東洋大学卒業生室問題−B塩川総長の警察権力私的利用問題

2008/06/23

 校友会無力化を企む田淵を許すな−湯本修明」画像については、内容的に@板倉校舎問題、A田淵常務の暴力団利用問題、B塩川総長の警察権力私的利用問題、と3つほど説明の要る問題が含まれているので、3回に分けて、一つづつ簡潔に説明してゆく。 今回は校友会無力化を企む田淵を許すな−湯本修明」画像の書類に書かれている「B塩川総長の警察権力私的利用問題」に付いて。

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塩川総長と警察権力(国家公安委員会)

 東洋大学校友会員(湯本氏)と東洋大学常務理事(田淵氏)間の超・個人的トラブルに、あの塩爺こと塩川正十郎東洋大学総長が介入し、湯本氏に架空の容疑をデッチあげ、警視庁に捜査させ湯本氏の気力を削ごうとした事は以前報じた。

 塩川正十郎東洋大学総長は、元国家公安委員長。事実無根の罪で一市民を捜査させる為、警視庁を動かす事も政治力で幾らでも可能だ。元国家公安委員長の立場を利用し、一市民を「逮捕させ実刑を食わせ刑務所送りにする」のは難しいが、一市民を「捜査」させる位、外見的には誰が実害を追う訳でもないから問題なし。

 一市民も単なる被疑者であるから、誤認逮捕や間違って実刑を食わせた訳じゃなく、国家賠償の対象にもならない。被疑者扱いされた一市民が精神的苦痛を受けたとか言っても、犯罪の予防の為だから精神的苦痛に配慮なんか要らない。実は人権侵害とか言っても相手にされない。だから警察権力を使える人々は、あらゆる場面でそのコネを利用するのである。

 警察権力を利用する人間には総じて臆病な小心者が多い。東洋大学塩川総長も例外ではなく、臆病ゆえ、攻撃される前に狂ったように『癇癪』を起し、大人である相手になだめさせるというパフォーマンステレビ東洋大学内でその地位を築いてきた。テレビでのキレ芸暴言は計算もあったろうが、東洋大学内での『癇癪』は相手の攻撃前に騒いで周囲の目を引き手出しされるのを防ぐという、完全に弱小動物の防衛本能によるものであるそうだ。

 商売の才覚というより、根回しやコネで生き抜いてきたような人生は、大阪布施の青年会議所理事長から始まり、布施市の助役、1衆議院議員大阪府第4区から自由民主党で候補し初当選、その後官僚で食いながら、どう食い込んだのか東洋大学理事長となり、まあ、いわゆる大学内の理事長とか常務理事を決める選挙で上手いこと理事長の座を確保し続け、その間に『国家公安委員長』にもなり、小泉改革でマスコミ用の「ご家老さん」的イメージで有名人になり、塩爺の称号まで与えられ現在に至る、と。

(しかし、政治家として何かを成し遂げたか、かんしゃくキレ芸パフォーマンステレビ的に一時だけ面白くても、その後なにが残ったか、国政に善い影響を与える事があったかどうかというと疑問しか残らない政治家ではあったが)

 そんな塩川東洋大学総長のエピソードを昨年11月頃に本紙で記載した。簡単にいうと東洋大学校友会茨城支部であった、有名人塩川総長の「有料」講演会の時に、講演を聴いていた人物が余りにいかつくて自分に放たれた刺客と思ったかどうかはしらないが、その人が立ち上がった途端、奇声を発して、講演会場から立ち去ってしまったのだ。

 その方は、東洋大学校友会会員の方で、お年寄りだが武道家でかくしゃくとして堂々として目つき鋭く一番前で講演を聴いていたので、塩川氏はその鋭い目つきを攻撃態勢と勘違いしてしまったのだろう。それにしても、奇声を発して講演を投げ出して出て行ってしまうとは余りにも気弱すぎて…こんな人が総長東洋大学は大丈夫なのかいな?と心配になる。

 まぁ、東洋大学総長という肩書きは、田淵常務理事塩川氏の為に作った物で、元々なかった肩書きらしく、塩川氏は大学経営というより、いざという時、警察権力の大ナタをふるってくれるボディガードとしてさえいれば、臆病だろうが奇行が目立とうが充分なのだろう。

 本題の「塩川総長警察権力私的利用問題」から大きくずれたが、このような上層部が東洋大学を牛耳っている。そして、総長や常務理事らがおかしい、民主主義のつもりで選挙で選んでしまったこいつらだから、また選挙によってこいつらを拒否し、新しい東洋大学を作ろう、みたいな、大まかに言うとこんな感じの事を東洋大学校友会の人や職員の人達が考えて、そしてその結果、東洋大学校友会内での田淵常務理事塩川総長の力がせっかく弱まってきた。

 しかし田淵常務理事らはあくまで東洋大学を支配し続けたいがために、自分達を否定する元祖・東洋大学校友会≠骨抜きにする必要があり、その為に作ろうとしているのが、新・東洋大学校友会≠ニしての東洋大学卒業生室≠ネのである。

 もう、東洋大学の現学生や気持ちよく卒業していった卒業生・OBの人達の気持ちなど、眼中にないということ。  

 東洋大学塩川正十郎総長は今や、シティグループ(=アメリカ)の日本戦略のための諮問委員会会長であり、シティグループ・日興シティホールディングス株式会社の名誉会長であり、シティグループの日本切り込み隊長であらせられる。過去に塩川氏は僕ら(議員)はあんたら(国民)と生活のレベルが違うやないか〜人間平等だと思っていたら飛んでもない間違いだ」と言っていたが、そういう人が財務大臣のキャリアを利用し、アメリカにすり寄り、自分達の東洋大学支配に手出しする者は国家公安委員長のキャリアで押さえつけるとは、何とも。