(敬天新聞 令和6年12月号3面)
札束と西川礦&西川隆士親子
礦&隆士親子 |
(株)アドバンスキャピタルの西川礦会長と西川隆士社長が、「金を借りては返さない」を繰り返し、多くの債権者が困っているそうである。二人は親子であるらしい。
不動産業者であるというアドバンス社は、東京の銀座に本社を構えるも、金銭トラブルを起こしては転居を繰り返しているようだ。
弊紙は金の貸し借りには興味はない。ただ日大の田中理事長時代の理事と組んで一世を風靡したあの安藤季賢氏からも、3億借りたまま返さないと言う話しを聞いたから、相当腕利きの詐欺師親子ではないかと興味を持った次第である。
安藤季賢氏といえば、嘗て日大筆頭常務理事兼理事長代理の石井進氏と二個一で、日大130周年事業の寄付金を集めていた人物だ。安藤季賢氏は日大応援団のОBで、石井進氏とは同期で、会社名まで(株)NU校友会(日本大学校友会)としていたぐらい日大と深い関係だった。
この石井進氏と安藤季賢氏は、別件で「日大の事業の下請けに入れてやると言うから3800万円渡したのに、全く仕事が貰えなかったので返して下さい」という訴訟を東京地裁に起こされてもいた。
また、ハウステンボスの再建を模索していたHIS創業者の澤田秀雄氏が50億円騙されたという騒動があったが、この件に関わっていたのも安藤季賢氏だった。
その安藤季賢氏は4年前令和2年1月に、サンドラッグ子会社の「サンドラッグファーマシーズ」に対し、日大付属板橋病院の近くにクリニックなどが入る医療モールができると騙り、「保証金を払えば薬局の出店を確約する」と嘘を言って、約2億円をだまし取ったとして逮捕されている。
その安藤季賢氏から、3億円を借りて踏み倒しているというのが、今回の主役である西川礦&隆士親子という訳だ。
弊紙に届いた西川親子に関する資料の一部(クリック)
詐欺師を騙す |
詐欺師にも白サギ(素人を騙す詐欺師)、赤サギ(結婚詐欺師)、青サギ(企業を騙す詐欺師)、黒サギ(詐欺師を騙す詐欺師)と色々あるようだけど、西川親子は黒サギかな〜?
だけど金を借りるには、それなりの担保や信用もいると思うけど。その書類そのものを細工するのだろうか? そうであるなら、明らかに事件であろう。だが今のところは、そこまでは分かっていない。
と言うのも、資料の中に筆者が苦手な不動産の謄本などが、数多く含まれており、不条理を理解するのに時間を要しているからだ。
しかし、紙面に掲載している資料の一部を読むと、借りっぱなしで、返さないという事例が幾つも記されている。
確かに高利貸しであろうが、詐欺師であろうが、約束に反して、返してくれないとなれば、頭に来るのは当然であろう。
因みに、安藤季賢氏が貸したまま返して貰っていない金というのは、日大の事業に絡めて稼いだ金ではないようだ。HISの澤田秀雄氏が、10名にも及ぶ名だたる詐欺師が介在したリクルート株の売買で儲かるという話に乗って、50億円を食われた事件に絡んで得た金で、その儲けから3億円を西川親子に貸して、貸し倒れになっているらしい。
弊紙に資料がごっそり届いているが、まだ深読みしていないので、詳細については、また次回に書くことしよう。続く。
安藤季賢氏は日大絡みの利権を騙り
4年前に2億の詐欺容疑で逮捕されている