海砂利産地偽装の問題業者に厳しいお達し!? 侮る松浦企業

(敬天新聞令和5年2月号 1面)



松浦企業(株)本社

悪事千里を走る

弊紙が投書を基に昨年8月号の記事とブログの連載で追及していた海洋土木事業を手掛けている大手マリコン業者が絡む海砂利の産地偽装問題で、どうやら当局から関係者などに厳しいお達しがあると言う噂がある。

投書の概要は、金銭トラブルで、裁判所から仮差押え中である筈の宮城県丸森町の採石場から「大翔」と言う業者が海洋土木に使用する「捨石」を採掘し、相馬港界隈の別業者を中継して、横浜港界隈の大手マリコン業者に「産地を偽装した捨石」として搬入しているという話だった。

何度か連載している内に、全ての悪事を指南していた黒幕が見えてきた。その人物とは、松浦企業(株)(横浜市鶴見区寛政町1番6号)の取締役工事部長「山田裕」と、宮城林産(株)の「熊谷」である。彼らの指揮の下、東亜海運産業(株)、(株)青木組、若築建設(株)等の大手までもが悪事に加担し、それらの配下に「(株)大翔」と「(株)環境資源開発」が蠢いていると言う図式が出来上がっていたようだ。

万が一、当局の調査が入れば、即刻「大翔」と「環境資源開発」が、トカゲの尻尾として切り捨てられることも決まっていたようだ。

東亜海運産業(株)の親会社である東亜建設(株)では、悪質な下請け業者や犯罪指南役などから子会社を引き離し、事情を把握していないマリコン他社に交代しようと計画中だと話題になっていたそうだ。

松浦企業や宮城林産は、法人として立件される恐れがあるが、指南役をしていた「山田裕」や「熊谷」たちに関しては、「個人的犯行であり法人は無関係だ。懲戒解雇する」と切り捨てて逃げることが想定されているという。

悪事千里を走ると言うが、このシリーズが始まってから業界からの情報提供が、どんどん寄せられている。当局にも随分と証言が集まっていることだろう。

健全なマリコン関連他社は、この産地偽装問題を「他山の石」として、くれぐれも悪質な業者や犯罪指南役を近づけないよう身を律してもらいたい。



松浦企業(株) 松浦泰弘社長



三流の意地

弊紙には、いまいち内容がよく分からない「海砂利偽装物語り」だったのだが、松浦企業の取締役工事部長の山田裕と言うのが、弊紙の記事に対して、「どうせ金目当てのゴロ新聞なんか誰も読まないから、気にすることもないよ。三流新聞は無視無視。ほっとけばいい」と言ったという話を小耳にはさんだので、ならば三流新聞の意地を見せてやると奮起したのである。

この話には、松浦企業の山田裕が、下請けの高木という男を使い、元々下請けをしていた女社長のマイナス記事を地元のゴロ新聞に書かせて、仕事を乗っ取ったと言うのが背景にあるようで、それが回り廻って、関東のゴロ新聞(弊紙)に情報が流れて来たと言うような話である。

最初は、それほど興味のある話ではなかったので、一回だけ記事にして終わるつもりだった。しかし、先の「どうせ金目当てのゴロ新聞のブログなんか誰も見ないし、影響なんか全くないよ」と松浦企業の山田裕が言っていると聞いたから、それなら、ゴロ新聞の意地を見せようと奮起した次第である。

一寸の虫にも五分の魂と言うではないか。大手企業だからと言って、その様な驕り高ぶった発言は良くない。近々厳しいお達しもあると聞いたので、役所からペナルティーが出れば、弊紙もこれで参戦から外れることにする。だが、松浦企業の山田裕の行状だけは、常に監視しておこうと思う。どれほどの大手か知らないが、大手だからと言って、横柄な言動は慎むべきである。

今年も三流新聞の意地と底力を見せるために、世の中の不条理を正し、国益と国民の権益を守る活動に勇往邁進する所存である。 


三流ゴロ新聞にも、こういう時があった。

五味武氏(右)は当時のゴロ新聞のスターで、泣く子も黙ると言われ、パーティーを開けば政財界の大物や外国大使、芸能人他が3千人も集まる力があった。

方や中島繁治氏(左)は地方新聞協会の会長である。この2人の争いに仲介の労を取ったこともある(中央・筆者)

三流新聞にも意地はあるし、歴史もあるのである。(写真は平成17年9月撮影)


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