2008/06/16
東洋大学は本部自体、大学を私物化し発注業務他の利権を牛耳る田淵順一常務理事派閥と、それを憂う反・田淵常務理事派との間で諍いが絶えない、正に文部科学省に「紛争校」指定をして貰いたいような大学に成り下がっている事は以前より述べている。
ところが最近ではその抗争の火の粉が、東洋大学父母会=「東洋大学甫水会」にまで飛び火したような事件が勃発している。言葉を変えれば、父母・父兄の方々まで東洋大学を牛耳っている者達の行状に耐えかね、立ち上がった第一幕のスタートと言えるかも知れない。
東洋大学生の父母らで構成される東洋大学甫水会は、「ある特定の女子事務職員が会計担当しており、その給与もその女子事務職員自身が決めて払っている、高額な給与を〜」だそうだ。これだけでも甫水会会員の父母らにとっては不可解極まりない不透明さだ。
昨年、これに輪をかけて東洋大学本部への疑心を膨らませるような事件が起きた。甫水会事務局員不正採用事件という。国から補助金助成金を貰っているとはいえ、東洋大学は私立大学である。不況から抜きけれぬ昨今東洋大学も本来人員削減を中心とした経営のスリム化を図るのが経営陣の命題だ。
にも拘らず、東洋大学経営陣は私腹を肥やす事にばかり気が行き、本来なら、これと言った日常業務もなく甫水会会員の父母達との連絡中継点でさえあればよい、臨時業務・補助業務のような職場として、真っ先に人員削減しなければならぬ様な甫水会事務局に勝手に人材採用をしたのだ。
採用されたのは志賀敏彦前甫水会会長の妻だった。そして甫水会会員のうち代表幹事の人々がおかしいんじゃないかと甫水会事務局や東洋大学側を攻めていたのだが、当人の志賀敏彦も猿山充廣も、そして甫水会常任理事でありかつ田淵と同じ東洋大学の常務理事である穐山幹夫に問い質してもノラリクラリと逃げを打つばかりなのだそうだ。
いつまでも逃げられ続けた甫水会の代表幹事の有志の人々は、ならば「公開質問状」という形で公開で事件に対する意見表明を仰ぐしかない、という事で東洋大学常務理事の穐山幹夫に送ったのが以下の公開質問状である。