SKB廣野高一と今村哲也の儲け話に高齢者は御用心!

(敬天新聞 令和4年11月号 3面)


今村廣野コンビ

ペテン師の今村哲也が、仮想通貨を商材にした詐欺まがいの話で、金を集めているので糾弾して欲しいという被害相談が寄せられていることを、弊紙は昨年12月号で報じた。

今村哲也と言えば、ウィズ・アセット・マネジメント(小西正也代表)が虚偽の説明をするなどして出資金を集め、今村哲也が代表だったインフィニティ・ホールディングス(無登録で貸金業をしていた)に金を流したとか、フジテレビ主催のツタンカーメン展で仕掛け人として反社と共に暗躍したとかで、これまで何度か追及したことのある人物だ。

今回の話は、廣野高一という人物が今村哲也の相棒で、この二人がつるんでやっているのは、仮想通貨DSTO(ディースト)らしく、「今なら1単位当たり10円で買うと、100円で売れる。売却額は10倍なので5千万円が5億円になる」という口実らしい。

今村哲也の被害者A氏は、「非常に口が旨く、熱心に勧誘をしてくるものだから、言われるがまま一般社団法人ディースト名義の口座に二回に分けて5千万円を振り込んでしまった」という。

その後、連絡に応じなくなり、廣野高一が代わりに対応すると言って連絡をしてきたそうである。


真面目そうで物腰が柔らかいという廣野高一氏


廣野高一については、鰍mEGTECのSKBという仮想通貨を謳った被害も拡がっているようで、多数の相談があった。

知人の紹介で廣野高一に3千万円騙し取られたという70代の女性Bさんは、知人数人と合わせて、総額一億円くらいの被害に遭っているという。

「とても真面目そうに見えたし、台東区根岸三丁目にある自宅に行くと奥さんと子供も居たので、つい信じてしまい、返す返すと言われながら数年が経ってしまった」(Bさん)

今村哲也も廣野高一も、被害者が怒って警察へ行くと言うと、「金は返しますから、警察署に行くのは勘弁して下さい」と言って、空約束をして、また逃げまわるというのがお決まりのようだ。

今村哲也は、危なくなってくると、会社ごとマヌケな男に譲って逃げるのが得意のようだ。過去のウィズ・アセット・マネジメントは、違法行為で金融庁から、金融商品取引業者の登録取消処分を受けた。その時も、小西正也代表が矢面に立たされ処分を受けた。今回は廣野高一が、その役に選ばれたということか?


NEGTEC(廣野社長)主催の「2018ミス日本酒東京大会」には
当時の松島かれんデジタル大臣・宮内秀樹農水副大臣が参加


金銭貸借に転換

廣野高一は、現在は今村哲也と決別したと被害者たちに説明していると言う。今村哲也が住まいである中央区勝どきのマンションを引き払い、行方が分からないのだという。

真面目そうで物腰が柔らかく、儲け話を巧みに騙るものだから、前出の高齢女性Bさんは、信じて大金をを渡してしまったそうだ。だが約束は反故にされ、返金もされていない。

被害者達が金を返せと迫ると、新たなビジネスで大金が入る予定があるから、来月には必ず返金しますと言って延命を図るという。

廣野高一は、自宅で妻と幼い子供と暮らし、返済を厳しく迫る人たちには「泣き落とし」も使う。情に厚い高齢者はそれでまた騙される。だから、廣野高一は「逃げも隠れもしない詐欺師」だと、被害者の間で呼ばれているそうだ。

廣野高一は、そんな情に厚い高齢者たちに「このままでは返金されないのではないかと不安でしょう?」等と言って、これまでの契約を「金銭消費貸借契約」に変更すれば、「お互いに(明確な債務と債権が生じるから)安心でしょう」等と言って、金銭消費貸借契約書を交す。これは典型的な事件化逃れではないか? 結局、いつまでも金を返してもらえないので、被害者が警察や弁護士に相談に行っても、金銭消費貸借契約を交わしたことで、「お金の貸し借り」だから事件に成らないとか、提訴したからといって金が戻ってくる訳ではないと咎められ、途方に暮れて泣き寝入りである。しかし、そこに至るまでの経緯をよく調べれば、廣野高一に非があるのは明白である。

最近では、「画廊で高価な絵画の売買に携わっている。今、売れそうな絵画があり、売れたら大金が入ってくるので待ってほしい」と言うのが、廣野高一の言い訳らしい。

とはいえ、自宅で家族と悠々と暮らし続けているのだから、それを賄うだけの財を成していると言うことに、被害者も気付くべきである。金が入れば、被害者ではなく自分の懐に入れるのが常である。被害者の催促を躱しながら、繰り返し新たなビジネスとカモを探すのが彼らの仕事だ。こういう輩の儲け話には、くれぐれも気を付けて頂きたい。また、どんな儲け話であっても、必ず「損をする」というリスクが伴うことを知るべきである。



今村哲也氏が被害者に送ったLINE

その都度ウソをついて誤魔化す


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