未公開株販売の次の一手は「無担保転換社債」販売

2008/11/12

CFS社代表取締役・木村浩一郎の錬金術@

 本年7月18日、CFS社(港区赤坂7−2−3赤坂ジートルンク5F)は新規事業開発の資金調達を目的とした、オプション配当付き「第1回無担保転換社債」の発行を決めた。

 本社債の概要は、発行総額9,800万円で引受先は既存株主49名(関係者含む)ということだ。尚、利率は年6.0%で償還期限は平成23年12月10日となっている。

 因みに、同様の無担保転換社債には銀行金利並の低利息か、若しくは利息無しが常識(通常社債でも1〜2%)である事を踏まえれば、CFS社の本社債は最上級の投資案件といえる。尤も、これ程の高配当を確約する投資は、金を騙し取る事のみを目的とした、悪質業者による脱法紛いの現金調達で見受けられるが・・・果たしてCFS社の本社債は真っ当な投資案件であるのか?

 当方はCFS社代表取締役の木村浩一郎氏に、取材申入れを行なってはみたが、何ら返答はない。

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