仙谷由人衆議院議員(民主党=徳島1区)の、破産会社不正介入疑惑を追う @

2008/12/21

 仙谷由人先生に於いては、利権絡みの薄汚い話しとは無縁だと思っていた。

東大法学部に在学中に司法試験に合格し、政界に転じるまでの弁護士活動も、労組・日教組関連の事件事案を主に扱うなど、労働者階級の代弁者として彼なりに平等社会の実現を夢見て活動していた。勿論、政界進出の第一歩も、今では夢想家集団でしかない社民党の前身である、日本社会党の公認を受けてのものだった。

 そんな真っ赤っかな仙谷由人先生も、二度目の選挙で落選すると、あっさりと民主党に鞍替えし、先だっての民主党代表選では出馬意欲を示すなど(結果、不出馬)、党のベテラン議員としての存在感を、党内外にアピールするまでになった。青年期に抱いていた空想的社会主義への強い想いも、政界のどす黒い沼にどっぷり浸かりすぎたのか、すっかり忘れてしまったかのようだ。

 今では老醜を晒しながらも、地位と名声を欲するだけの、ごく平均的な議員先生である。只、その地位と名声を得ると、何故か、周辺に薄汚い連中が寄ってくるのだ。

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