浜田靖一防衛大臣は元秘書の小宮久の不正受給を説明せよ

(敬天新聞 令和4年9月号 1面)


コロナ禍に乗じ

8月10日第二次岸田改造内閣が発足し、浜田靖一衆議院議員(自民)が防衛大臣に任命された。父親が「ハマコー」で知られているが、防衛大臣の経験があることから、差し迫る国難に備え、期待を裏切らない活躍を切に願う。



小宮久と浜田靖一防衛大臣


しかし、先ずは秘書であった小宮久が、とんでもない悪さをしているという幾つかの疑惑を解明し、説明するべきである。小宮久が、記者会見をしても良いとSNSで公言しているから、是非とも二人で記者会見して頂きたい。

その疑惑と言うのは、これまで何度も弊紙が報じ、週刊新潮2月3日号の「МONEY」という欄で詳しく報じられた犯罪に値する行為である。

日本にあるコンゴ民主共和国の関連施設を駐日大使から買い取り、その物件を賃貸してるように見せかけて、コロナ禍で経営難に陥る中小企業の援助を目的とする「家賃支援給付金」の制度を悪用し、公金を騙し取っていたというものだ。

しかも一つの物件で、借主の名前を換えて、何度も騙したというから悪質極まりない。給付金を担当している部署も、何故同じ物件で申請者の名前だけを換えて申請しているのを見破れなかったのだろうか? 

それは、嘘の賃貸借契約書や領収書を作って添付していたからではないか? 要するに確信犯である。

この利用した物件というのは、浅草にあったコンゴ民主共和国の大使館として使われていた場所である。

物件を売ったコンゴ民主共和国の駐日大使というのは、国際ニュースAFP通信で「コンゴ政府、駐日大使らを本国召還 『深刻な過失』理由に」と不祥事が報じられたラマザニ元駐日大使のことである。大使館に使用していた物件を勝手に売却するという前代未聞の不祥事を起し、本国に召還された人物である。


コンゴのラマザニ元駐日大使と小宮久


外交特権で金

問題はそれだけではない。更に小宮久は、外国に行って「金=インゴット」を買い付け、日本にあるコンゴ大使館に送っていたようである。

小宮久を良く知る情報提供者の話によると「病気療養中であったラマザニ大使の病院の治療費が、400万ほどかかったため、金の密輸で不正に儲けた資金で小宮が治療費を立て替えた。その他治療費を含め合計2千万円ほど小宮がラマザニ大使に貸し付けていた。それがきっかけかは不明であるが、ラマザニ大使は大使館を小宮の会社『T and T』に勝手に売却した」ということだ。

事実なら国際問題に発展する話ではないのか? 浜田議員は、どこまで知っていたのだろうか?

「小宮は、台湾で仲間に金を購入させ日本のコンゴ大使館ラマザニ宛に送らせていた。バックには国章と国旗が記載されコンゴ民主共和国の名と外交行李が英語で記載されていた」(情報提供者)

つまり、手荷物検査を避ける外交行李(外交特権)を利用して金をバックに入れて日本に送っていたようだ。

浜田議員が防衛大臣に任命されたその日、朝日新聞が早速動いたそうだ。他の大臣は、統一教会との関係でマスコミに追われていたが、浜田議員だけは統一教会との関係では無く、元秘書小宮久の給付金詐欺について追われていたようである。

この不正を告発をしているのは、片山さつき議員の元公設秘書だった磯脇賢二氏である。磯脇氏は、自ら小宮久の家賃支援給付金詐欺の片棒を担いだことを公表し、自己の詐取分は弁済した上で、告発しているのだ。

浜田議員の事務所では「正式な秘書契約はない」と記者たちに言っているようだが苦しい言い逃れである。

小宮久が使用していた「衆議院議員浜田靖一秘書」という名刺を持ってる人は何人もいるし、何より片山さつき議員が、あるパーティーで同席していた浜田議員に向かって「うちの秘書(磯脇)をあまり(小宮に)こき使わせないで欲しい」と注意した事もあるそうだ。

今は旧統一教会と自民党の問題が話題の中心になっているけど、食傷気味になってきたので、一服の清涼剤として、近々この件が世間の耳目を引くかも知れない。

ところで、磯脇氏が給付金詐欺に協力して不正な利益を得た件で、他に協力者がいるそうだ。鰍gKKキャピタル・マネージメントの木下慎也代表と、鰍gAMAメディカルサービスの濱本誠栄代表である。因みに濱本氏は銀座でクリニックを経営する医者であるそうだ。医者でもこんな片棒担ぐんだね〜。


小宮久が同じ物件で複数の賃貸借契約の偽装に使用した領収書の一枚


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