当紙を利用し、東京馬主協会で漁夫の利を得た者達へ

2008/04/10

 第一東京弁護士会所属で元社団法人東京馬主協会副会長理事であった加藤豊三弁護士より突然ファックスを頂いた。当紙が八年前に書いた記事の中に事実無根の記事があり、(加藤弁護士が二回も懲戒処分を受けた過去があり今度受ければ資格剥奪の可能性あり、というもの)今も継続して掲載されている為、早急に削除をお願いしたい、というものであった。そしてその文章の中に「貴社に私の虚偽事実を通報したのは同じ東京弁護士会所属で現東京馬主協会副会長理事の森保彦弁護士ですか」という聴き慣れない弁護士名が記載されていたので、その当時の新聞記事を読んでみた。

 当時、私は馬主協会の実力者で横浜倉庫の社長であった小紫芳夫氏を叩いていた。その時、協会は二派に分れていたらしく、もう一方の雄であった保手浜派が10対12で絶対不利の状況だったらしい。そこで保手浜陣営にいたOが、私に小紫のマイナスイメージの情報を持ってきた。私自身は小紫の公私混同と横暴を暴き不正を追及することが目的であって、二派の争いには興味はなかった。ところが保手浜陣営から見れば当時副会長理事だった加藤豊三弁護士が小紫派の一番の守り神でここを倒さないと勝てないと踏んだのだろう。

 当時の新聞では小紫氏と同時に加藤弁護士も攻撃しているのである。私の記憶の中に、森弁護士や当時保手浜派であり現会長の国本氏に依頼された、或いは会ったというのはない。また当時の私を抑えるのに二〇〇〇万円を払った、という話があるらしいが、私の手元に一円の金も入っていない。誰かがネコババしたということだろう。確か保手浜氏からは「自分はもうこの争いには関係ない」というような電話か手紙を戴いたような記憶がある。

 当時、自分の陣営が実権を取ったらそれなりの御礼をするというような約束手形は貰った記憶はあるが、その後、Oは私の前から消えてしまった。私もこの話は忘れていたが、加藤弁護士の話では当紙が理事会にバラ撒かれたり、権力奪取に一役も二役も買って利用されたらしい。当紙を利用し、分け前は独り占めした連中がいるなら再度徹底して真実を追及したい。  白倉