照力よ 侮るなかれ 本紙をば
「看板に偽り」は無いが、経営者や社員の言う事に『偽り有り』?
 どんな盾(たて)をも貫く矛(ほこ)と、どんな矛をも通さぬ盾は、同時に存在し得ない。
 世界一強い矛で、世界一強い盾を一突きすれば答えは出る。少なくともどちらか一方が嘘=『矛盾』しているからだ。

 不動産『照力』は本紙の追及を躱そうと、嘘に嘘を重ね、矛盾に満ちた言動を繰り返して来た。
 即ち「共栄クリーン株を売却するつもりは毛頭ありません。福島県原町市の産廃処分場は、飽くまで我々照力の手で運営していきます」という嘘である。

 過去に本紙紙上で何度も述べたが、本紙は(株)シンシアが共栄クリーン株を所有していた時から「シンシア所有の株券はニセ株だ」と一貫して訴え続けて来た。
 何の根拠も無く、その日の気分や思い付きで訴え続けて来たのでは無い。そこに、主張できるだけの客観的証拠或いは論拠があってのことだ。

 本紙第51号、52、53、60、63、68号をご覧頂けば、名うての詐欺師=中平悦子こと中平明美から(株)シンシアに譲渡された200株が偽造株券である事は、容易に推し量ることができる。
 照力は、その(株)シンシアから株式の譲渡を受けたのだから、間に何人挟まろうが、どこまで行ってもニセ株はニセ株なのである。

 譲渡金額が3,000万円だか幾らだか知らないが(照力は本紙の取材に3,000万円だったと答えているが、虚言癖をお持ちの方の言う事は信用ならない)、共栄クリーンがどういう会社で、その株券がどのような経緯を辿って自分の手に渡って来たのかも調べずに買ったと言うのなら、それは自己責任の範疇であろう。
 紙くず同然に無価値となった株券を、便所紙に使うなり、記念に額縁に入れて飾るなり、好きにすれば良い。

 万が一、本年4月に福島地裁で下された判決がひっくり返っても、即ち今後、仙台高裁に於いて、照力が所有する共栄クリーン株が本物であるとの判決が下されたとしても、照力は「絶対に誰にも売りません。自分達で経営します」と本紙に誓ったのだから、やってもらおうではないか。
 総工費1,000億円の処分場建設工事を自分達の手で成功させ、更に共栄クリーンの債権者(暴力団、ブローカー、詐欺師、地面師等)から苦情が出ないように債務を処理し、尚且つ処分場予定地内の地主や、その周辺住民をも説得して、産廃処分場を運営してもらおうではないか。

 これだけの仕事を仕上げるのに、果たしてどれだけ莫大な資金が必要なのかは照力が一番よく分かっている筈だ。照力が何千億円もの現金或いは土地を隠し持っているのか、または照力の為にそれだけの資金を提供してくれるスポンサーがいるのか、何れにしてもせいぜい頑張って頂きたい。
 男が一旦口にしたからには、いや一度どころか何度も「売らない、経営する」と言ったのだから、照力という企業が虚言癖集団ではないことを証明してくれることを期待しよう――と言いたい所だが、残念ながら既に、現時点で照力が嘘を吐いている事は疑いようも無い。

 何故なら「照力は共栄クリーン株を5〜6億円で売ろうとしているが、なかなか買い手が見つからず困っている」という話は、今や業界では周知の事実となっているからだ(以前から同様の情報はあったが、今般確定的となった)。

 『天網恢々疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず』とはよく言ったもので、本紙の『情報網』も疎にして漏らさず、なのである。
 照力よ、侮るなかれ、本紙をば。
(つづく)

 
トップページ大企業(有名企業)大組織一覧
©2005 敬天新聞社
info@keiten.net