株式会社パスコ糾弾街宣報告

2007/10/15

 東証一部上場の測量大手パスコが本年五月、長崎県雲仙市の自治体業務「雲仙市防災行政無線整備統合事業」の「調査設計業務」を委託された。当初、パスコ社は、総事業費22億円!を算定。しかし、高すぎると周囲の声があがる。更にパスコ社の設計内容は「松下電器産業」に有利な内容で作成(…22億円ので高額算定)。
 松下とパスコ社の裏取引を雲仙市のみならず、パスコの競合他社(日本無線・三菱電機・九工・日立・東芝)まで入札前にこれを了承!?―密約=談合?この談合に地元民族派団体が徹底抗議―8月23日入札は、約14億円で廉価落札(パスコ社算定の6割程度)落札業者は、やはり松下電気産業。パスコ社の設計では松下以外の業者では端から積算が困難で受注出来ない仕組みなため、価格は下げても松下が落札せざるを得ない


 よって、本紙抗議街宣部隊も都内でのパスコ糾弾を決行。

「落札した14億円が適正価格だったのなら、最初に提示した22億円との8億円の開きはなんだったんだ!」
「長崎県雲仙市の公共事業たる『雲仙市防災行政無線整備統合事業』は、測量コンサルタント企業といえど、
 徹底した、精査金額を弾くべきなのに、最初の22億円という丼勘定を、上場企業としてパスコは恥ずかしくないのか?
 この八億円もの開きを弾いたパスコの責任者を、なぜおかしいと追及しないのか」
「この松下電器産業しか落札できぬ、おかしな設計算定案をなぜ競合他社まで了承するのか疑問だが、
 問題ありの、この初期案に問題なしというなら、パスコ社は公共事業の測量鑑定する資格がない。
 なぜなら、パスコが算定する測量には、きちんと精査すれば、というより、
 怪しいと横槍が入り、精査すれば数億円の開きが出る公共事業の測量算定をするのだから、
 今後一切あらゆる『公共・自治体業務のコンサルティング』から撤退せよ!」
「今後、パスコのような企業に公金を扱わせることが無いよう、全国の自治体に注意を喚起する!」

と、先週パスコ本社にて抗議行動を行いました。

写真のように、
パスコ本社入り口には、多くの社員さん達があらわれ、我々の言動に姿勢を正して聞き入って下さいました。
パスコ社員の皆さん、パスコ社経営陣は今、一部上場企業パスコ社員として誇りを持つ貴方達の期待を裏切るような方向へと向かっております。パスコのみならず、企業の再生には内部の自浄努力が必要です。皆さまも、経営陣の間違いをパスコ社員として内部から追及されることをお勧めします。