東洋大学工学部アースデイに参加。それと怪文書

2008/11/09

2008アースデイイン川越立門前

 東洋大学工学部第46回工学際が、つい先週の11月1〜3日に行われたばかりの東洋大学川越キャンパスであるが、本日も地元埼玉県川越市のイベントに積極参加していた。
 東洋大学生の参加していた川越市のイベントとは「2008アースデイイン川越立門前」と言って、埼玉県川越市内の蓮馨寺(れんけいじ)、旧鶴川座、熊野神社、旧織物市場を拠点会場に、蓮馨寺前の立門前通り商店街などを利用し、川越市の環境問題と国際交流を考えるイベントである。
 曇り空の中だが蓮馨寺立門前通りコーナーは、川越市環境部や市内の環境団体などの催しで賑わったそう(まだ、最中か?)。川越は歴史の街とも言われ、アースデイの会場となった熊野神社や蓮馨寺も由緒正しいが、旧織物市場や旧鶴川座も明治時代からの由緒ある建物である。

 東洋大学の工学部学生(環境建設学科グループ)は、この2008アースデイイン川越にて、川越市民達とまちあるきをしながら「川越アメニティマップ」を作成する役割を受け持っている。「川越アメニティマップ」とは、東洋大学工学部で「持続型共生教育プログラム―川越学」として「図形処理演習」の授業で作成しているもの。
 東洋大学工学部キャンパスが所在する、川越市街地域の環境情報をネット上で全ての人と「共有」できるようにするもの。本日九日の「2008アースデイ」イベントで川越市民と共に完成させるのだそう。東洋大学工学部では、昨年よりこの川越アメニティマップの作成をはじめたそうだ。

 川越の中心市街地における快適な場所(アメニティ)と快適ではない場所を調査し、川越市街地の今後の街づくりの課題を把握し、よりよい街にするための環境・空間デザインを提案していくというコミュニティ体感授業であり工学部環境建設の授業としては重要なものだろう。
 川越アメニティマップは2007年版が、東洋大学工学部サイトにてインターネット上で公開されている。建設学科グループの子達が撮影した地域・建物の写真とともに調査コメントが添えられており、地域限定情報としてはグーグルマイマップより親切である。
 東洋大工学部に入学して初めて川越に来た学生さん達の視点でコメントが添えられるから、地元住民にとっても役立つものになるだろう。民・学一体のプログラムとして面白いし、工学部学生の子達の将来にもこういう体験型の技術習得は役立つだろう。

本日の東洋大怪文書は職員作成?

 東洋大学は先日のブログにも記した通り、学生達に自由な発想で学祭運営を手がけさせるところはよいが、東洋大学経営幹部の常務理事やらまで自由気まま過ぎて、それが教授陣にも伝染し、ここ数日報じている「志賀高原リゾート人妻東洋大生事件」などが起ってしまっているのである。
 せっかく頑張っている学生さん達をがっかりさせぬよう、東洋大経営陣は身内の不正や疑惑をかん口令を敷いてうやむやになどせず、堂々と公表し悪は悪と断罪しなければならない。

 本日は、東洋大学職員やら東洋大生やらの間に撒かれた出所不肖の怪文書を以下に掲載する。

 職員さんとしては、この中に書かれている「事件加害者の両教授が無料でやるべき授業を有料で、別名目で講義料を貰っている規約違反」が特に許せなかったのではないだろうか。大怪我をした人妻に同情もあるだろうが、同じ東洋大で働く者同士に存在する差別に対する憤りの方が強いだろう。
 そういう、不満を持った職員は東洋大学内には沢山いるそうなのだが、それでも、元々「おいしい職場」である「大学職員」という仕事を棒に振ってまで追及しようとする人はいない。だから不正を働く側はやりたい放題となり、大学が利権の温床と化してしまうのである。
 東洋大学内には、今回の志賀高原リゾート人妻東洋大生事件の他にもウヤムヤになっている事が山ほどある。やはりそれを明るみに引きずり出して、不正を本当の意味でぶっ潰せるのは内部のものである職員さん達だけなのだが。(やはり生活があるから従い続けるしかないのか……)

追伸 先日のブログでは、最近の大学祭はお笑い芸人ばかり呼んで芸がない、それに比べて東洋大学(文京区白山キャンパス)は、硬派に民主党の小沢一郎を呼んでニコニコ動画で生中継するなどアイデアも素晴らしく、骨太でイイ!と記したが、東洋大学工学部(川越キャンパス)祭りでもお笑い芸人さん呼んでいたのな……。
 でも、東洋大学工学部の芸人さんセレクションはセンスいい。変に流行を追っかけて面白くもないレッドカーペット芸人を呼ぶんじゃなく、こだわりあって素晴らしい芸人さん達を呼んだと思う。「男のコント」を、真近で観れたなんて、ほんとメチャクチャ羨ましい。

敬天新聞ホームページ敬天ブログ | 東洋大学不正告発