2008/06/21
今回のこの「校友会無力化を企む田淵を許すな−湯本修明」画像については、内容的に@板倉校舎問題、A田淵常務の暴力団利用問題、B塩川総長の警察権力私的利用問題、と3つほど説明の要る問題が含まれているので、3回に分けて、一つづつ簡潔に説明してゆく。
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板倉校舎開設以前、東洋大学は校地不足と教育施設不足を解消する事を中心課題に校地予定地を探していた。
同じ頃、群馬県および板倉町の誘致♀ゥ誘により、約20大学が現地視察に訪れた。しかし、周囲の環境・交通の便も悪く大学用地として不適格と判断し、20大学の殆どが誘致勧誘≠断った。
そして塩川正十郎理事長から東洋大学の理事会に、群馬県板倉町の10万坪に及ぶ校地の誘致§bが出た。
塩川正十郎理事長が親交があった群馬県知事・小寺氏から誘致♀ゥ誘を受けたのだ。
しかし本来の大学誘致≠ニは、自治体が校地と施設を無償で提供して、大学が進出するもの。
東洋大学板倉校舎の場合、不明朗な取引が図られ、校地も施設も「東洋大学の自己資金」で建設する事になった。少なくとも購入する校地は、群馬県側に整地させてから引渡すか、整地代を負担させるべきなのにそれも東洋大学負担。
東洋大学に何のメリットも見受けられない誘致話。東洋大学にぶら下がる田淵産業%凾フ利権業者が口利き料で懐を潤すだけの群馬県進出。東洋大学界隈の政治資金調達や業者キックバックをゲットする為だけのイベントごとのようなもの。これを強引に決定に持ち込んだ人物が、当時の塩川理事長と田淵常務理事、張替理事だった。
菅沼晃元学長(現校友会長)をはじめ多くの大学関係者、有識者は反対した。しかし理事会・評議委員会を塩川、田淵両氏が「金は俺が作るから心配するな」と押し切り、板倉進出が決定した。
群馬県板倉町校舎の2学部=生命科学部と国際地域学部は現在、経営上失敗している。総額50億円をかけた大プロジェクトだった。しかし、予想されたとおり学生は集まらず、国際地域社会学科・生命科学部は定員割れを起こし、偏差値では40を切り、誰でも入学できるFランク学部として位置づけられた。
恐ろしい事に田淵常務理事は、今、早くもこの2学部(生命科学部・国際地域学部)を移転させようとしているそうだ。板倉町校舎は廃墟化?