野崎クンの臆病賃年間1億数千万円

野崎クン(円内)と彼の職場
 野崎が暗躍している。野崎の前代未聞の赤っ恥行動に日大マンが大迷惑している、と前号に書いたら、日大教職員らしき者から投書がきた。野崎に付いてるボディーガードが24時間態勢で6名(常時2名の3交代制)。この費用が何と年間、1億数千万円(本当は数字も知ってるんだよ)だという。
 いくら何でも一理事の臆病賃が1億数千万円というのは信じられない話だが、投書にはそう書いてある。

 この金がない時代、こんな無駄なお金を省略する方法は簡単である。野崎君が常務理事を辞めればいいのである。これじゃ日大バンカラ節も台無しである。

 しかしこれがとんでもない方へ発展しそうである。この金の支払いであるが、学校側が払ってるらしいのだが、理事会では一度も、予算が組まれたことはないらしい。総長は個人的に了解しているらしいのだが理事会を経てない金の流出なら、「特別背任」にあたるのではないのか、と教職員の間では噂になっているという。何でこんな大問題をみんな黙ってるの?だからこそ、次期総長選も勝って自分の立場を固めておかないと、罪を問われることが恐いということか。

 なるほど、瀬在総長のお陰で常務理事にひき立てられ、おまけに財務、総務、人事まで任せられたにも拘わらず、次期総長担ぎを企んでる節があるとの情報があったが、野崎・山内(生物資源科学部元局長)ラインで佐々木(生物資源科学部学部長)氏を次期総長候補として担ぎ、食事会を繰り返しているようだ。佐々木先生も野崎と組んだら、通るものも通らなくなると思うけど大丈夫かなァ?

 慎重深いというか人脈のない、というか野崎は交際費の領収書を課長に決済させてるらしい。常務だから堂々と、部長決済でいいと思うが、信頼できる部下が少ないためか、或いは情報洩れを極度に恐れているためらしい(実際にはこうして洩れている)。

 「主婦の友」跡地は鹿島で決まり、との前評判であるが、これには前哨戦と誰かの策略がある。生産工学部の工事の時、大学側見積もりが、3億4,000万円で入札を行った。日大が発注したのが大林、清水、竹中、他1社だった。ところが各社が独自に試算したら、どう考えても5億近くかかる工事だということで、4社が入札を拒否。結局大赤字を覚悟で大成が取ったそうだ。何故大成が取らざるを得なかったかと言うと生産工学部は理工学部の弟分という立場の為、理工学部一本で食ってきた大成の恩返し工事となった。

 本来、主婦の友跡地は大林が取ると言われていた。ところが、大学方針の入札に参加拒否した、という理由で大林以下4社は外れ、代わって鹿島、西松、間、飛島を使うことにした。この中でスーパーゼネコンは鹿島だけである。ライバルのスーパーゼネコンは前哨戦で潰してしまった。
 鹿島に取らせる為、1年も前から誰かの知恵で工作した、としか思えないような見事な策謀である。
日大側買収契約担当は人事、財務、総務を握った野崎君である。野崎君にこれだけの知恵があるかなァ、鹿島の日大担当、網倉専務あたりの知恵だろうか。

 
 野崎クンを中心に展開?度重なる不可解な買収劇

 住宅公団のOBで国土交通省に強く再開発のベテランである松田真一郎氏を学経(総長推薦枠)で常務理事に入れたのには大きな理由がある。少子化に伴い、学生数が減っているのは日大とて同じである(バブルの時、都下へ進出した大学も、若者の回帰現象と共に都心へ戻らなければ、生き残っていけない)。
 日本一の予算を文部科学省から貰っていても、あり余る金がある訳じゃなく、主婦の友跡地買収には学内からも相当な反対論があった。いくら学生街の人気地区とは言っても、債権回収機構が査定評価を150億円と評価してるのにその3倍の480億での買収は誰もが不思議に思う。

 駿河台病院が狭いので広げたいが理工学部、歯学部を合併させ本部も移転という構想で、全学部に金を出資させるようであるが、合併しない学部から見れば、全く利用価値がない訳で1学部10億という数字には相当な不満が募っているらしい。
 それでもはるかに金は足りない、それには松田常務の力が必要である。松田常務には国から金を引っ張る手腕があるらしい。そういう意味では日大はいい人脈を仕入れてきた、ということになる。従って総長には絶大な信頼があるらしい。

 もう1つ、大きな疑惑がある。平成13年、主婦の友の跡地の隣りでNTTと馬術畜産の間に130坪程の土地があるが、三菱信託BKから大学側に売買の話があり、最初11億で話がきて、何度か交渉の末、9億で買い付け証明を出したら、歯学部も8.6億で買う事になり、その辺で決まっていたのに、何故か大和ハウスが5.6億で買ってしまった。
 買い付け証明を出してるのに2億5,000万も安い大和に売った三菱信託の動きも不自然だが、その大和ハウスから「これが適正な値段だろう」と言って14億(12億だったかな?)で大学本部が買い取ろうとしている(買い取った?)というのだから驚き。
 この時も買収担当者は野崎君だったらしい。何故わざわざ、大学が損をするような行為をするのだろう。
 一方では金が足りなくて松田常務の力を必要とし、また一方ではこんな無駄な金の使い道をして、みんな知ってるのだろうか。

 最近野崎君は人事権をまき散らかして、9月の人事を7月に発表して、恩を着せよう作戦で人脈づくりにやっきらしい。人事というものは直前まで伏せておいて、発表するのが通例で、事前発表は組織に害を与える。どうせなら丸山常務理事(理事長指名枠)が辞めて、1つポストが余ってるんだから石井宏広報部長を最後の花道で常務理事にしてやったらどうだい?
 君の為にウラで動いてあげてるらしいよ。筆者は石井広報部長に不信感を持っているのであまり好きではないが、彼も残り1年2ヶ月で退任。惻隠の情っていうのかな?

 マスコミ出身だけに知人も多いらしくいろんな所に声をかけてるらしいが、自分の手柄の為に動くのならそれはよくない、と思う。そうでなくとも瀬在総長を3期支えた陰の功労者として、立派に常務理事になる資格はあると思うよ。何に使ってるかは知らないが予算もたっぷり持ってるし。
次回は人事権を振り回して学部を引っかき回そうとする野崎君の近況を追ってみたい。
(つづく)

 
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