渇。浜グローバルビジョン融資事案の顛末 其の一

2008/12/09

 暮れも迫ると、何かと銭絡みの持ち込みネタが多くなる。先だっては、横浜グローバルビジョン(横浜市中区山下町12−1)の依頼を受けたとする某ブローカーから「所有するタワーマンションを担保に3,500万円を早急に借りたい」と、駆け込みがあった。

 金融機関でもない当方に振って来る融資ネタの大半は事件絡みではあるが、無下に断るのも忍びないので、話しだけは聞いてやったのである。その内容は「横浜グローバルビジョンが株取引の投下資金が不足し、一両日中にも3,500万円を用立てして欲しい。契約は譲渡担保で構わないから、金利は安くして欲しい」と、随分と虫がいい話しであった。

  横浜グローバルビジョンにしてみれば、返済には絶対の自信があったのであろう。故に、借入金額と物担価値では間尺に合わない譲渡担保契約を条件に、速攻で銭を引き出そうとしたのではないか。

 取り敢えず、物担が確かであれば融資実行に問題は無いとの判断から、準備を進めていたところ、物担となるタワーマンション(川口市元郷2丁目=名称エルザタワー55)の前所有者に、然る人物の名があり、その事が本件融資に違う興味をもたらす事となった。

 その人物とは、高島易断総本部神聖館に所属する、風間和夫氏である。

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