敬天千里眼―告発「YGK」第3弾

2008/03/10

ペテン師該GK山崎正弘と共同開発したマシンで東海大学がル・マン24時間レースに出場決定か!?

 東海大学(松前達郎総長)は世界的な自動車耐久レース「ルマン24時間」(6月14〜15日、仏ルマン市)への出走が認められたと発表した。同レースに大学チームが出場するのは初めてという。
 東海大では01年以来、元日産自動車のエンジニアで日産のルマン用レース車両の開発にもかかわった林義正・工学部教授を中心に、山形の機械メーカー該GK(代表 山崎正弘)と共同でルマン挑戦プロジェクトを進めてきたのだという。ところがこのYGKの山崎という男は金の為なら何でもするとんでもない男であるから、携わった学生達の夢が詰まったレース参戦に、どうやらミソがつきそうだ。

 「山崎に騙された。死にたいです」と被害を訴えるのは、岩手県で(有)遠野車輌工業という小さな会社を営む菊田隆氏である。
 菊田氏は、東海大学林義正教授と共にエンジン開発を行っていることで鰍xGK山崎正弘の言葉を信用し、1億円もYGKに投じる羽目になったのだという。その為、現在も借金に追われ生き地獄の毎日を虐げられているのだという。
「開発した装置を作る為の金型を製造する資金を貸してくれ」と言われて3千万円を貸し、上場話を語られ未上場株に4千万円を投じ、個人的に貸してくれと泣きつかれて5百万円を貸し、仕舞にはエンジンの製造権及び供給権を独占する契約だといって約7億円の契約を締結させられ、貸した金は契約金の一部として相殺するといって一銭も返してもらえず、いつの間にやら逆に契約金を早く払えと追い込みを掛けられてしまっているのだというから酷い話である。

 林教授は、かつて日産のレーシングエンジン開発総責任者として大変な活躍をした日本のレーシング界における権威である。山崎は、その林教授の名声の下、事業が開始すれば莫大な利益が得られると囁き「これだけの事業だから融資の心配はないよ」とか「お金は銀行がついてからでいいよ」などと協力的な甘い言葉を囁いてズルズルと深みに引きずり込んで行くのだという。
 菊田氏が契約金を支払えないことを理由に山崎は「契約は無効であり遠野車輌には何の権限もない!」と断言しておきながら、その後の株主総会では遠野車輌と6億6千7百万円のライセンス契約を締結したと発表し、その結果営業収益が9億7千7百万円に達成したとしているが、粉飾であり株主に対する暴挙といえるのではないだろうか。国税当局による徹底調査が必要である。

 東海大学松前達郎総長も当紙の取材に対して「レースなど出なくてもいいのだ!(学生としての本分ではないから)」とご立腹であったので、然るべく対応を願いたいものである。