東洋大学卒業生室問題−A田淵常務の暴力団利用問題

2008/06/21-2

 「校友会無力化を企む田淵を許すな−湯本修明」画像については、内容的に@板倉校舎問題、A田淵常務の暴力団利用問題、B塩川総長の警察権力私的利用問題、と3つほど説明の要る問題が含まれているので、3回に分けて、一つづつ簡潔に説明してゆく。 今回は校友会無力化を企む田淵を許すな−湯本修明」画像の書類に書かれている「A田淵常務の暴力団利用問題」に付いて。

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任侠に憧れる東洋大学常務理事

 東洋大学田淵常務理事は、東洋大学支配の障害になってきた過去には盟友であった湯本修明氏を色んな手段で東洋大学界隈から追い出そうとした。その一つが暴力団関係者に依頼して、湯本氏をビビらせようというものだった。一度目は以前田淵常務理事と親交のあった(弟のサム田淵氏絡みの)暴力団の方。

 二度目は清水司男(東洋大学空手道部監督)西村春樹(東洋大学校友会埼玉県西部長)を使者として池袋の暴力団関係者に依頼した。

 しかし二度にわたる暴力団組織への湯本氏つぶし依頼は、田淵常務理事の任侠ヤクザの「メンツ」を無視したド下手な駆け引きと、「報酬」を渋り出す生来のドケチ精神が任侠ヤクザの方々の男気に対しマイナスに働き、彼らにブチ切れられて話は終ってしまったとか。

 これら、暴力団関係者を使って東洋大学関係者を威圧するほどうまみがある話ってなんなの?と思うだろう。それが「東洋大学校友会洋々会卒業生の集まり)」を仕切る為だといったら、普通の人は「へっ、同窓会ごときの争いで暴力団が出るの?」というイメージになるだろう。

 しかし、普通の人には「思い出が一杯」の大学校友会も、(私立に限るが)その大学に出入りしている大学納入業者、東洋大学で言う所の「田淵産業」のような大学利権で喰っている者たちにとっては、大学校友会は「利権が一杯」の宝島なのだ。

 東洋大学校友会――これは田淵常務理事の権力の源泉で、全国60支部をもつ東洋大学校友会は、176名の代議員がいて、その代議員達が20名の評議員を選び、この選ばれた評議員の中から校友会理事を選出、そして校友会理事校友会代表としての東洋大学常務理事を決めるのだ。

 ある私立大学の校友会を支配すれば、その大学全体が支配できる。大学のシステムによってはそれが可能で、東洋大学はまさにそれなのだ。

 それらのもっと詳しい話は本紙の過去記事などを読んでいただきたい。

東洋大学常務理事の大学内暴力

 田淵常務理事東洋大学校友会支配の為に、邪魔な湯本氏を暴力団を使って排除しようとしたと記したが、田淵常務理事自身がけっこう任侠系の世界、男の世界が好きらしく、昔、湯本氏と仲良かった頃だかは知人に対して「兄弟」と呼んだり、「義兄弟の契りを交わそう」と言ったりする茶目っ気も持ち合わせているらしい。

 しかし、そんなプチ任侠道は可愛いものだが、田淵常務理事は学内プチ暴力も好きでそれが周囲をかなり苛立たせるらしい。

 例えば、田淵常務理事の相手の優劣、自分に従うか従わないかの判断手段として「相手への肘鉄」を多用するらしいのだ。

 わけわかんないだろう、普通の人は。簡単にいうと、いきなし肘鉄を与えて相手が反撃するかどうか確かめる。肘鉄をくれて反撃してきたら、ごめんごめん本当にごめん、と謝ってその場を切り抜ける。

 肘鉄をくれて、相手がびびって目を白黒させると「こいつは気弱だ。手下に使える」みたいに判断する。

 もう東洋大学という由緒ある大学の常務理事がやることじゃない。喧嘩の出来ない「使いっ走り」や「苛められっ子」同士の上下関係を決める心理戦のようだ。…信じられないでしょ。

 以前にも岩手県の東洋大学校友会岩手支部総会で、本部から参加した森若修治氏に肘鉄を加えた。森若氏は東洋大学校友会常任委員会総務部長である。気丈な人だそうだから、田淵常務理事もハラハラしながらも上下関係を試したかったのだろう。

 肘鉄が森若氏の怒りに触れた。森若氏は「手下」にはならなかった。

 森若氏は平然と、近くの盛岡公園で話をつけましょう≠ニ言った。

 田淵常務理事は慌ててそんなつもりじゃない。森若君。盛岡駅まで俺の車で送るよ≠ニびびり、なだめ、へこへこ謝った。

 これでも東洋大学を資金利権面で牛耳っている、東洋大学の影の帝王と呼ばれている程の男なのだ、田淵常務理事は。

 なのに、相手が強いか弱いか暴力で値踏みし、向って来ると思ったらすぐさま腰を引いてしまうなんて、東洋大学常務理事という格式ある地位に似つかわしい人物か、否か、とか教育者としてあるまじき態度、とか言うよりヘタレぶりが際立っていて何も言えない気がしますよ。

 田淵常務理事東洋大学内暴力のさわりの部分はこんな感じらしい。本紙に情報提供してくれる人達は、「手下」にならない人達ばかりだから、田淵常務理事の「肘鉄以降」の暴力のエスカレートはあるかないかは知らないそうだ。

 「肘鉄」食らって、田淵常務理事の手下となる事で東洋大学内や東洋大学校友会支部で生きながらえている人は、本紙に連絡などくれないから、手下の人への肘鉄以上の暴力は本紙としてはあるかないか分らないのである。