新聞 令和4年8月号 2面)


西海のドン?

長崎県に第二の「片岡一雄」が出現したということを地元のネットメディアである「JC‐NET」(長崎奉行・遠山金四郎)が報じている。

片岡一雄というのは、佐世保市漁業協同組合を牛耳り、「漁業権」を独占して振り廻し、国や県による公的な港湾事業の入札等で、落札した業者に組合長印を押さないことで困らせ、下請けを強引に入れたりして「佐世保のドン」として名を馳せている男である。白浜仁吉という政治家の秘書から身を起こした御仁で、弊紙が出張街宣した男だ。

その第二の片岡一雄組合長と噂される男は、柏木世次(旧姓・田中世次)という西海大崎漁業協同組合の組合長である。近頃、西海市地区(西海大崎漁業協同組合・大瀬戸漁業協同組合)では、国による洋上風力発電所計画が「FIТ(再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度)」によって進められているのだが、幾つもの関連協議会を立ち上げ、その全てを牛耳り、事業者に協力金を要求するのだと言う。

こうして手にした金を流用したのかどうかは知らぬが、柏木世次の生活が一変し羽振りがよくなっていると専らの噂である。自分の意に沿わない人物に対し、個別に恫喝している音声記録が公開されているが、聞けば聞くほど、ま〜、品が無い事。これではまるで恐喝屋の様相だ。

しかも、「いっちょん長崎弁で喋ってなかばい」と思っていたら、和歌山県出身というではないか。それなのに、脅し文句は終始関西弁である。そう言えば、菅原文太主演の「仁義なき戦い」が流行った頃、広島弁で話すのが流行ったからそういう類なのだろうか?

第二の片岡一雄組合長として、西海のドンを気取るなら、それくらいのハッタリも効かせなければ、海の男を纏めてはいけないのだろう。だが利権の独り占めは良くない。それに漁業関係者や周辺住民を騙すのも、威嚇するのもよくないだろう。今はジェンダー時代、力の強い者が力の弱い者に、分け与える時代である。時代錯誤も甚だしい暴力的言動で富の独占を謀るのは慎むべきである。


柏木組長、いや組合長の恫喝音声はYouTubeに公開されている


疑惑の金と恫喝

ところで、洋上風力発電の工事を行うのは、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)という会社であるそうだ。風力発電・太陽光発電などの自然を利用した発電事業が専門のようである。環境問題が世界各国で喫緊の課題となっているだけに、発想は素晴らしいし、これからの会社だろう。本社は六本木にあるようだ。元々は福岡に在った会社のようだが、成功して上京したようである。まだ余り世間には知られてないような会社であるが、長崎県ではつとに有名のようである。

しかし、どう見ても今回の地元対策は「アンフェア―」な手法である。地元対策費だか協力金だか知らないが、数億円を手にした柏木世次は、西海市の杉澤泰彦市長と組んで、反対する住人に有無を言わさずジャパン・リニューアブル・エナジー社の洋上風力発電所を作るという話しを強引に推し進めているそうである。

この話をするようになってから、この柏木世次は、自宅マンションを福岡に購入したり、地元に会社事務所を作ったり、高級外車を数台購入したり、風力発電事業を推進するための見回り船を6艇も購入したりしているのだそうである。恐らく、洋上風力発電所が完成したら、その後も「管理」を任されて、下請けとして、契約が約束されているのだろう。

柏木世次は元暴力団という噂もある。小さな田舎の町にこのような男が棲みついて、威嚇をすれば真面目で大人しい住民は、凍り付いてしまうだろう。自社の儲けばかりを考えて、地元住民の平和を乱すジャパン・リニューアブル・エナジー社には猛省を促したい。

近々、国会議員や県会議員が参加しての反対運動のシンポジウムが開かれるようである。多分その前に、この柏木世次と言う男は「脅迫」で逮捕されるのではないか。顔も言葉もプロ顔負けの迫力である。昔取った杵柄なのだろう。

強制的に町民を誘導し、反対する者は恫喝するなどして、トラブルを生じさせている実態をジャパン・リニューアブル・エナジー社は、承知の上なのか? 柏木世次による恫喝シーンの音声記録を聞いたのだろうか?

弊紙は、その辺も含めて事実確認するために、ジャパン・リニューアブル・エナジー社の竹内一弘社長に書面にて取材を申し入れたが、原稿の〆切りまでに返答はなかった。的を射ている質問ばかりで、答えようが無いということだろうか。続く。(※その後、丁重に回答書が届いたので内容については次回)


ジャパン・リニューアブル・エナジー(株) 竹内一弘社長


(取材の申入書↑詳細はクリック)


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